腎臓病の方や腎臓が弱っている方が多量のリンゴ酢を摂取すると、腎臓に悪い影響が出る場合があります。
しかし、一日の容量を守って飲みすぎなければリンゴ酢は腎臓に悪いものではありません。
リンゴ酢が腎臓に悪いと言われる原因は、リンゴ酢には「カリウム」という成分が含まれているからです。
そのため、腎臓病などでカリウム制限をしなければいけない方は注意が必要です。
私は以前、ダイエットや健康のためにリンゴ酢を取っていたのですが、腎臓に悪いということは聞いたことがなかったので驚きました。
今回はリンゴ酢が腎臓に悪いと言われる理由、リンゴ酢の効果やおすすめの摂り方などを詳しく解説します。
リンゴ酢が腎臓に悪いかもしれないと不安になっている方も、この記事を読めば安心してリンゴ酢を摂れますよ!
リンゴ酢は腎臓に悪い?毎日適量なら多くのメリットが期待
リンゴ酢にはデメリットだけではなく、継続的に飲むと多くのメリットが期待できます。
リンゴ酢とはリンゴ果汁を主原料としたお酢のことで、りんごのフルーティな味わいが特徴です。
私は酸っぱいものが苦手なのですが、リンゴ酢ならりんごのさわやかな風味がプラスされるので美味しく飲めそうです。
ミツカン公式サイトによると、お酢には以下の効果があると期待されています。
これらの効果を得るためには、毎日継続して大さじ1杯のお酢を摂ることが推奨されています。
私は以前、健康診断で血糖値が高いという結果が出たので意識してお酢を摂るようにしたいと思いました。
また、お酢を食前に摂ることで食欲を増進させる効果も期待できます。
お酢などの酸っぱいものを食べると、たくさん唾液が出ませんか?私は想像しただけでも唾液が出ますが、この唾液こそが脳や消化酵素に刺激を与えると言われています。
Q:どうしてお酢は食欲を増進させるんですか?
A:お酢のきいた料理を最初に食べることで唾液がたくさん分泌され、酸味が味覚や嗅覚を刺激して、食欲をコントロールしている脳の摂食中枢に働きかけるといわれています。同時に胃液の分泌を促し消化酵素のはたらきを活発にします。疲れた時、食欲がない時などには、お酢を使った料理で食欲が増し、消化吸収もよくなるわけです。また、体重をコントロールし正常に保ち、体内の老廃物や有毒物質を取り除くのを助けるともいわれています。
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つまり、リンゴ酢を食前に飲むと、身体が刺激されて食欲を増進させ、美味しく食事ができるというわけですね!
夏の暑い時は特に食欲がなくなりがちですが、お酢を使ったさっぱりした料理なら食べやすく、食欲も増すのは嬉しい効果ですね!
胃のはたらきを活発にさせる効果もあるので、胃腸が弱っている方にもおすすめです。
リンゴ酢が腎臓に悪いと言われる理由を徹底解説
リンゴ酢は腎臓に悪いと言われることがありますが、健康な人が飲む場合には何も問題はありません。
注意しないといけないのは腎臓病や腎臓が弱っている方ですが、絶対に摂取してはダメというものでもないのです。
一日に飲む量を守って、飲みすぎなければどなたでもリンゴ酢を摂取できます。
私はリンゴ酢は美味しく健康にいいものという印象を持っていたので、腎臓に悪いという噂を聞いて驚きました。
では、なぜリンゴ酢は腎臓に悪いと言われるのでしょうか?詳しく調査してみました!
腎臓が弱っている方はカリウムの摂りすぎに注意!
リンゴ酢が腎臓に悪いと言われる原因はリンゴ酢に含まれる「カリウム」という成分にあります。
カリウムを摂ると腎臓が悪くなる訳ではなく、元々腎臓が悪い方がカリウムを摂りすぎると健康に問題が起こる可能性があるのです。
カリウムについて大塚製薬が運営するウェブサイト「ADPKD.JP」によると、カリウムとは体内に存在し、人体に必要不可欠なミネラルの一種です。
カリウムは体内にある余計な塩分を体の外に出し血圧を下げる働きを担っています。
腎臓が弱っている方がカリウムを摂りすぎると、カリウムを尿で排泄できず、体内に蓄積して血中のカリウム値が高くなります。
カリウム値が高くなると、吐き気や脱力感など、体調に変化が現れることがあります。
カリウム値は、少し高い程度であれば無症状のことも少なくありません。
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しかし、カリウム値が高くなりすぎると、吐き気や脱力感(力が抜ける感じ)、不整脈(脈のリズムが乱れる状態)などの症状があらわれることがあります。
自覚症状がなくても治療が必要となる場合があります。
体調不良になった際に、自分自身でカリウム値が高いと判断するのは難しそうですが、カリウム値の上昇が原因の可能性があると覚えておくと良いですね!
私は最初にリンゴ酢が腎臓に悪いと聞いて怖くなりましたが、調査してみると適切な量を守れば大丈夫と分かって安心しました。
腎臓病などでカリウム制限をしている方は注意が必要ですが、腎臓に問題がない方は特に気にする必要はありません。
リンゴ酢は一日にどれくらいの量を摂ればいいの?
ミツカンの公式サイトによると、お酢の一日の摂取目安は約大さじ1杯(15ml)です。
リンゴ酢も同じく、摂取するのは一日に大さじ1杯程度にするのがいいですね!
リンゴ酢を飲むタイミングは食事中や食後がおすすめ
リンゴ酢はいつ飲んでも効果を実感できますが、特に食事中や食後に飲むのがおすすめです。
私はリンゴ酢を毎日飲んでみようと思いましたが、いつ飲むものなのか分からず迷っていました。
健康にいいものはなるべく効果的なタイミングで飲みたいですよね!
リンゴ酢を摂るタイミングについて詳しく調べてみました。
食事中や食後に摂ると血糖値サポートが期待できる
リンゴ酢に飲むタイミングの決まりはありませんが、特に食事中や食後がおすすめです。
リンゴ酢は食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待できます。
血糖値は食前は低く、食後は高くなります。食後に血糖値が急激に高くなると脂肪を体に溜めやすくなってしまうのです。
食事で糖質を摂ると血糖値が上がり、膵臓から血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが分泌されます。
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実は、このインスリンには血中の糖分を脂肪に換えて体にため込む働きが。
血糖値が緩やかに上昇するのであれば問題ありませんが、急激に上昇するとインスリンは過剰に分泌され、体に脂肪をため込みやすくなってしまいます。
ダイエットを意識している方はなるべく食後に血糖値を上げないことが大切ですね。
私はダイエットのために血糖値を上げないようにしたいので、なるべくお酢を摂るようにしようと思いました。
おかずの一品をお酢を使った料理にしたり、料理にお酢をかけて食べるのもいいですね!
リンゴ酢は爽やかな酸味が特徴なので、ドレッシングをリンゴ酢で作ると気軽に摂取できます。
また、お酢を使った料理が苦手という方は、食後にリンゴ酢を使ったドリンクを飲むのもおすすめです。
酸味が苦手な方でも飲みやすいドリンクは後の章でご紹介しますね!
空腹時に飲むと胃に負担がかかる可能性がある
リンゴ酢を飲むタイミングに決まりはありませんが、空腹時には注意が必要です。
お酢は強い酸性のため、空腹のときに飲むと胃腸を荒らしてしまう可能性があります。
私は空腹時に酸っぱいものを食べて胃が痛くなったことがあるので、いつも食後か他の食品と一緒に摂るようにしています。
また、お酢には胃腸の働きを活発にする働きもあるので、食欲が増進されて食べ過ぎてしまう恐れがあります。
食欲がない時には嬉しい働きなのですが、ダイエット中の方は注意しましょう。
どうしても空腹時に飲みたい方は、水などで5~10倍に薄めると胃への負担も減りますよ。
手軽に作れて美味しいリンゴ酢ドリンク3選
リンゴ酢は料理に使うだけでなく、ドリンクにして飲むのもおすすめです。
普段料理をしない方はドリンクにして飲む方法が簡単ですね。
好きな飲み物で割ったり、お好みのものを足したりしてアレンジして味を楽しめますよ。
酸っぱいものが苦手な私が色々な飲み物でリンゴ酢を割って飲んでみた感想をご紹介します。
水や炭酸水で割る時ははちみつを入れると飲みやすい
リンゴ酢の飲み方の中で、一番手軽なのが水で割る方法です。
私も実際にリンゴ酢の水割りを飲んでみましたが、酸味が強く感じられて全部は飲めませんでした。
そこで、甘みを足すためにはちみつを加えてみると、酸味がはちみつの甘さでまろやかになり、とても飲みやすくなりました。
酸っぱいものが苦手な方ははちみつなど甘みをプラスするアレンジをおすすめします!
水割りだけでなく、炭酸水で割るとより爽やかですっきりしたドリンクになりますね。
牛乳で割るとヨーグルトのようになり飲みやすくなる
リンゴ酢を牛乳で割るとまろやかでヨーグルトのようなドリンクになります。
私は牛乳が苦手なのでどんな味がするのが不安だったのですが、とろみがあって本当にヨーグルトのような味でとても驚きました。
お酢と牛乳を混ぜるとなぜとろみが出るの?
株式会社明治の「明治の食育」サイトによると、牛乳のたんぱく質は酸性になると固まる性質があります。
牛乳のお酢を加えることでお酢に含まれる酸がたんぱく質がくっつきあってとろみがつくのです。
とろみがつくことでお腹に溜まり腹持ちがいいので朝食に飲みたいと思いました。
作るのも楽しく、飲んでも美味しいのでお子さんと一緒に作ってみるのも良いですね!
リンゴジュース割りは爽やかでごくごく飲める
リンゴ酢をリンゴジュースで割ると、お酢の酸味が加わってさっぱりしたジュースになります。
お酢の酸味は感じますが、リンゴジュースが飲みやすいのであっさりとごくごく飲めます。
喉が渇いた時に氷を入れて冷たくして飲みたいと感じました。
レシピではリンゴ酢は大さじ1ですが、私は大さじ半分くらいのリンゴ酢の量で丁度良い酸味でした。
味を見ながらお好みで量を調節してみてくださいね!
リンゴジュースは砂糖が入っているものを使うとより飲みやすくなりますが、ダイエットや健康を気にする方は100%果汁の物を選びましょう。
リンゴ酢を使った簡単ドレッシングレシピをご紹介!
リンゴ酢はそのまま飲むだけでなく料理に使っても美味しく摂取できます。
リンゴ酢はりんごのフルーティな酸味が特徴で、ドレッシングに使うのがおすすめです。
上記の材料をボウルに入れ、よく混ぜれば完成です。
材料を混ぜるだけなので普段料理をしない方でも簡単に作れますよ。
ドレッシングにすることで、リンゴ酢だけでなく野菜もたくさん摂れるので健康的です!
私はダイエットや健康のためにサラダを食べるようにしていますが、ドレッシングの糖質やカロリーが気になっていました。
手作りのドレッシングだと市販のものよりも安心して食べられますね。
まとめ
- リンゴ酢自体が腎臓に悪いのではなく、腎臓が弱っている人がリンゴ酢を飲むと危険な場合がある。
- 腎臓が悪い人がリンゴ酢に含まれる「カリウム」を摂りすぎることで、血中のカリウム値が高くなってしまう。
- リンゴ酢の一日の推奨摂取量は大さじ一(15ml)程度である。
- リンゴ酢を毎日継続して摂ることで、内臓脂肪の減少、血圧を下げる、血糖値の上昇を抑えるなどの効果が期待できる。
- お酢は胃の働きを活発にし、食欲を増進させる効果も期待できる。
- 血糖値を抑えるためには食事中や食後にリンゴ酢を摂るのがおすすめである。
- お酢は空腹時に飲むと胃が荒れる危険があるので、食後に飲むか、5~10倍に薄めて飲む方が良い。
- リンゴ酢は水や炭酸水、牛乳、リンゴジュースなどで割り、はちみつで甘味をプラスすると飲みやすくなる。
- リンゴ酢はドレッシングに使うと野菜も一緒に摂れるのでおすすめである。
リンゴ酢は腎臓に悪い訳ではなく、リンゴ酢に含まれる「カリウム」を摂りすぎることによって腎臓に悪い影響がでる可能性があるのです。
一日の推奨摂取量の大さじ1(15ml)を守れば、必要以上に不安になることはありません。
私は酸っぱいものが苦手でしたが、リンゴ酢を美味しく飲む方法がわかったので継続して摂るようにしたいと思いました。
みなさんも1日大さじ1杯のお酢で健康な生活を手に入れましょう!