生活クラブはWEBで簡単に加入でき、WEB注文も可能なので、忙しい方や小さなお子さんのいる方も便利に利用できます。
ただし、生活クラブにWEB加入するには対象地域や個別配送に限られるなど条件があるのです。
また、生活クラブの店舗「デポー」は直接商品を購入できますが、利用は組合員に限られ、利用店舗が限定されるといった注意点があります。
私は他の生協の宅配を利用していますが、添加物や野菜の鮮度に不満があります。
生活クラブの商品は添加物が少なく、美味しいと聞き、乗り換えを検討中です。
そこで今回は、生活クラブにWEB加入する際の注意点やネット注文、デポーを利用できる条件などを調べてみました。
商品代金の他に必要な費用についても調べたので、生活クラブにご加入をお考えの方は参考にしてみてください♪
生活クラブはWEBから簡単に加入できる
生活クラブへの加入は、紙の申込書だけでなくWEBからも簡単に手続きできます。
私は手書きで申込書を記入したり印鑑を押したり…といった手続きを面倒に感じてしまうので、WEBで手続きができるのは助かります。
生活クラブは21都道府県にあり、各生活クラブで対応エリアが異なります。あなたがお住まいの地域に対応可能な生活クラブに加入しましょう。
生活クラブが展開されているのは以下の地域です(2022年11月時点)。
私は全国展開されているのかと思っていましたが、四国、九州、沖縄など、まだ展開されていない地域もあるのですね。
また、上記の地域でも、配送対象外のエリアもありますのでご注意ください。
あなたのお住まいのエリアが配送対象になっているかは、WEB加入手続きの際に確認できるので、次の章で解説いたします。
WEB加入できるのは個別配送を希望する人に限られる
生活クラブのWEB加入は公式サイトからできますが、いくつか注意点があるのでご紹介しましょう。
グループでの配送を希望する場合はWEB加入できないためWEBの「資料請求」から申し込みます。
宅配サービスは利用せず、デポーのみを利用したい場合は、直接利用したい店舗に行って手続きしてくださいね♪
また、生活クラブに加入すると、商品の代金以外にも費用が掛かるので、そのあたりも紹介しておきましょう。
生活クラブは商品代金以外にも費用が掛かる
生活クラブでは、商品代金の他にも、毎月色々な費用が掛かります。
各地の生活クラブはそれぞれ自立して活動しているため、システムは各生活クラブにより異なりますが、例として私が最寄りの生活クラブに入る場合の費用をまとめてみました。
組合員活動・まち活動費は、あなたがどこの生活クラブに所属するかにより異なります。
「出資金」は、生協の活動や事業のために組合員が出し合うもので、どの地域の生活クラブに加入しても支払うことになります。
WEB加入では、手続きの画面に進む前に、出資金等の費用や脱退手続きなどについて説明文が表示されるので、手続き前にしっかり確認しておきましょう。
私は出資金が何の費用なのかと一瞬不安になりましたが、脱退の際は返還されるとわかって安心しました(返還時の振込手数料は差し引かれる可能性があります)。
この他に、1回の注文ごとに110円~275円(税込み)の個別配送料がかかる場合があります。
商品代金以外の費用もかさみそう…
高額購入やお子さんが幼い場合など、配送料は無料になる場合もあるので、詳細は各地のWEBサイトで確認しましょう。
次の章では、WEB加入の流れを説明いたします。
生活クラブのWEB加入の流れを解説!
WEB加入の手続きは、生活クラブの公式サイトからWEB加入のページに進んで行いましょう。TOPページ上部の「今すぐ加入」というボタンから進むこともできます。
- 1お住まいの地域を選択する
- 2地域ごとに表示される説明文を確認する
出資金などの費用等について書かれているのでしっかり確認しましょう。
- 3配送先の郵便番号を入力する
配送先がWEB加入に対応しているエリアか確認できます。
- 4各規約等を確認する
利用約款(やっかん)や個人情報の保護などの規約を確認し、同意できれば次へ進む。
- 5メールアドレスを登録する
登録したアドレスに認証メールが届くので、手続きを進める。
- 6情報を登録する
名前や住所、電話番号などの情報を登録する。
- 7出資金の支払い
クレジットカード(ダイナーズカードは不可)、コンビニ支払いなど、エリアによって可能な支払方法が異なります。
配送先の郵便番号を入力することで、配送先が配送対応エリアかどうかを確認できます。
支払いが完了すると組合員コードが発行され、最寄りの配送センターから注文用紙やカタログが届きます。
加入手続きについて不明点があれば、以下の専用ダイヤルから問い合わせてみましょう。
フリーダイヤルは、スマートフォンから利用できないことがありますが、こちらは利用できました。
対面や郵送の必要もなく、ネット上ですぐ手続きできるのはうれしいですね♪
私が加入するなら、クレジットカード払いにして、カードのポイントも貯めたいと思いました。
eクラブはネット注文できて口コミもチェックできる
生活クラブは、紙のカタログだけでなく、パソコンやタブレット、スマートフォンを使って「eクラブ」というサイトからネット注文できるのです。
eクラブは食料品から日用品まで幅広い品揃えで、生活クラブの組合員は無料で登録できます。
私は現在、生協の注文をネットからしていますが、紙の注文用紙は提出してしまうので、何を注文したのか後から確認したいときに重宝しています。
加入前にどんな商品があるか知りたい…
eクラブは、組合員になっていなくても見ることができるので(注文は組合員のみ可能)、加入前に商品や価格をチェックできます。
私はeクラブを見たのですが、キーワード検索やカテゴリー検索の他、ランキングや紙のカタログをWEBカタログとして見られるなど、充実した内容で注文しやすそうに思いました。
また、商品の評価や口コミも掲載されていて、組合員さんの生の声が事前にチェックできます。
私が気になった商品の口コミを見たところ、いい口コミだけでなく、マイナスな口コミも掲載されていたので、加入や購入を検討する際の参考にしたいと思いました。
eクラブでWEB限定品も購入できる
eクラブでは、WEB注文でしか購入できない限定品が販売されることがあります。
WEB限定品は、数量限定で販売されているので早い者勝ちです!
「限定」「早い者勝ち」といわれると、つい気になってしまいますよね。
私がWEB限定商品を見たときは、1玉700円近くもするキャベツ50個が完売になっていて驚きました!初めて見る種類だったので、希少なキャベツなのかもしれません。
しかし、数日後に見たら再入荷していたので、完売になっても再度購入できるチャンスがあるようです。
さらに、ネット注文ではわけあり品がお得な価格で購入できます。
ネット注文を利用される方は、ぜひWEB限定品もチェックしてみてください♪
生活クラブでは商品を消費材と呼んでいる
生活クラブのWEBサイトでは「商品」の代わりに「消費材」という言葉が使われています。
生活クラブでは、商品を「売るためのもの」ではなく、「生活者が消費するためのもの(材)=消費材」と呼び、商品を消費者の視点で見直しているのです。
(前略)「商品」の問題点を生活者の視点で見直し、「売るためのもの」ではなく「消費するためのもの」を手に入れる取り組みを積み重ねてきました。
生活クラブでは、こうした考えから共同購入する「もの=材」を商品と呼ばずに「消費材」と呼んでいるのです。「消費材」は、安全・健康・環境を大事な価値とする独自の厳しい基準で作ったオリジナル品がメインです。
生活クラブ
生活クラブは、消費者の視点から品物を厳選して販売しているのですね。
私は食料品を購入するとき、生産地や添加物など、安全性や健康面に悪い影響がないか、気にしながら選んでいるので、このような考えを知り、消費材にとても興味がわきました。
eクラブの品物の価格をイオンと比較してみた
安心・安全にこだわった品物は、価格も高そうですよね。
私はよくイオンを利用するので、いくつかの食材を、eクラブに記載されている価格と最寄りのイオンの価格で比較してみました。
【食材100gあたりの価格】
eクラブ | イオン | |
国産豚小間切れ | 200円 | 137円 |
国産鶏もも肉 | 204円(冷凍) | 105円(冷蔵) |
国産牛肉切落とし | 499円 | 537円 |
里芋 | 57円 | 63円 |
れんこん | 98円 | 95円 |
ぶなしめじ | 126円 | 80円 |
にんじんや玉ねぎといった日常的に使う野菜と比べたかったのですが、イオンは個数、生活クラブは重量の表記が多く、比較できませんでした。
価格は変動する可能性があるので参考程度になりますが、あまり価格の変わらないものや、生活クラブのほうが安いものもあるのですね。
私は生活クラブの方が高そうだと思っていたので、この結果はうれしい発見でした。
最近はスーパーでも安全性にこだわった商品が販売されているので、うまく使い分けられたらいいなと思いました♪
デポーの利用条件と注意点を徹底解説!
「デポー」は生活クラブの実店舗で、東京、埼玉、神奈川、千葉に展開され、現在は40店舗ほどあります。
デポーカードにポイントを貯められたり、割引キャンペーンや試食会などのイベントも行われています。
デポーは誰もが利用できるわけではなく、以下の条件があります(2022年11月時点)。
店舗で加入する際は、引き落とし口座の登録が必要なので、キャッシュカードを持参するとスムーズです。
店舗でデポー組合員になれば、その日からデポーで買い物できます。初回来店時に無料サンプルのプレゼントがもらえることもあるので、まずは店員さんにお声がけください♪
宅配サービスを利用していて、すでに生活クラブの組合員になっていれば、出資金など二重の手続きは不要とのことです。
組合員以外でも、初回のみお試しで利用できる店舗もあるので、試してみたい方は店舗に問い合わせてみましょう。
私が入っている生協は家の近くに実店舗ができたのですが、宅配と同じ商品も扱っているので、すぐに商品が欲しいときや注文し忘れたときは助かっています。
宅配サービスは注文してから届くまでに日数がかかるので、デポーが近くにあれば、そちらを中心に利用したほうが便利な方もいるかもしれませんね☆
デポーは都県を超えた利用はできない
デポーは、加入した都県をまたいでの利用はできないのでご注意ください。
神奈川内のデポーで組合員になった場合は、そのまま東京や埼玉のデポーは利用できないということですね。
私は加入した同一都県内のデポーなら利用できるのか疑問に思い、問い合わせてみました。
都内のデポーに加入したら、都内のどこのデポーも利用できますか?
都内は他のデポーは利用できませんが、埼玉県内のデポーで登録した場合は、県内3店舗を利用できます
エリアによっては、同一県内の他のデポーを利用できる場合もあるとのことなので、同一県内に複数のデポーがある場合は、利用できるか問い合わせてみましょう。
デポーの消費材は環境にも配慮されている
デポーで扱っている消費材(商品)の特徴をまとめてみました。
食品の安全性や鮮度だけでなく、環境にも配慮された品物が販売されているのですね。
私は食材を余らせてしまうことが度々あるので、量り売りはうらやましいと思いました。
添加物に厳しい基準を設け原材料も詳しく公開している
生活クラブは、国産、減農薬、無添加など、安心・安全にこだわった食材を提供しています。
私は加工食品や子供のお菓子をよく購入するので、添加物は特に気になります。
私が加入している生協は、スーパーで扱っている商品と同じくらい添加物が含まれたものが多いですが、生活クラブは添加物を減らす取り組みをしているのです。
生活クラブが許容している添加物は、日本で認められている食品添加物(天然香料と一般飲食物を除いた822品目)の1/10ほどとのことです。
現在、日本で認められている食品添加物は約1,500種類。
このうち、天然香料、一般飲食物を除くと822品目になります。生活クラブで許容している食品添加物はわずか93品目(*)と約1/10です。
(*)原材料のキャリーオーバー及び粉ミルクの栄養素は除く。
生活クラブ
上記は2020年3月時点での品目となりますが、生活クラブは、独自で厳しい基準を設けているのですね!
試しにeクラブ(生活クラブのWEB注文サイト)で販売されている加工食品やお菓子の原材料を見てみましたが、1商品あたりに使われている添加物の種類が少ないと感じました。
加工でん粉や乳化剤など、気になるものが使われている商品もありますが、添加物を一切使わないのは、なかなか厳しいのだろうと思います。
生活クラブの添加物への考え方は以下の通りです。
また、添加物だけでなく、原材料も細かく公開されています。
上記の原材料表示はeクラブに記載されていたものです。私は表示の細かさにとても驚き、できる限り詳しい情報を消費者に伝えようとする姿勢に好感を持ちました。
マーガリンや乳化剤など、個人的には気になる添加物や原材料が使用されたものもありますが、詳細を公開してもらえると、購入の判断もしやすく、安心感も高まります。
私は調べているうちに、生活クラブの加工食品やお菓子を購入してみたくなりました。
まとめ
- 生活クラブはWEBから加入できる。生活クラブは各地にあるので、配送先に対応可能な生活クラブに加入する
- 生活クラブにWEBから加入手続きができるのは、個別配送を希望する人に限られる
- 生活クラブは、出資金や個別配送料等、商品以外の費用も掛かるが、出資金は脱退時に返還される
- 生活クラブは「eクラブ」というサイトからネット注文が可能で、WEB限定商品の購入や口コミのチェックもできる
- 生活クラブでは商品のことを消費材とよび、消費者視点で厳選した品物を扱っている
- 生活クラブの店舗である「デポー」は、組合員やデポー会員になると利用できるが、都県を超えての利用はできない
- デポーは、宅配サービスでは扱っていない品物も販売している。また、リユースびんの使用や量り売りなど、環境に配慮した取り組みも行っている
- 生活クラブは添加物に独自の厳しい基準を設け、原材料も細かく公開している
生活クラブはWEB加入できますが、加入前やデポーを利用する際は、条件や注意点を事前にしっかり確認しましょう。
私は、添加物への意識やの原材料の表示など、消費者の視点で運営されていることに好感を持ったので、いま利用している生協からの乗り換えも検討してみたいと思いました。
商品以外の費用も掛かるので、加入前に契約内容をしっかりご確認の上、生活クラブの考えに賛同できる方はぜひご活用ください♪