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みかんとオレンジの違いを解説!それぞれの特徴や栄養素を比べてみた

食材
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みかんとオレンジの違いは、品種が異なるため大きさや皮の厚みなどに違いがあり、みかんよりもオレンジのほうが香りと酸味が強いです。

味以外にも栄養素や効能に違いがありました。

柑橘系の中でよく食べるみかんとオレンジですが、実際何が違うのか分からないですよね。

意外と知られていませんが、オレンジはアレルギーになる恐れがあるため食べる際は注意が必要です。

私は、9ヶ月になる息子にみかんとオレンジを挑戦させたいと思い、それぞれの栄養やアレルギーに違いがあるのか気になったので徹底的に調べました。

今回は、美味しく安全に食べて頂きたいのでそれぞれの特徴、栄養素、味、アレルギーがあるか比べていきます。

みかんとオレンジの違いは品種にあった!

柑橘系はカンキツ属、キンカン属、カラタチ属と3つに分かれています。

みかんとオレンジはカンキツ属になるので同じ品種に思われがちです。

みかんとオレンジは、カンキツ属でもみかん類とオレンジ類に分類されています。

みかんはサイズが小さく皮が薄いため剥きやすく手軽に食べられます。

こたつで食べるみかんは幸せを感じます♪

それに比べてオレンジは皮が分厚くジュースに加工されることが多いです。

みかんは酸味があるのでサッパリした味でオレンジの場合は香りが強く濃厚な味わいが楽しめます。

品種、見た目、味は違うみかんとオレンジですがその中でもどんな種類があるのか紹介します。

柑橘類で最も収穫量が多いのは温州みかん

みかんの生産地は主に静岡県、和歌山県、愛媛県などで多く出荷されています。

柑橘類で最も収穫量が多く日本でよく食べられている代表的なみかんは、温州みかんです。

温州みかんは、時期によって味が異なるため長い期間食べることが出来ます。

極早生みかんは色が青いですが、実の皮が柔らかく食べやすいです。

晩生みかんに近づくほど甘味は増しますが、実の皮が硬くなってしまうので苦手な方は、早生みかんが甘みも増して美味しく食べられるのでオススメです。

私は、毎年12月初めの中生みかんをこたつで美味しく食べることが好きです。

その他にもポンカン、日向夏、せとかなどがあります。

ポンカンは1月~2月、日向夏は4月~5月、せとかは2月~3月頃に市場に出回るよ!

みかん類だけでもたくさんの種類があるため、食べる時期に合わせて選んでも良いでしょう。

ネーブルオレンジは生食に向いていてオススメ

オレンジは世界中で育成されていてみかんと同様に無数の品種があります。

主に輸入されていたのがネーブルオレンジ、バレンシアオレンジ、ミネオラです。

3つの中で生食にオススメしたいのはネーブルオレンジです。

ネーブルオレンジは、バレンシアオレンジに比べて甘みが強く種がないので食べやすいです。

オレンジの中では一番食べやすく美味しいと感じました♪

また果汁が多いため海外では、飲み物用として購入されることも多いようです。

産地の切り替えによって通年供給しているので、好きな時に食べる事ができます。

是非、見かけたら一度購入して味見してみてください。

実際に食べてみてそれぞれの味を比べてみた

温州みかんは酸味と甘みのバランスが丁度良かったですが、ネーブルオレンジは香りが強くみかんよりも酸味があることがわかりました。

私が購入した温州みかんは、少し皮が剝きにくかったですが実の皮は柔らかかったので口の中で残ることなく食べられました。

とても甘く美味しかったので買って置いとけば良かったと後悔しました。(笑)

売られている商品すべてが甘いとは限りませんよ。

ネーブルオレンジもみかん同様に甘かったですが香りが強いのが印象的でした。

酸味が強く感じましたがさっぱりしていて食べやすく感じました。

食べ比べてみるとかなり味の違いがわかるので試してみてください。

みかんとオレンジの成分は違うのか調べてみた

オレンジはみかんよりも成分量が豊富でしたが、みかんにはβ‐クリプトキサンチンが多く含まれていました。

今回は、紹介した温州みかんとネーブルオレンジで栄養成分を比べていきます。

文部科学省の「食品成分データベース」で調べ、わかりやすく表にまとめました。

温州みかんネーブルオレンジ
エネルギー49kcal48kcal
水分84.4g86.8g
炭水化物11.5g11.8g
カリウム150㎎180㎎
β‐クリプトキサンチン1800ug210ug
葉酸22ug34ug
ビタミンC33㎎60㎎

全体的に比べてみると、成分はネーブルオレンジのほうが豊富に含まれています。

世界の様々なフルーツや野菜を、輸入、提供している青果物流通の船昌商事によると、オレンジの効果について次のように述べられていました。

(前略)ビタミンCを摂取して紫外線などから体を守る合理的な習慣です。その他、ビタミン、葉酸、カリウムなどが豊富に含まれており、貧血や高血圧の予防にも効果的です。(後略)

船昌商事株式会社

貧血や高血圧の予防効果や、ビタミンCを摂取することで紫外線から肌を守る習慣的な予防ができるのは嬉しいですね。

ですが温州みかんはネーブルオレンジよりβ‐クリプトキサンチンが豊富なことがわかりました。

農林水産省では以下のように述べられています。

(前略)温州みかんは「ビタミンC」が豊富なため、肌荒れや風邪予防に効果があるといわれています。(中略)「βークリプトキサンチン」には体内でビタミンAと同様の働きがあり、がん予防の可能性が期待されています。また、骨粗しょう症、リウマチ、糖尿病、動脈硬化になる危険性を下げるという報告もあります。(後略)

農林水産省

オレンジと違いみかんは、がん予防や色々な症状のリスクを下げてくれる効果がありました。

似た成分が含まれているのに効能は少し違うので、私は摂りたい栄養成分によって食べ変えたいと思いました。

オレンジはアレルギーになる恐れがある

厚生労働省によるとオレンジは食物アレルギー表示対象食品になので、アレルギーに注意が必要です。

必ず表示しなければならない物は卵、牛乳、小麦などです。

オレンジの場合は必ずではないけども表示したほうが良い物に含まれています。

卵や牛乳に比べたらアレルギーになる人は少ないかもしれませんが個人差があるため注意してください。

たくさん食べてからアレルギーと知った時には手遅れかもしれない!

酷い場合は呼吸困難や意識障害などを起こす可能性があります。

また、みかんにもオレンジのアレルゲンと似た成分が含まれているようです。

(前略)オレンジやグレープフルーツにはアレルギー原因物質(アレルゲン)が含まれています。
みかんにも上記2種のアレルゲンと似た成分が含まれています。(中略)オレンジやみかんに含まれるアレルゲンは加熱することでアレルギーの症状を弱めることが出来ます。(後略)

伊藤農園

初めてオレンジを食べる子供や赤ちゃんにはたくさん食べさせるのではなく少量にしておきましょう。

加熱することでオレンジとみかんのアレルギー症状を弱められるようです。

10ヶ月になる息子は卵アレルギーだったので、オレンジでもアレルギー症状が出たらと不安なため最初は加熱してから食べさせようと思いました。

離乳食で食べさせる時期は個人差がある

離乳食で与える時期は個人差がありますが、みかんは5〜6ヶ月頃から食べさせてる方もいるそうです。

厚生労働省の調査によると、5〜6ヶ月頃は2割7〜8ヶ月になると5割が離乳食として食べさせています。

・最初は果汁を少しずつ与えましょう
・慣れてきたら皮を剥いて果実を下で潰せるくらいに細かくカットします

徐々に量を増やしたり固形にして食べさせてください。

オレンジについては記載されていませんでしたが、ピジョンの5ヶ月から飲めるミックスジュースにはオレンジの果汁が100%入っています。

私の息子は大好きでよく飲んでいました!

アレルギーや刺激の強さが心配の方は、オレンジ単体をあげるのではなく他のフルーツも含まれているミックスジュースから慣れさせてみてください。

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5〜6ヶ月から与える場合は湯冷ましで2倍程度に薄めてから飲ませましょう。

まとめ

  • みかんとオレンジはカンキツ属の中でもみかん類とオレンジ類に分類されている
  • みかんは甘みと酸味のバランスが丁度良くオレンジは酸味が効いていてさっぱりした味わい
  • みかんと比べるとオレンジのほうが栄養素が多く含まれている
  • みかんはオレンジよりβ‐クリプトキサンチンが豊富に含まれている
  • オレンジは食物アレルギー表示対象食品のため、初めて与える時にはアレルギーに注意が必要
  • みかんもオレンジと似たアレルゲンが含まれている
  • みかんやオレンジの離乳食は果汁から少しずつ与え徐々に固形に変えていく

みかんとオレンジは、品種が異なるため見た目や味にそれぞれの特徴がある事がわかったと思います。

是非、家族で甘くて美味しいみかんとオレンジを食べてください♪

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