ポテトチップスが体に悪いのは本当!?その真相と注意点を徹底レポート

ポテトチップスが体に悪いと言われる噂は嘘ではありません。

体に悪いと言われる一番の理由は、アクリルアミドという発がん性の高い物質が含まれることにあります。

しかし、アクリルアミドは様々な食品に含まれている為、ポテトチップスを食べないから安心という訳ではなく、絶対食べてはいけないということでもありません。

健康へのリスクを知り、食べる量や頻度を減らすことが大切です。

私にとって、ポテトチップスは大好きなお菓子の1つなので、今後絶対食べないということは考えられませんでした。

今回ポテトチップスについて調べると、私達消費者が安心できるよう、企業も様々な努力をしていることが分かりました。

低カロリーレシピもご紹介します!ポテトチップスが好きな方、体に悪い理由を知りたい方は、是非読んでみてください。

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ポテトチップスには体に悪い?過剰摂取に気を付けよう

ポテトチップスが体に悪いと言われる一番の理由は、アクリルアミドという発がん性の高い物質が含まれることにあります。

その他にも、ポテトチップスに含まれる「食品添加物」「糖質」「酸化した油」は、体に悪影響を与えると言われています。

しかし、これらはポテトチップスだけに含まれているものではありません。

ポテトチップスの健康への影響を理解し、食べる量や頻度を減らすことが大切です。

私は小さな頃から、ポテトチップスには馴染みがあり、おやつによく食べていました。

今でも、子どもを寝かしつけた後、ポテトチップスを食べながら好きな映画を見たりと、ひとり時間の贅沢に、ポテトチップスを選んだりもします。

ポテトチップスが体に悪いと言われる理由を一緒に見ていきましょう。

アクリルアミドは発がん性があり危険視されている

ポテトチップスにはアクリルアミドが多く含まれている為、危険だと言われています。

アクリルアミドとは、食品を加熱調理する際に生成する、健康に悪影響をもたらす可能性のある有害化学物質です。

農林水産省によると、アクリルアミドは発がん性があるであろうと指摘しています。

ヒトがアクリルアミドを大量に食べたり、吸ったり、触れたりした場合に、神経障害を起こすことがこれまで確認されているほか、国際機関は、動物実験の結果から、ヒトにおそらく発がん性がある物質とアクリルアミドを分類しています。

農林水産省

また、国際がん研究機関(IARC)でも、アクリルアミドは【人に対しておそらく発がん性がある】と分類しています。

アクリルアミドは、炭水化物を多く含む原材料を高温で加熱調理した食品に多く含まれます。

その為、ポテトチップスは体に悪いと言われているのです。

農林水産省によると、アクリルアミドが含まれる食品は多くありますが、芋類を加熱したものに、より多く含まれているようです。

食品名	アクリルアミド濃度最大値（μg/kg）
ポテトチップス	3770
フライドポテト	5200
トースト	1430
インスタントコーヒー	4948
ほうじ茶・ウーロン茶	567

一概に、ポテトチップスだけが体に悪いとは言えないのですね。

小さい頃、トーストしすぎて焦げたパンをもったいないと食べていたら、「体に悪いから食べたらだめ!」と親に注意されたことを思い出しました。

それもアクリルアミドが含まれるからという理由だったのですね!

食品添加物は安全性が認められているが食べ過ぎには注意

ポテトチップスには、食品添加物として調味料が含まれています。

この調味料の正体は、L-グルタミン酸ナトリウムという、うま味成分であり、ポテトチップスが体に悪いと言われる原因の一つでもあります。

私は、食品添加物について調べる前は、食品添加物に対して、ネガティブなイメージがあり、できることなら避けたいと思っていました。

しかし、毎食手作り料理はストレスが溜まり、続けられませんでした…。

厚生労働省によると、食品添加物は、食品添加物ごとに、健康への悪影響がないとされる「一日摂取許容量」（ADI）が設定されています。

そのため、必要以上に恐れることはないのです。

一日許容摂取量(ADI)とは、人が一生涯食べ続けても、健康に悪影響が出ないと考えられる1日当たりの摂取量のことを言います。

ポテトチップスに含まれるL-グルタミン酸ナトリウムも、ADIにより安全性が認められています。

食べ過ぎない限り、すぐに健康に悪影響を及ぼすという訳ではないのですね。過度に避ける必要はないと分かり、安心しました。

しかし、過剰摂取により、悪影響が出る可能性もあると言われているので、食べ過ぎには注意しましょう。

糖質の摂りすぎは老化の原因になる可能性がある

糖質を摂りすぎると、「糖化」という現象が体内で起こり、これは老化の原因につながる可能性があります。

炭水化物（糖質）は、体を動かすエネルギーとなる大切な栄養素です。

しかし、食べすぎると脂肪として体に蓄えられ体重増加の原因になることは、知られていますよね。

糖質を摂りすぎて起こるもう一つの現象「糖化」が、特に女性にとっては極力避けたいものなのです。

POLA公式サイトによると、「糖化」が起こると血液がドロドロになったり免疫力が低下したりという健康への影響がでると記載されています。

それだけでなく、肌のハリや弾力の低下、くすみなどの原因になることが分かっています。

この例えを読んで、リアルにイメージができ恐ろしくなりました。

良い化粧品を使ってケアするより「糖化」を避けたほうが良いのでは…と感じました。

カルビーの公式ホームページによると、カルビーポテトチップスうすしお味(60g)に含まれる炭水化物(糖質)は約30gです。

これはお茶碗一杯のご飯とほぼ同じ糖質量です。

糖化は、糖質の過剰摂取で起こる事なので、ポテトチップスに限った話ではありません。

しかし、間食に糖質量の多いポテトチップスを食べると、糖質の摂りすぎに繋がりかねないので注意が必要です。

ポテトチップスは油が酸化しないよう工夫がされている

油が酸化すると有害物質が発生し、食用には適さなくなりますが、企業側も対策しているため過度に恐れる必要はありません。

ポテトチップス等のスナック菓子は、加熱や時間の経過により、油の酸化が進むため、「油の酸化」という観点からも危険視されています。

日清オイリオ公式サイトによると、酸化した油は、普通に食べる程度であれば直ちに害があるとは考えられません。

しかし、気分が悪くなったり胸やけを感じる方がいると記載されています。

この酸化した油に含まれる有害物質は、下痢や嘔吐、腹痛、頭痛などの原因になったり、体内に蓄積し、認知症の原因になるともいわれています。

私は以前、開封後クリップ留めで保存していポテトチップスを、1週間後くらいに食べて胃もたれしたことがありました。

これも酸化油が原因だったのかもしれません。

酸化した油が体に悪いということは確かなようですが、酸化を防ぐために企業も管理を徹底しています。

湖池屋によると、油の酸化を防ぐために、袋内の空気を窒素に入れ替えていることが記されています。

(前略)ポテトチップスやスナック菓子は空気に触れていると時間の経過とともに油が酸化し、本来の風味やおいしさが損なわれてしまいます。窒素を入れてふくらませることにより、ポテトチップスやスナック菓子の酸化を防ぎ、袋内のお菓子をこわれにくくしています。

湖池屋

空気を窒素に入れ替えることは、カルビーでも同様に取り組んでいます。

また、カルビーによると、常に新しい油を使用しているため、古い油は残らないと記載があります。

ポテトチップス」の製造では、常に新しい油が使用されています。
「ポテトチップス」を揚げる際、じゃがいもが油を吸い、油がどんどん減ってしまいます。
油を切らさないよう、常に新しい油を注ぎ足しているため、古い油は残りません。

カルビー

一度開封すると、酸化や湿気が急速に進み、品質が損なわれていきます。賞味期限内であっても、開封後はすぐに食べきるようにしましょう。

私は、お得感からBIGサイズを買うこともありましたが、体のためにも、食べきれる小さいサイズのものを買おうと思いました。

カルビーでもアクリルアミドを減らす取り組みをしている

ポテトチップスを販売しているカルビーや湖池屋等、様々な企業で、アクリルアミドを減らす努力がされています。

アクリルアミドは、発がん性があるであろうと危険視されており、ポテトチップスが体に悪いといわれる1番の理由になっています。

農林水産省は「食品中のアクリルアミドを低減するための指針」を作成し、企業に呼び掛けています。

企業の様々な努力により、アクリルアミドを減らす取り組みの結果、アクリルアミド濃度は低くなっている可能性があると言われています。

普段、企業の影の努力は目にする機会があまりありませんが、今回調べてみて、私たち消費者のために、たくさんの努力を重ねていることを知り、少し安心しました。

ポテトチップスは昔からあるお菓子ですが、昔のポテトチップスと比べると、体への悪影響が少なくなっているのかもしれませんね!

また、農林水産省は、アクリルアミドを増やさないために家庭でできることとして、調理方法を工夫するよう呼び掛けています。

アクリルアミドは、高熱で調理した幅広い食品に含まれるため、アクリルアミドを一切摂り入れないということは不可能です。

しかし、食生活に気をつけたり、調理の仕方を工夫することで、食品からとるアクリルアミドの量は減らせます。

アクリルアミドに関しては不安は多いので、ポテトチップスの食べ過ぎには気を付けるとともに、自宅での調理方法等、見直そうと思いました。

ポテトチップスは高カロリー!食べ過ぎには注意が必要

ポテトチップスはおやつの中でもトップクラスで高カロリーです。カロリーの過剰摂取は、肥満や高血圧など様々な悪影響を与えると言われています。

北海道心臓協会によると、エネルギーの摂り過ぎによって肥満が生じ、肥満は高血圧、糖尿病、痛風等を引起こすことが記載されています。

高血圧、糖尿病、痛風等は、動脈硬化の誘因となり、動脈硬化は狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、腎臓病などの要因となる為注意が必要です。

単なる食べ過ぎが、これほど多くの病気に繋がる可能性があることを知り、食生活を整えることの大切さを、ひしひしと感じました。

ポテトチップスが高カロリーということは、なんとなくイメージが湧きますよね。

どれ程高カロリーなのか、実際に数値で比較してみましょう。

数値で比較してみても、ポテトチップスのカロリーは高いことが分かります。

どれも私の好きな食べ物ですが、改めてカロリーを数値で見ると、ほどほどにしようと感じました。

分かりやすく、毎日食べる白米と比較してみましょう。

白米を茶碗に一杯(約150g)よそったカロリーが約250kcalです。

ポテトチップスを100g食べると白米の2倍以上のカロリー摂取になってしまうのですね。

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、身体活動レベルが「普通」の場合、1日の推定エネルギー必要量は2,000kcal前後です。

【1日の推定エネルギー必要量】

年齢	男性	女性
18～29（歳）	2,650kcal	2,000kcal
30～49（歳）	2,700kcal	2,050kcal
50～64（歳）	2,600kcal	1,950kcal

1日3食の食事を摂り、おやつにポテトチップスを食べると、あっという間に1日の推定エネルギー必要量を超えてしまいそうですね。

厚生労働省によると、1日のおやつの摂取カロリーは200kcal以内が望ましいとされています。

カロリーの過剰摂取を避けるためにも、食べる量や頻度を減らすことが大切ですね。

ポテトチップスには健康志向の種類もある

ポテトチップスには、体に優しい原料と製法で作られているものもあります。

ポテトチップスは食べ過ぎると体に悪影響を与える可能性があることが分かりました。

しかし、ポテトチップスを無性に食べたくなることはありませんか?

私も無性に食べたくなり、子どもを寝かしつけた後にこっそり食べることがあります。

しかし、1袋食べてしまったときの罪悪感は大きいです…。

食べたときの罪悪感を少しでも減らしたいというあなたにおすすめのポテトチップスがありますよ!

株式会社テラフーズの【焼きじゃがプレミアム】です。

このポテトチップスはノンオイル・ノンフライ製法で作られ、美味しくてサクッと軽い食感に仕上がっています。

遠赤外線でじっくり火を通す為、発がん物質のアクリルアミドはほとんど無く、低カロリーでヘルシーなポテトチップスです。口コミも高評価ですよ。

朝飯食べたばかりだけどw
テラフーズの「カロリーを気にせず食べられるポテトチップス 焼きじゃがPREMIUM」をzkzk
ポテトチップスではないかな🤔ポテロングを平たくした感じ🥔でもなかなか美味しい👍#ASCA #今日のポテト🥔 pic.twitter.com/i07DHIUND5

— としあ🦋藍井エイルのスポンジです👍 (@roadster_nm7) December 2, 2023

テラスフーズの【焼きじゃがプレミアム】は、カルディ、成城石井、コンビニ（ナチュラルローソン）等で販売しています。

Amazon等ネットでも取り扱いがあるので、ポテトチップスを罪悪感なく食べたい方は是非チェックしてみてください!

手作りポテトチップスは電子レンジでとても簡単!

ポテトチップスは電子レンジで簡単に作れますよ!

農林水産省によると、芋類など油分の少ない食材を電子レンジで加熱する場合、アクリルアミドは出来にくいと考えられています。

油も一切使わないので、油の酸化の心配もなく、低カロリーで良いこと尽くしです!

材料はじゃがいもとお塩のみの、体に優しいポテトチップスを作ってみました。

電子レンジの種類によっては加熱時間が多少異なります。様子を確認しながら、必要に応じて加熱時間を調整してくださいね。

とても簡単に作れ、子どもたちにも大好評でしたよ!

「ママが作ったんだよ!」と伝えると、とても驚いていました。

手作りのおやつは、時間がかかったり、面倒なイメージは、ありませんか?

ポテトチップスなら洗い物も少なく、短時間であっという間にでき、忙しい主婦には嬉しいポイントですよね!

手作りのポテトチップスは、ポテトチップスの体に悪いとされる要因がほとんど含まれません。

子どもにも安心して食べさせられるので、ポテトチップスが食べたくなったときは、手作りもいいなと思いました。

まとめ

• ポテトチップスに含まれるアクリルアミドは発がん性があり、危険視されている
• ポテトチップスには、食品添加物として調味料が含まれており、安全性は認められているが食べ過ぎには注意が必要
• 糖質を摂りすぎると、「糖化」という現象が体内で起こり、これは老化の原因につながる可能性がある
• 油が酸化すると、有害物質が発生し、食用には適さなくなるが、企業側も対策しているため、過度に恐れる必要はない
• 様々な企業で、アクリルアミドを低らす努力がされている
• 家庭でも調理方法の工夫により、アクリルアミドを減らせる
• ポテトチップスは高カロリーで、カロリーの過剰摂取は、肥満や高血圧など様々な悪影響を与えると言われている
• テラスフーズの【焼きじゃがプレミアム】は健康志向のポテトチップスである
• 家庭でも電子レンジで簡単に、低カロリーでヘルシーなポテトチップスが作れる

ポテトチップスが体に悪いと言われる要因は、アクリルアミドや高カロリー等複数あることがわかりました。

しかし、これらの体に悪いとされる要因は、ポテトチップスだけに含まれるものではありません。

バランスの良い食事を心がけると共に、ポテトチップスの健康へのリスクを理解し、食べる頻度や量を減らすことが大切です。

私は昔からポテトチップスが大好きなので、食べる頻度や量は減らすものの、これからも、時々ポテトチップスは食べると思います。

その分、日々の家庭での調理法を見直したり、手作りのポテトチップスも時々作ろうと思いました。

ポテトチップスが健康面で気になる方は、紹介した健康志向のポテトチップスや、手作りのポテトチップスも是非試してみてくださいね。

＼原材料は国産馬鈴薯と国産こめ油、北海道産塩だけ！／