トマトジュースが健康に良いことは有名ですが、トマトジュースと牛乳を一緒に摂ることで栄養の吸収率が高くなることがわかりました。
トマトジュースと牛乳を別々に飲んでも良いのですが、トマトジュースが苦手な人には牛乳で割る飲み方がおすすめです。
私はトマトジュースも牛乳も苦手なのですが、どちらも健康のために飲めるようになりたいと思っていました。
そのふたつを合わせることで飲みやすくなり、健康効果も高まるのなら一石二鳥ですよね!
この記事では、トマトジュースと牛乳を一緒に摂ることの効果や美味しい飲み方、アレンジレシピなどを詳しく解説します。
トマトジュースと牛乳を実際に飲んでみた感想もご紹介するので、トマトジュースは苦手だけど飲めるようになりたい方も是非参考にしてくださいね!
トマトジュースと牛乳を合わせるとリコピンの吸収率アップ!
トマトに含まれる「リコピン」という成分を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
トマトジュースにもこのリコピンが多く含まれ、牛乳と一緒に摂ることでリコピンの吸収率が上がることがわかっています。
リコピンの効率の良い摂取方法について、KAGOMEのwebサイト「トマト大学」の情報をまとめました。
トマトジュースと牛乳を合わせて摂ることで、牛乳の脂肪分によってリコピンの吸収が高まり、カルシウムも摂ることができます。
私はトマトジュースと牛乳の組み合わせを初めて知りましたが、より吸収が高まるのならぜひ試してみたいと思いました!
また、トマトジュースはトマトを生で食べるよりもリコピンを効率よく摂取できます。
トマトなどの野菜には強固な細胞壁があり、これが栄養を閉じ込めることで吸収を阻害しています。
この細胞壁で守られた栄養を吸収するためには、細胞壁を壊して摂取することが必要です。
トマトを加熱することで細胞壁が柔らかくなって壊れやすくなります。
また、リコピンは油に溶けやすい性質があるため、油で炒める調理法が特におすすめです。
次に、ミキサーなどでトマトをすり潰すことで細胞壁を壊す方法も有効です。
このことから、トマトは生で食べるよりもトマトジュースなどの加工品の方がリコピンの吸収率が高いことがわかります。
私はトマトを生で食べることが多いので、今まで少しもったいない食べ方をしていたんだなと感じました。
トマトジュースと牛乳はどちらもリコピンの吸収率を高める最強の組み合わせと言えますね!
トマトジュースに含まれるリコピンの効果を詳しく解説
トマトジュースはトマトを生で食べるよりも栄養を効率的に吸収できることがわかりました。
私はトマトが体にいいとよく聞くので食べるようにしているのですが、具体的にどのような効果があるのかは知りませんでした。
そこで、トマトジュースに含まれる成分やその効果について詳しく調べてみました。
リコピンの優れた抗酸化作用で若々しい体に!
前の章でも紹介した通り、トマトにはリコピンという成分が豊富に含まれており、トマトが赤いのはこのリコピンの色素が赤いためです。
リコピンには体内に発生する活性酸素から体を守る、優れた抗酸化作用があることがわかっています。
(前略)
過剰に増加した活性酸素は強い力を持つあまり、体内のたんぱく質、脂質、DNAを傷つけるため、老化や生活習慣病の原因になるといわれています。リコピンが持つ強力な抗酸化作用によって、体内で増加し過ぎた活性酸素を除去することができるため、様々な病気の予防や美容に対する効果が期待されています。
わかさの秘密
私は以前、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざを聞いたことがありました。
これはトマトを食べることで、リコピンの抗酸化作用によって病気になりにくくなるため、医者がいらなくなるという意味だと分かりました。
リコピンが体にいいのは分かったけど、一日にどれくらい食べればいいの?
リコピンの一日の目安摂取量は15~20㎎と言われています。トマトに換算すると大きめのものを2個ぐらいの量になります。
私はトマトは好きですが、毎日それだけの量を食べるのは少しつらいです。
そのため、トマトの栄養を凝縮させて効率よく摂取できるトマトジュースはリコピンを毎日摂るためには最適と言えますね!
トマトに含まれるカリウムは摂りすぎに注意
体に嬉しい効果がたくさんあるトマトですが、体が冷えやすくなるという効果もあります。
TANITAのwebサイト「からだカルテ」によると、トマトなどの夏野菜にはカリウムと水分が多く含まれていると言われています。
カリウムと水分が多いと利尿作用があり、尿は体の熱も一緒に放出されるため体温が下がりやすくなる効果があるということです。
体が冷えると胃腸の働きが鈍くなることもあるので注意が必要です。
私は体を冷やしすぎると腹痛が起きたりしてしまうので、なるべく体を冷やさないように気を付けています。
トマトジュースは摂りすぎなければ問題ありませんが、温めて飲むと体も冷えにくくなりますよ!
トマトジュースの牛乳割りをアレンジして飲んでみた!
実際に、トマトジュースを牛乳で割ったものを飲んでみました。
私は生のトマトは好きですが、トマトジュースも牛乳も苦手です。
そんな私のようなトマトジュース嫌いでも美味しく飲めるのか詳しく解説していきます。
まず、普通にトマトジュースと牛乳を1:1で合わせたものを飲んでみました。
トマトジュースが苦手な私には酸味がまだ強く感じられて飲むのがつらかったです。
レシピを調べてみると、はちみつを入れるレシピが多かったのではちみつを足してみました。
おそるおそる飲んでみましたが、はちみつのおかげでとても飲みやすくなりました!
トマトジュースの酸味がはちみつで抑えられています。
次に、はちみつのかわりにカルピスの原液を大さじ1入れてみました。
これもカルピスの甘みが足されることでトマトジュースの酸味が和らぎ、とても飲みやすくなっていました。
個人的にははちみつよりもカルピスを足した時の方が、トマトジュースの味がマイルドになって美味しく飲めました。
しかし、カルピスには糖分も多く含まれるので飲みすぎには注意です。
トマトジュースが苦手である理由として独特の酸味が苦手な方が多いと思うので、甘みを足すと飲みやすいことがわかりました。
お好みのものを足して自分の好きな味にアレンジしてみてくださいね!
トマトジュースと牛乳を使ったスープレシピをご紹介
前の章でもお伝えした通り、トマトには体を冷やす作用があります。また、冷たい牛乳を飲むと腹痛になる方も多いのではないでしょうか。
そんな方にはトマトジュースと牛乳を使った温かいスープがおすすめです。
基本の材料は以下の通りです。火も包丁も使わないので忙しい朝にも簡単に作れますよ!
これらの材料を全て器に入れ、600Wの電子レンジで5分~加熱して完成です。
ここにお好きな材料を入れてアレンジすると、より満足度の高いスープになります。
私も作って食べてみましたが、トマトジュースが苦手でも温めることでスープとして違和感なく食べられました。
冷凍の野菜、ハムやベーコン、チーズ、豆などどんなものでも合いそうです。
中でも一番おすすめのトッピングがオリーブオイルです。
トマトに含まれるリコピンは油と一緒に摂ると吸収率がアップすることがわかっています。
加熱した後にオリーブオイルを回しかけることで、風味も良くなり吸収率も上がることが期待できますね!
飲みやすいトマトジュースのおすすめ商品3選!
トマトジュースは様々な種類のものが売られており、どれを選んだらいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
私は今までトマトジュースは苦手でしたが、美味しい飲み方がわかったので色々な種類のものを試してみたいと思うようになりました。
そこで、様々な特色を持ったトマトジュースを紹介していきたいと思います。
さらさら毎日おいしくトマトはジュース感覚で飲める
バヤリースから発売されている「さらさら毎日おいしくトマト」は名前の通り、さらさらとしていて飲みやすいトマトジュースです。
トマトだけでなく、レモン果汁も入っているのですっきりと飲みやすい味になっています。
口コミを調べてみると、「本当にさらさらで飲みやすい」「ジュース感覚でゴクゴク飲める」といった意見が多く見られました。
私はトマトジュースのドロッとした感じが苦手なのでこのトマトジュースは飲んでみたいと思いました。
理想のトマトは一日分のリコピンが手軽に摂れる
伊藤園から発売されている「理想のトマト」の特徴は、紙パック200mlの中にリコピンが30㎎含まれている点です。
リコピンの一日の摂取量の目安が15~20㎎なので、一パック飲めば一日の摂取量が余裕でカバーできます。
紙パックタイプだと、どこでも手軽に飲めるのが嬉しいポイントですよね!
この「理想のトマト」ですが、栄養成分を調べたところ炭水化物の量が17.1gと多めです。
お菓子などの炭水化物とトマトでは質が違いますが、糖質を気にしている方は注意が必要です。
あまいトマトはリラックスしたいときにおすすめ
KAGOMEから販売されている「あまいトマトGABA&リラックス」はGABAが含まれており、その効果から心理的なストレスが低減されることが期待されています。
私は仕事の合間やリラックスしたい時などに飲んでみたいと思いました。
KAGOME独自のブレンド製法で甘味だけを濃縮しているので、トマトジュースが苦手な人も飲みやすい味になっています。
特にトマトジュースの酸味が苦手な人におすすめです!
まとめ
- トマトジュースと牛乳を一緒に摂取することでリコピンの吸収率が上がる。
- トマトを生で食べるよりもトマトジュースの方がリコピンを効率よく摂取できる。
- トマトを加熱したりすり潰すことで細胞壁が壊れ、栄養を摂りこみやすくなる。
- トマトに含まれるリコピンには活性酸素から体を守る抗酸化作用がある。
- リコピンの一日の目安量は15~20㎎で大きめのトマト2個分くらいである。
- トマトに含まれるカリウムは体を冷やす作用があるのでトマトジュースを温めて飲むのもおすすめである。
- トマトジュースを牛乳で割ったものは、甘みのあるものを足すとトマトジュースの酸味が和らいで飲みやすくなる。
- レンジで作れるトマトジュースと牛乳のスープは手軽に作れるため忙しい朝にもおすすめである。
- トマトジュースは様々な会社から色々な種類のものが販売されており、トマトジュースが苦手な人にも飲みやすいものもある。
トマトジュースはトマトの栄養を効率よく摂取でき、牛乳と合わせることでより吸収率をアップさせることがわかりました。
私はトマトジュースが苦手でしたが、今回飲んでみて美味しく飲める飲み方がわかったので、これから生活に取り入れようと思いました。
トマトジュースが好きな方も苦手な方も、この記事を参考にしてお好みのトマトジュースや飲み方を探してみてくださいね!