生活にリンゴ酢を取り入れたい方は、市販のリンゴ酢ドリンクを飲んでみるのがおすすめです。
健康をサポートすることで注目されているリンゴ酢ですが、フルーツ酢は料理に使うには難しいイメージがありますよね。
私も何度かいただいたことがありますが、食べるのも飲むのも、どうしていいのかわからないことが多いです。
そんな方も市販のリンゴ酢ドリンクであれば、最初から飲みやすいように調整されているので、手軽に生活に取り入れられますよ。
この記事では、初めての方におすすめのリンゴ酢ドリンクや、リンゴ酢の健康や美容作用、ダイエット効果について解説します。
おすすめのアレンジレシピもご紹介しますので、自分に合った飲み方を見つけて、是非リンゴ酢を日々の暮らしに取り入れてみてくださいね♪
リンゴ酢ドリンクがおすすめな理由は手軽さと飲みやすさ
市販のリンゴ酢ドリンクは、自分で薄めたりせずそのまま飲める手軽さが魅力です。
健康効果があると注目をされているリンゴ酢ですが、お料理には使いづらく、そのまま飲むのは酸っぱそうですよね。
気にはなりつつも取り入れられずにいた私に、先日美容意識の高い友人からおすすめしてくれたのが、市販のリンゴ酢ドリンクです。
思ってるより酸味もきつくないし、手軽にジュースがわりに飲めるよ!!
なるほど、と思いつつ、その足でスーパーに寄ってリンゴ酢ドリンクを購入して飲んだところ、確かに飲みやすいと納得しました。
ほんのり甘くて、酸味もそこまで強くはありません。これなら苦も無く継続して飲み続けられます!!
そこで、私が試してみた中で、おすすめのリンゴ酢をご紹介したいと思います♪
スーパーでも購入できるものをご紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね。
おすすめリンゴ酢ドリンク5選!!スーパーでも購入可能
リンゴ酢には、そのまま飲めるストレートタイプと、水や炭酸水で割る希釈タイプがあります。
どちらも純粋なリンゴ酢と違って、飲みやすいように甘味料などで味が調整してあり、手軽に楽しめますよ。
ここでは、初めてリンゴ酢を飲む方でも比較的飲みやすく、毎日続けられそうなものを選んでみました!!
それぞれの個性を楽しみながら、お気に入りの1杯を見つけてくださいね。
<ミツカン まろやかりんご酢 はちみつりんごストレート>
- 内容量 1000ml
- 参考小売価格 462円(税込)
- 賞味期限 390日
リンゴ果汁をたっぷりと使ったリンゴ酢に、はちみつを加えた飲みやすいリンゴ酢飲料です。
ストレートタイプなので、そのまま飲むことが可能です。
私が初めて飲んだのもこちらの商品だったのですが、思ったよりも甘くて驚きました。
お酢ドリンクに初めて挑戦する方には、酸っぱすぎずおすすめです♪
スーパーのお酢コーナーに置いてあることが多いので、手に入れやすいのも魅力的ですね。
<内堀醸造 フルーツビネガー有機りんごの酢>
- 内容量 360ml
- 参考小売価格 804円(税込)
- 賞味期限 1年
様々な果実酢や飲用酢を製造、販売している内堀醸造のリンゴ酢です。
こちらは有機リンゴ果汁と有機リンゴ酢からできており、水や炭酸水で6倍に薄めて飲む希釈タイプになっています。
使用されるリンゴは信頼できる有機JASマークつきのリンゴなので、安心安全です。
リンゴ果汁が加えられているからか、口当たりはまろやかで、お酢が苦手な方にも良いかもしれません。
炭酸水で割ったり、お湯で割ったりとバリエーションが楽しめるのも魅力の一つですね。
私はオリーブオイルと混ぜてドレッシングとしても活用してみましたが、とてもリンゴの風味が感じられてとても美味しかったです!!
小容量の150mlから大容量の1Lタイプがあるので、あなたに合うものを購入してみてください♪
<タマノイ はちみつりんご酢ダイエット>
- 内容量 125ml
- オープン価格
- 賞味期限 270日
スーパーなどで「はちみつ黒酢ダイエット」の紙パックを見たことがある方も多いのではないでしょうか?
こちらの商品は「はちみつ黒酢ダイエット」の製造・販売メーカーであるタマノイから販売されている商品です。
はちみつ黒酢よりも酸味が強くなく、甘さを感じる味になっているので、子どもでも飲めるという口コミを多く目にしました。
また、カロリーも低いという点でも、ダイエットや美容目的でリンゴ酢を飲みたい方にもおすすめのリンゴ酢飲料です。
500mlの濃縮タイプもあるので、気に入った方はそちらを取り入れるのも良いかもしれませんね♪
<ヤマモリ GABAでリラックスりんご酢>
- 内容量 360ml
- 参考小売価格 648円(税込)
- 賞味期限 1年
このヤマモリのリンゴ酢はGABA(ギャバ)が含まれた、機能性表示食品です。
GABAには、仕事や勉強などによる一時的なストレスや疲労感を緩和する機能があることが報告されています。
飲む際は、水などで3倍に希釈して飲むタイプなので、自分好みの飲み方ができますね。
リンゴの甘さや香りが強く、果汁感をより感じられるリンゴ酢飲料です。
身体も気持ちも疲れやすい暑い時期に冷やした炭酸で割って飲んだら、ぴったりですね!!
<伊藤園 りんご酢紙パック200ml>
- 内容量 200ml
- 参考小売価格 118円(税込)
- 賞味期限 270日
まずは少量、1回分を飲んで試してみたい方には、こちらの商品がおすすめです。
スーパーなどではあまり見かけないので少し探さないといけませんが、私は近所のドラッグストアで見つけましたよ。
この商品は、柑橘由来のポリフェノールが含まれており、「寒さを感じるときに手足の温かさを保つ」機能性表示食品となっています。
私は万年末端冷え性なので、この効果はとても嬉しく感じました!!
飲み始めにお酢の酸味を感じますが、リンゴの風味が強くとても飲みやすいリンゴ酢飲料です。
甘味料、着色料、保存料も不使用なので、安心して毎日飲み続けられますね。
また、伊藤園からは「りんご酢の炭酸割り(410ml)も販売されており、こちらもさっぱりと飲みやすくておすすめです。
リンゴ酢ドリンクはダイエット効果も期待できる
「なんとなく健康に良さそう」「ダイエット効果もあるらしい」と話題のリンゴ酢ですが、実際にどのような効果が期待できるのでしょうか?
わかさ生活の公式ホームページによると、リンゴ酢などの酢の主成分である酢酸には、さまざまな生理作用があり、健康をサポートしてくれることがわかりました。
<リンゴ酢に期待できる健康・美容効果>
- 血糖値の急上昇を穏やかにする。
- 内臓脂肪の減少を助ける。
- 血圧を下げる。
- 胃や腸の働きを促し、消化液の分泌をサポートする。
- むくみの改善。
- 運動後の筋肉の疲れを和らげる。
リンゴ酢に期待できる効果は上の通りです。嬉しい効果がたくさんですね!!
私は普段便秘がちなのですが、リンゴ酢を飲み始めてからお通じが良くなったことを実感しています。
これも、リンゴ酢の胃腸の働きを促す効果だったのかと納得です。
ダイエット効果があるといわれているのは、このあたりも関係がありそうですね。
次に、気になるダイエット効果について、さらに詳しく解説します。
お酢さえ飲んでいれば痩せる!!というわけではありませんが、様々な角度からダイエットをサポートしてくれる心強い味方であることがわかりますね♪
他にも美肌効果や安眠効果が期待できることもわかったので、あわせて解説します!!
血糖値の急上昇を抑えて暴飲暴食を防ぐ
リンゴ酢には血糖値の急上昇を抑え、緩やかにする作用があると言われてます。
あなたは『食べたばかりなのに、もうお腹が空いた』と感じたことはありませんか?
これは、食後の血糖値の急上昇が原因の症状だと言われています。
血糖値とは、血液中のブドウ糖の濃度のことで、炭水化物などは消化吸収を経て、最後はブドウ糖になります。
お腹が空いていると血糖値は下がり、食後は血糖値が上がる、と考えてください。
すい臓から出される「インスリン」というホルモンには、このブドウ糖を全身のエネルギーにするのを促し、血糖値を下げる働きがあります。
血糖値が急上昇すると、このインスリンが大量に分泌され、結果、血糖値は急降下し、通常よりも低い状態になってしまうのです。
血糖値は食欲と深い関係があり、血糖値が低いと、身体はエネルギー不足と感じ、食欲が増してしまいます。
これが『食べたばかりなのに、お腹が空いた』となってしまう原因の一つです。
また、インスリンは、組織内でエネルギーとして使いきれなかったブドウ糖を、中性脂肪へと合成されるのを促す働きもあります。
血糖値が急上昇すると大量のインスリンが一気に分泌されてしまうため、ブドウ糖が脂肪に変わりやすくなってしまうのです。
さらに、急激な血糖値の上昇が繰り返されると、糖尿病のリスクが上がることもわかっています。
そんな血糖値の急上昇を抑える働きがあるのが、リンゴ酢に含まれる酢酸という成分です。
ミツカンの公式ホームページにも、酢酸の効果として以下のような記載があります。
約大さじ一杯(約15ml)のお酢を使った料理や飲み物をメニューに加えると、食後の血糖値上昇が緩やかになることが科学的に証明されました。
引用 ミツカン公式HP
私は、夕ご飯の後に必ずと言っていいほど甘いものを食べる習慣があったのですが、確かにリンゴ酢を飲み始めてからは無理せず甘いものをやめられました。
リンゴ酢がジュースがわりになっているからかと思っていましたが、血糖値も原因の一つだったのですね!!
内臓脂肪の減少をサポートして健康的な身体へ
ミツカンの公式ホームページでは、お酢を継続的に摂ることで肥満気味の方の内臓脂肪の減少を助ける効果があると紹介されています。
いわゆるメタボリックシンドロームなどで話題の内臓脂肪は、高血圧や高血糖を引き起こす恐れがあり、見た目でだけでなく、健康にも大きな害を及ぼします。
お酢に含まれるクエン酸には、体内の脂肪をエネルギーに変えて消費する働きが、アミノ酸には脂肪の燃焼を促す効果が期待できます。
継続的に摂取し続けることが必要ですが、リンゴ酢ドリンクならば毎日の習慣に取り入れやすく、私も継続できているので、おすすめですよ♪
胃腸の働きを助けて便秘の解消へと導く
リンゴ酢には、胃腸の働きを助ける働きがあり、便秘解消にも効果が期待できます。
食べるものを減らすダイエットをしていると、いつも悩んでしまうのは便秘です。
便の量が少ないのが原因といわれていますが、ダイエット中にそれでは本末転倒になってしまいます。
そこでも効果があるといわれているのは、リンゴ酢に含まれる酢酸です。
酢酸には、胃腸の働きを助け、消化を促す作用があるといわれ、便秘の解消にアプローチしてくれます。
また、善玉菌を増やす作用のある水溶性食物繊維のアップルペクチンが豊富に含まれていることからも、腸内環境の改善が期待できます。
普段便秘がちな私も、飲み続けて数日経った頃から、お通じの良さを実感しました!!
むくみ解消の効果が期待できるカリウムも豊富
リンゴ酢には、むくみ改善効果の期待できるカリウムが豊富に含まれています。
「一日一個のリンゴで医者知らず」という言葉があるように、リンゴは果物の中でも栄養価が高いことで有名です。
文部科学省の食品成分データベースによると、100グラム当たりのカリウムの含有量は、ブドウ酢が22mgであるのに対し、リンゴ酢は59mgであると記載されています。
同じフルーツ酢でも、2倍以上の違いがあることがわかりますね。
カリウムには過剰な塩分(ナトリウム)を排出してくれる働きがあり、むくみ予防に効果的といわれています。
しょっぱいものを食べた後にも、リンゴ酢はぴったりだといえるでしょう。
乳酸を分解し運動後の筋肉の疲れを和らげる
運動後にリンゴ酢を飲むと、筋肉の疲労を和らげる効果が期待できます。
リンゴ酢に含まれているクエン酸などの有機酸は、脂肪や糖分をエネルギーに変換するのを促す働きがあるのです。
これにより、筋肉疲労の原因となる乳酸が分解されるので、疲労回復に効果があると言われています。
ダイエットに運動は欠かせませんが、次の日のことを考えると、なかなか気が進みませんよね。
そんな時も運動後にリンゴ酢を飲めば、疲労予防の効果が期待でき、運動を継続できますよ!!
さっぱりした味も運動後にぴったりだと感じました♪
リンゴポリフェノールには美肌効果も期待できる♪
ダイエット効果が期待できるリンゴ酢ですが、「ニキビ予防に効果がある」「美肌効果がある」という情報も聞きますよね。
わかさ生活の公式ホームページによると、リンゴ酢に含まれるリンゴポリフェノールには、美肌へと導く効果が期待できます。
30代に突入し、気になってきたのはシミやしわです。仕方ないこととはいえ、今のうちに手を打っておきたいと考えました。
シミやそばかすの原因として、肌のターンオーバーの乱れによるメラニンの色素沈着が挙げられます。
リンゴポリフェノールには、メラニン色素の過剰な生成を抑える働きがあり、シミやそばかすの予防効果が期待できますよ。
また、リンゴポリフェノールは、長寿遺伝子を活性化する効果で知られるレスベラトロールと似た働きを持っていて、寿命をのばす作用もあるといわれています。
今までリンゴ酢について調べてきて、酢酸に様々な効果があることがわかりましたが、リンゴポリフェノールはリンゴ酢ならではの成分です。
ダイエット効果のみならず、美肌効果も期待できるとは、生活に取り入れない手はありませんね!!
寝る前のリンゴ酢は安眠効果も期待できる
リンゴ酢の血糖値急上昇を抑える作用は、安眠効果も期待できます。
以前の私は、睡眠時間が足りていないわけではないのに、朝からどうも疲れが取れないということがよくありました。
夜中に起きてしまう、昼食後にやたらと眠くなってしまう、というような睡眠トラブルは生活の質を下げる困った問題ですよね。
これらの睡眠トラブルは、糖質の摂りすぎによる激しい血糖値の起伏が原因の一つとなっています。
リンゴ酢を寝る前に飲むことで、血糖値を安定させ、効率よく身体を休められる効果が期待できます。
また、リンゴ酢には疲労回復に効果があるクエン酸も含まれており、結果的に質の良い睡眠がとれるといわれているのです。
私もリンゴ酢を飲み始めてから、すっきりと起きられることが増えましたよ♪
リンゴ酢を飲むタイミングは食前か食事中が効果的
リンゴ酢を飲むタイミングは決まっていませんが、血糖値の急上昇を防ぎたい場合、食前か食事中がおすすめです。
ただし、空腹時にそのまま飲むと胃液の分泌が促進され、胃が荒れてしまうので、リンゴ酢原液をそのままではなく、5倍以上に薄めて飲むようにしましょう。
リンゴ酢ドリンクはもともと薄めて作られているので、問題ありませんね。
また、運動後に飲むと筋肉の疲労を和らげる効果や、寝る前に飲むと安眠効果や抗酸化作用も期待できますよ。
私は、食後にデザート感覚でリンゴ酢ドリンクを飲んでいますが、間食したいと思うことが減りました。
また、血糖値の急上昇と急降下は、唐突な眠気を誘うことがあるそうなのですが、リンゴ酢を飲み始めてから、しんどい食後の眠気が驚くほどなくなりましたよ!!
リンゴ酢の一日の推奨摂取量は「大さじ1(15ml)」と言われています。
食前や食事中に飲むのは、お料理に合わなさそう、と心配な方は、食後でもいいので、ぜひ試してみてくださいね。
様々な健康効果が期待できるリンゴ酢ですが、継続して摂取する必要があるので、自分の生活に合わせて続けやすいタイミングを見つけましょう!!
ホットでも美味しいリンゴ酢のアレンジレシピ
リンゴ酢は、様々な飲み方を楽しむことができ、アレンジ次第で温めて飲んでも美味しいです。
私がリンゴ酢に挑戦し始めたのは、ちょうど肌寒くなってくる時期でした。
暑い季節にはさっぱりとしていて飲みやすいリンゴ酢ですが、寒い時期には少し飲みづらく感じることがあります。
そこで、ホットドリンクでも楽しめる方法を調べて試してみたので、ご紹介しますね♪
りんごの爽やかさとはちみつの甘さがちょうど良く、飲むと安心できる一杯です♪
私は寝る前によく飲みますが、身体も温まってリラックスできるので、おすすめですよ。
はちみつのかわりに、お砂糖を使ったり、メープルシロップを使っても美味しく飲むことができます。
ダイエット目的で飲んでいる方は、糖分の入れすぎに注意してください。
私が使っているリンゴ酢は、ミツカンの純リンゴ酢、はちみつは知人からのタジキスタンのお土産です(写真)
リンゴ酢と純リンゴ酢の違いは、以下の記事で解説しているので、気になる方は読んでみてくださいね!!
酸味が苦手な方は牛乳で割るのもおすすめ
健康効果のためにも、毎日継続して飲むことが大切なリンゴ酢ですが、お酢独特の酸味が苦手な方もいらっしゃると思います。
そんな方には、リンゴ酢を牛乳で割る飲み方がおすすめです!!
割り方次第で、飲むヨーグルトのようなさっぱりとした飲みやすさになるので、是非試してみてくださいね。
リンゴ酢とはちみつを混ぜた飲み物のことを「バーモントドリンク」といいます。
バーモントとは、アメリカ東部の長寿で有名なバーモント州のことを指します。
この州では、リンゴ酢とはちみつを使った「バーモント健康法」が民間療法として伝わっており、現在は世界中にその健康法が広まっています。
日本では「バーモント」というとカレールーがおなじみですね♪
牛乳には、胃の粘膜を保護する役割があるので、空腹時や胃が荒れやすい方にもおすすめです。
リンゴ酢と牛乳の量はお好みで調整可能ですが、試したところ、個人的には牛乳8:リンゴ酢1くらいの割合だと、きつい酸味を感じることがなく飲むことができました。
牛乳とはちみつのおかげで、リンゴ酢の酸味がまろやかになるので、お酢が苦手な方でも飲みやすいですよ♪
飲むときの注意点!!正しい飲み方で健康を目指そう
健康や美容に効果が期待できるリンゴ酢ですが、飲み方には注意が必要です。
リンゴ酢について調べていると、「腎臓に悪い」「歯が溶ける」などの情報を目にしました。
せっかく健康のために飲んでいるのに、体に問題が起こっては本末転倒ですよね。
詳しく調べていくと、どちらの情報も飲み方に気をつければ問題ないことがわかりましたよ♪
腎臓が弱っている人は飲みすぎに注意が必要
腎臓が弱っている方がリンゴ酢を飲みすぎると、健康に問題が起こる可能性があります。
リンゴ酢について色々と調べている最中に「リンゴ酢は腎臓に悪い」という情報を目にしました。
ですが、この情報は誤りで、正確にはもともと腎臓が弱い方はリンゴ酢を飲む場合注意が必要だということがわかりました。
リンゴ酢には、カリウムが多く含まれており、腎臓が弱っている方がカリウムを摂取しすぎると尿で排出できず、体内にカリウムが蓄積してしまいます。
その結果、吐き気や脱力感など、体調に異常が現れることがあります。
とはいえ、リンゴ酢100mlに含まれるカリウムは約59mgで、コーヒーなどと同等の量です。
1日に摂取するリンゴ酢の推奨量は大さじ1(15ml)なので、9mg程度になります。
推奨摂取量さえ守っていれば、カリウムの摂りすぎになることはありませんね。
リンゴ酢を高頻度で飲みすぎると歯が溶ける可能性がある
リンゴ酢を1日の間で頻繁に飲むと、歯が溶けてしまう酸蝕歯(さんしょくし)になってしまう危険性があります。
歯は、カルシウムやリンなどのミネラルからできていて、酸に触れると化学反応が起こり、分解して溶けてしまいます。
虫歯も、虫歯菌が出す酸によって歯が溶けてしまいますよね。
酸蝕歯はコーラやオレンジジュース、スポーツドリンクなどの酸性の飲食物の酸で、歯が溶けてしまう病気です。
その酸には、酢酸を含むリンゴ酢も該当します。とはいえ、リンゴ酢を飲んだ直後から急激に溶けるわけではありません。
唾液の洗浄作用により、酸が洗い流され、緩衝作用により口腔内が中和され、唾液に含まれるミネラル成分は歯のエナメル質を補修します。
酸性の飲食物を口ににしたからといって必ず酸蝕歯になるとは限らないんですね。
酸蝕歯予防のために気をつけたいのが以下のポイントです。
<酸蝕歯予防に大切なポイント>
- 長時間、酸に歯をさらさないこと。
- 直接歯を酸に触れないようにすること。
- 酸に触れたばかりの歯が柔らかくなっている状態の時は、余計な力を加えないこと。
長時間にわたって少しずつ飲む飲み方は、歯が酸に触れている時間が長く、唾液による洗浄効果も期待できないため、酸蝕歯のリスクが高くなります。
ストローを使うなど、直接酸が歯に触れないような工夫も大切です。
「飲んだらすぐに歯を磨けばいいのかな?」と思っていましたが、それも実は真逆でした。
酸に触れた直後は歯が柔らかくなっているため、力がかかる歯磨きは少し時間をおいてからするのが良いですよ。
私は寝ている間の食いしばりで歯が欠けたことがあるので、寝る前飲む場合は注意が必要だと感じました。
水などの中性の飲料を後から飲むのも良いです。飲んだらすぐに、軽く口をゆすぐのが手軽ですね。
まとめ
- リンゴ酢ドリンクは原液のリンゴ酢に比べて、飲みやすいようにあらかじめ調整されているので、手軽に生活に取り入れられる。
- はちみつやGABA入り、黒酢タイプ、有機JASマーク付きなど様々な種類の中から、自分好みのリンゴ酢ドリンクを選べる。
- リンゴ酢に含まれる酢酸は急激な血糖値の上昇を抑えるため、食後すぐの食欲を抑えたり、ブドウ糖が脂肪になりやすくなるのを防ぐ効果が期待できる。
- リンゴ酢に含まれるクエン酸やアミノ酸は、内臓脂肪の減少をサポートし、酢酸は胃腸の働きを助け、便秘解消にアプローチできる。
- リンゴ酢に含まれるカリウムには、むくみの改善効果、クエン酸には疲労回復に効果が期待できる。
- リンゴ酢に含まれるリンゴポリフェノールは、美肌へと導く効果が期待でき、血糖値上昇を抑える作用によって質の良い睡眠が取れるといわれている。
- リンゴ酢はホットで飲んでも美味しく、牛乳で割ると飲むヨーグルトのようにさっぱりするので、酸味が苦手な方にもおすすめ。
- リンゴ酢を飲むタイミングは、血糖値の急上昇を抑えるなら食前か食事中がよい。空腹時は胃を荒らす恐れがあるため、薄めてから飲むように注意する。
- もともと腎臓が弱っている人は、カリウムの摂りすぎになる恐れがあるため、推奨摂取量を超えないように気をつける。
- リンゴ酢を高頻度で長時間にわたり飲み続けると、酢酸によって歯が溶けてしまう危険性がある。
友人の一言でリンゴ酢生活を始めてから1か月、私は長年の悩みだった便秘が見事に改善されました!!
あくまで私個人の意見ですので、全員が改善できるというわけではございませんのでご了承ください。
「果実酢っておいしいの?」「どうやって飲めばいいかわからない・・・」そんな方も多いと思います。
今回、リンゴ酢についてリサーチした結果、様々な種類、飲み方のリンゴ酢があることがわかりました。
今まで抵抗があった方にも、お気に入りの商品や飲み方を見つけて、生活に取り入れてもらえたら嬉しいです♪