お弁当があかないときは湯煎で温めるとフタがあきます。
お弁当があかないのは、お弁当の粗熱をしっかり取らずにフタをすることが原因です。
あなたは、お弁当があかない状態になったことはありませんか。
私は、お弁当があかなくなることを不思議に感じ、湯煎以外にあけ方があるのかを調べました。
あかなくなってしまったお弁当をあけるには、温めると良いとが分かりました。
学校など温められない場所では、水につけたり、パッキンを直接押して隙間を作る対処法があります。
そして、あかなくなってしまったお弁当をレンジで温めるのは破裂の恐れがあり大変危険です。
なぜ危険なのかも、詳しくご説明いたしますので、お弁当のフタがあかないときの参考になると嬉しいです。ぜひ、最後までお読みください。
お弁当があかないときの対処法は湯煎で温める!
お弁当があかないときは、60度くらいの温度で1分から2分ほど湯煎するとあきます。
お弁当があかなくなる理由は、お弁当の中の空気が冷めて縮んだ状態になっているからです。
空気は温めると膨張するので、湯煎でお弁当の中の空気を温めるとフタがあく
レシピサイト「N’s KITCHEN」でも、お弁当の中の空気を温めて膨張させるために湯煎をすると良いと紹介されていました。
私は、お弁当では経験がないのですが、プラスチックの容器であかなくなったことがあります。
「なんであかないの!」と焦りましたが、温めるとあくのですね。
このときは、力技であけましたが、温めることでフタがあくとは知りませんでした。
特殊な道具がいるのかと想像しながら調べましたが、60度くらいのお湯でお弁当を温めるとフタがあきやすくなることを知りました。
お弁当には耐熱温度がありますが、湯煎するとき高温過ぎると変形してしまいます。
お弁当があかないときは、60度くらいのお湯で1分から2分、湯煎してください。
あかないときは、時間を延ばして様子をみてくださいね
そして、お湯は60度でも熱いので、火傷しないように注意してください。
粗熱を取らずにフタをするとお弁当箱はあかなくなる
お弁当の粗熱を取らない状態でフタをすると、お弁当内の気圧が下がり、あかなくなります。
お弁当内の気圧が低下する理由は、温かい状態のお弁当にフタをすることが理由です。
お弁当内が徐々に冷めると同時に空気の気圧が縮んでフタがあかなくなるという仕組みです。
私は、お弁当作りが苦手な上に、朝に弱いです。家族が出かける前に作るには、粗熱を取り切る前にフタをしてしまうこともあると容易に想像できます。
お弁当箱のフタがあかなくて、食べたいときに食べられないと悲しいですよね。
お弁当の粗熱をとることで、フタがあかなくなる現象や食中毒も回避できると言われている
あかなくなることがないように、お弁当の粗熱はしっかり取りましょうね。
レンジを使うと急激な温度差ができお弁当が破裂する
あかなくなったお弁当をレンジで温めると中の空気が膨張し、お弁当のフタが吹き飛ぶので、レンジで温めるのはやめましょう。
レンジは、お弁当内を簡単に温められますが、温度が上がり過ぎる可能性があります。
私は、レンジの中でフタが飛ぶことを想像したら、非常に怖いと感じました。
壊れるのは、お弁当箱だけではなく、レンジも壊れてしまいそうですよね。
フタをしたままお弁当を温めると、お弁当内の空気が膨らみ、爆発するので非常に危険です。
フタをしたまま温められないお弁当箱も多いです!
フタをつけたまま温められるか、しっかり調べてから使用してくださいね。
エアーバルブのあるお弁当箱はあかなくなる心配がない
エアーバルブは空気圧を調整するためについています。このエアーバルブがついているお弁当箱は、あかなくなる心配がありません。
基本的にお弁当箱のフタをつけたままレンジで温めるのは、フタが飛ぶ恐れがあり危険です。
しかし、エアーバルブ付きのお弁当箱であれば、フタをしたままレンジで温められます。
エアーバルブは、お弁当の内外の空気圧を同じになるよう調整してくれるからです。
フタをしたまま温められ、とても便利!
私は、エアーバルブの付いたお弁当箱を使ったことがありません。
エアーバルブのついたお弁当箱を調べていたところ、冷凍も可能で、普段の食事の保存容器にもなる商品をいくつか見つけました。
私は、ちょうど作り置きに挑戦したいと考えていたので、冷凍できる点に興味をもちました。
そして、そのままレンジで温めるられるので、夕食の準備に使えると良いなと考えています。
エアーバルブのあるお弁当箱なら、あかなくなる心配がなく安心ですね。
こちらの商品はキャラクター付きですしお子さん用のお弁当にも使える丁度いいサイズですので遠足前に温めてからもたせる事ができますよ♪
お弁当が学校であかないときは3つの方法を試す!
学校や職場でお弁当があかなくないときは「水につける」「フタを押す」「フタのパッキンの部分に細いものを差し込む」のどれかを試してください。
お弁当があかなくなったときは、湯煎が一番あきやすく良いのですが、学校や外出先で、お湯が使えるとは限りませんよね。
私が調べた結果、学校でもできる対処法がありました。
- 水につける
- フタを押す
- フタのパッキンの部分に細いものを差し込む
「水につける」「フタを押す」「フタのパッキンの部分に細いものを差し込む」この3つです。
フタのパッキンに細いものを差し込むというのは、小さな隙間でいいので空気の通り道を作ります。
空気が通ることで、圧力が弱まりフタがあきやすくなります。
私が高校生のとき、母が毎日お弁当を作ってくれていました。
お弁当のフタがあかなかったことはないので、しっかり冷ましてからフタをしてくれていたのだと考えられます。
私は、感謝と尊敬の気持ちでいっぱいになりました。
あかない場合の対処法を子どもたちに教えておこうと考えています!
私も子どもたちがお弁当を必要とするときがきたら「フタがあかなかった」と言われることがないよう気を付けたいです。
学校でお弁当のフタがあかないときは「水につける」「フタを押す」「フタのパッキンの部分に細いものを差し込む」この3つを試してみてくださいね。
開け方を実体験!あかなくなったお弁当が湯煎であいた
実際にピッタリくっついてしまったお弁当箱のフタがあくのか試したところ湯煎でしっかりあけられました。
お弁当があかなくなってしまう原因や対処法は分かりましたが、本当に湯煎でお弁当があくのか実験してみました。
私は、実際に体験し本当にお弁当があかなくなったときに、慌てず対応できるようにしたいと考えたからです。
今回は、私の子どもが保育園のときに使っていたお弁当箱で実験をしました。
お弁当箱の耐熱温度は140度、沸騰したお湯をお弁当箱に入れてフタをします。
朝6時に作り、お昼の12時に食べると仮定して、お湯の入ったお弁当箱を6時間放置しました。6時間後、簡単にあかない状態になりました。
湯煎を1分から2分、待ちましたが、あきませんでした。
8分から10分ほどつけたあとに、パッキンのあたりに力を入れたらやっとあきました。
私は、簡単にパカッとあくと考えていましたが、想像以上に力が必要だったことが残念です。
学校であかないときの対処法は力のある人に頼む
実際にお弁当箱があかなくなってしまったら、学校であかないときの対処法を試しつつ、フタを押すときは、力のある人に頼むと良さそうです。
湯煎のときと同様にお弁当があかない状態を作りました。
学校などの外出先では、湯煎をすることは難しいですよね。実際、どうなるのか気になるので試してみました。
水道水をあて続けましたが、ピクリとも動きませんでしたよ。
フタを押してもあかず、パッキンの部分になにか細いものを入れようと爪楊枝で頑張りましたが、爪楊枝が折れてしまい結局あきませんでした。
お弁当があかなくなったときの対処法は調べると色々あるのですが、私は、湯煎でしかあけられませんでした。
今回は私が実験として、お弁当があかない状況を作り出したので、上手くあけられなかったのかもしれません。
スープジャーのお弁当があかないときは道具を使う
スープジャーがあかなくなった場合は、輪ゴム、濡らしたタオル、ゴム手袋、滑り止めの付いた軍手など、道具を使ってあけましょう。
スープジャーもお弁当箱同様に空気圧であかなくなることがあります。
しかし、スープジャーのフタがあかなくなった場合は、お弁当とは違い湯煎などで温めないでください。
内圧が上がり過ぎてフタが飛んでしまう危険があるからです。
「東京くらしWEB」のHPでは、誤った使い方でフタが飛び、大変危険だと注意喚起しています。
私は以前、スープジャーを昼食に使っていました。
お昼に温かいまま食べられることが、とても便利で幸せを感じました。
とても便利なのですが、使い方を間違えると大事故につながります。
説明書をきちんと読み、使い方を理解することが安全に使用するために必要です。
スープジャーがあかないときは温めずに道具を使ってあけましょう。
スープジャーもお弁当のように中が冷めるとあかなくなる
スープジャー内の温度が低下すると、フタがあかなくなることがあります。
スープジャーは保温に特化した商品ですが、温かいまま持ち運ぶためには注意点があります。
スープなど食材を入れる前に、スープジャーを温めておくなど、事前の準備が必要です。
しかし、保温するための対策をせず、食材を入れると、冷めてしまうと同時に空気圧が低下し、スープジャーのフタがあかなくなるのです。
そして、菌の繁殖が活発になる温度は、30度から40度だと言われています。
ぬるい温度の食材を入れると、菌が増えスープジャーの中が腐ってしまいます。腐るときにガスが発生し、フタがあかなくなる場合もあります。
スープジャーもお弁当箱と同じようにあかなくなることがあるので、注意しましょう。
手が滑らないよう道具を使いスープジャーをあける
輪ゴム、ゴム手袋、滑り止めの付いた軍手、オープナーなどの道具を使うことで、あかなくなったフタがあきやすくなります。
オープナーはフタをあけることに特化した道具です。便利な道具ですが、お弁当用に持ち運ぶことはあまりないでしょう。
しかし、輪ゴムやゴム手袋、滑り止めの付いた軍手も手を滑りにくくできるので、オープナーがない場合は、身近にあるもので代用してください。
私は、輪ゴムをどう使うのか分からず、気になったので調べました。
こちらは、私が毎日愛用している水筒です。現在、スープジャーを持ち合わせていないので、同じような形状の水筒で再現させていただきます。
このように輪ゴムを何本もグルグルまきにすると、滑らず力が入り、スープジャーのフタがあきやすくなります。
私のこの水筒も、たまにあかなくなることがあるので、輪ゴムであける方法はとても便利だと感じました。
手が滑らないように道具を使うと力が入りやすくなります。ぜひ、あかなくなったときは試してくださいね。
まとめ
- お弁当があかないときは、60度くらいの温度で1分から2分ほど湯煎する
- お弁当の粗熱を取らない状態でフタをすると、お弁当内の気圧が下がり、あかなくなる
- あかなくなったお弁当をレンジで温めると中の空気が膨張し、お弁当のフタが吹き飛ぶので危ない
- エアーバルブのついているお弁当箱は、空気圧を調整するためについていて、あかなくなることがない
- 学校や外出先であかなくなったら「水につける」「フタを押す」「フタのパッキンの部分に細いものを差し込む」のどれかを試す
- スープジャーもお弁当と同様に容器の中の温度の低下で、フタがあかなくなることがある
- スープジャーは、輪ゴム、ゴム手袋、滑り止めの付いた軍手、オープナーなどの道具を使うことで、フタをあけやすくできる
お弁当箱のフタがあかないときは、湯煎であけられます。
いくつか実験もしてみましたが、湯煎が一番安全で確実にあけられますよ。
私は、ちょっとした実験もでき、お弁当があかないとき、どうすれば良いのか楽しく学べました。
お弁当があかなくなってしまったら、湯煎であくことやどんな原理であかなくなるか知っておくと、焦らず対応できると感じました。