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生卵は何歳から食べられるか調べたら3歳からOK!半熟卵なども解説

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食材
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詳しく調べてみると「生卵は3歳になるまで与えてはいけない」ということがわかりました。

この理由はそれより小さいこどもは免疫機能や消化機能が未発達のためです。

卵はアレルギーリスクの高い食材ですが様々な料理に使われている重要な食材でもあります。

しかし生卵の場合はアレルギーの他に食中毒の不安も残りますので何歳から食べさせても良いのか疑問に思いますよね。

私は小さいときに生卵アレルギーだったので、生卵が食べられるようになったのは小学生の高学年になったときです。

やはり小さいこどもだからこそ与える食事については気をつけていきたいですよね。

そこで卵はもちろんですが黄身や半熟卵は何歳から大丈夫なのか、卵について詳しくご説明いたします!

これであなたも安心して卵を上手に料理に盛り込んでみてくださいね。

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生卵は何歳から食べさせても大丈夫なの?答えは3歳から!

離乳食を始めるうえで注意しなければいけない点は、月齢によって与えて良い食材が変わるところです。

最初はとろとろのおかゆから始まり、慣れてきたらお野菜、そしてお豆腐やお肉という順で、次第に食べさせても良い食材が増えていきます。

そこで気になるのが「生もの」ですよね。私たち大人は何気なく卵や刺身を食べていますが、赤ちゃんはいつから食べられるのでしょうか。

結論から言うと、生卵などの「生もの」は、3歳になるまで食べさせてはいけないということが分かりました。

あれ、思ったより早いかも。小学生くらいからだと思ってた!

私自身、4歳の息子には今でも生卵を与えるのが怖かったので、実際に調べてみて驚きました。

息子の離乳食時代を思い返しながら、詳しくご説明していきますね。

生ものは3歳になるまで与えないで!

小さなお子さんに食べさせる食材で、一番気を付けなければいけないものが「生もの」です。

生卵やお刺身はもちろんですが、お肉やお魚も、きちんと加熱されていることを確認しなければいけません。

ですが、私たち大人の食事でも人気な「卵かけごはん」や「お寿司」など、生ものを欲しがることもありますよね。

私はお寿司が大好きで、子供の頃から「いくら」が大好きでした。

また「卵かけごはん」も大好きで、今でも小腹が空いた時によく食べています。

ですが、自分が何歳の頃から「いくら」や「生卵」を食べ始めたのかは覚えていません。

家族でお寿司屋さんに行ったり、手巻き寿司や、すき焼きも楽しみたいなって思うよね。でも、本当に3歳から食べさせて大丈夫なのかな?

そこで改めて調べてみたところ、厚生労働省や日本食品衛生協会では、生卵についてこのように提言しています

 老人、2歳以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している人等に対しては、生卵(うずらの卵を含む。)は避け、できる限り、十分加熱した卵料理を提供してください。

公益社団法人日本食品衛生協会

最初にこの説明を見た時、私は「2歳から大丈夫なんだ!」と勘違いしてしまいました。

しかしそれは間違いです。2歳以下とは、2歳も含まれます。

そのため、実際に食べても良い年齢は3歳からとなりますのでご注意ください。

「以下」とか「未満」って言葉は紛らわしいけど、きちんと確認しないと大変だね。気を付けよう!

小さな子供の場合、免疫機能や消化機能が大人よりも未発達です。

そのため、生卵やお刺身などの「生もの」を与えてしまうと、食中毒にかかってしまうリスクが高くなります。

仮に症状が軽く済んだとしても、お腹を壊すなど体調を崩してしまう恐れがあるので、食べさせる時は注意が必要ですね。

生卵やお刺身などの「生もの」は、3歳になってから、様子を見て少量ずつ与えるようにしましょう。

離乳食が完了しても注意が必要な食材とは?

1歳6ヶ月が過ぎれば、母乳やミルク、離乳食も卒業する頃ですよね。

この頃になれば、お子さんもいろいろな食材を食べられるようになり、パパやママもひと段落する時期だと思います。

ですが、離乳食を終えた1歳6ヶ月以降も、食べさせるのに注意が必要な食材があります。

一覧にまとめてみましたので、まずはこちらをご覧ください。

離乳食が完了しても注意が必要な食材
  • ピーナッツ
  • 山芋
  • 加工肉(ハム・ソーセージ)
  • 練りもの(かまぼこ・ちくわ・はんぺん)
  • こんにゃくゼリー
  • 市販のお菓子
  • ファーストフード
  • 水道水
  • 緑茶・紅茶・コーヒー
  • ジュース・炭酸飲料
  • 香辛料

離乳食を終えても注意が必要な食材って結構多いんだね。母乳やミルクを卒業したからって、安心しすぎるのは良くないかもしれないね

こちらの一覧は、あくまでも「注意が必要な食材」となっています。

食べさせてはいけないものではありませんので、改めてチェックしてみてください。

例えば、ハムやソーセージなどの加工肉や、かまぼこやちくわといった練りものは、塩分が多く含まれているので、避けた方が良い食材です。

特にはんぺんの場合、ふわふわの食感を出すために「卵白」を使用しているので、卵アレルギーのあるお子さんに与えてはいけません。

また、意外と見落としてしまいがちなものが水道水です。

ミルクを作る時は「白湯」を使いますよね。離乳が完了してからも、水道水を直接飲ませるのではなく、「白湯」を飲ませてあげた方が安全です。

水道水は安全と言われていますが、消毒液なども含まれているので、離乳期は一度沸かしたものを冷まして飲ませます。これを白湯(さゆ)といいます。離乳食に使う場合も、必ず煮沸して。また、普通のミネラルウォーターは鉄分などが多く含まれていて消化に悪いため、赤ちゃん用のものを選んでください。

ベビースマイル赤ちゃんの健康情報

「母乳やミルクが終われば水道水も飲ませて大丈夫」と勝手に思っていましたが、実は注意が必要なものの一つなのだと改めて知ることが出来ました。

その他、各食材の細かい注意点に関しては、「ベビースマイル赤ちゃんの健康情報」を参考にしてみてくださいね。

このように、離乳食が終われば多くの食材を食べることが出来ますが、中には注意が必要なものもあります。

だからといって、注意が必要な食材すべてを避ける必要はありません。

いろいろな食材に挑戦することは、お子さんの脳を刺激する大切な行為でもありますよ。

何より、大好きなパパやママと楽しく食事をすることがお子さんにとって一番の幸せです。

どんな食材を気に入ってくれるのか、どんな料理が嫌いなのか、観察しながら楽しく準備してみてはいかがでしょうか。

何歳から卵の黄身や半熟卵は食べられる?黄身は離乳食開始時からOK

生卵を食べても良いのは3歳からだということが分かりましたね。

それでは、卵を使った料理は3歳になるまで避けた方が良いのでしょうか。

その答えは「NO」です。厚生労働省や離乳食の本によると、「卵は生後5~6か月から食べさせて大丈夫」と書かれています。

生後5~6ヶ月というと、離乳食を始める頃だよね。そんなに早くから大丈夫なんてびっくりだね!

とはいえ、もちろん最初から大量に与えてはいけませんよね。

そこでここでは、卵を食べさせる場合のポイントについて詳しくご説明していきます!

卵の黄身は離乳食開始時からOK!

私が息子を出産した時、一番の不安はやはり離乳食でした。

ちゃんと食べさせることが出来るのか、食べさせてはいけない食材を与えないように出来るか、毎日不安になっていた思い出があります。

右も左も分からなかった私は、離乳食の本を買って勉強することにしました。それがベネッセ・ひよこクラブが編集するこちらの書籍です。

画像は2021年現在の最新版の書籍です。私が持っているのは数年前のもので、今とはカバーが異なっています。

ですがカラーで分かりやすく、説明も丁寧なので、初めて離乳食に挑戦する方にはおすすめの書籍ですよ。

離乳食を乗り切ることが出来たのもこの書籍のおかげだと思い、今でも大切に保管しています。

話が逸れてしまいましたが、私が購入した数年前の「離乳食新百科」を久しぶりに引っ張り出してきました。

すっかり忘れていた生後5~6ヶ月頃の離乳食メニューを読み返してみると、「鶏卵」の部分に三角マークが付いています。

三角マークは「注意して与えたいもの」という意味です。

鶏卵の部分の注意書きを読んでみると、「完全に火を通した黄身を少量ずつ」と書かれていました。

つまり卵の黄身だけなら、離乳食を開始したばかりでも与えて良いということです。

黄身だけならそんなに早くから食べさせても大丈夫なんだね

また、厚生労働省が公式サイトで提示している「授乳・離乳の支援ガイド」でも、生後5~6ヶ月頃から卵の黄身を与えてみるよう勧めています。

卵はアレルギーや食中毒の印象が強いため、免疫力の低い赤ちゃんに与えるのは不安になってしまいますよね。

ですが、国からの正式発表や、大手企業が発行する書籍からの情報であれば、不安な心も晴れるのではないでしょうか。

実際に私も、当時は書籍を見ながら離乳食について猛勉強していました。ネットの情報も便利ですが、書籍を一冊購入してみるのもおすすめです。

特にひよこクラブの「離乳食新百科」は、カラーで分かりやすく、調理方法についても詳しく載っています。ぜひチェックしてみてくださいね。

半熟卵は食べさせても大丈夫?

卵の摂取時期について少しずつ判明してきましたね。それでは、半熟卵は食べさせても良いのでしょうか。

半熟卵といえば、ゆで卵や温泉卵、オムレツや親子丼など、私たち大人は日常的に食べていることが多いです。

小さなお子さんに卵を与える際は「加熱してあれば大丈夫」とのことですが、ゆで卵もオムレツも、加熱調理した食べ物です。

「加熱してあるから大丈夫かな?」と判断に迷うこともあるかもしれません。

ゆで卵もオムレツも、中身が見えにくいから、「実はちょっと生だった」なんてこともあるかもしれないよね…

結論から言うと、半熟卵も生卵と同じく「3歳」になってから与えた方が安全です。

加熱してあるとはいえ、「生」の部分が残ってしまえば「生卵」と同じ扱いとなってしまうからです。

3歳未満のお子さんに卵料理を出す時は、生の部分が残っていないか、しっかり確認することが大切ですね。

私は卵焼きを作る時、火が完全に通る前に巻いてしまうため、中が半分生の状態となってしまうことが多くあります。

今は息子も4歳なのであまり心配していませんが、自分のクセが原因でお子さんに生の卵を与えないよう注意しましょう。

「きっちり火を通す」ことで調理時間が増えたり、手間がかかってしまいますが、家族の健康には代えられません。

お子さんの笑顔のためにも、しっかりと確認してくださいね。

月齢や年齢順の卵の与え方一覧!

生卵や半熟卵、離乳食時の卵の与え方についてなど、卵について詳しくご説明しましたが、ここで一度、改めて整理してみようと思います。

卵は大人になってからもよく口にする食材ですが、アレルギーのことを考えるとどうしても慎重になってしまいますよね。

そこで、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」や、ひよこクラブの「離乳食新百科」に載っている情報をもとにして、一覧にまとめてみました。

いつ、どのようなタイミングで与えれば良いのか分からなくなった時には、こちらをぜひ参考にしてみてください。

卵の与え方一覧
  • 生後5~6ヶ月
    黄身だけ

    固ゆでにしたゆで卵を少量ずつ与える

    この時期は1日1回1さじずつのため、ごく少量にすることがポイント

  • 生後7~8ヶ月
    黄身・白身(1/3程度の量)

    固ゆでの黄身に慣れてきたら、白身を少量ずつ与える

    白身には卵アレルギーのアレルゲンが含まれているため、少量ずつ与えて様子をみることが大切

    卵黄のみであれば1個分までOK。白身を含む場合は全体の1/3程度の量にすること

  • 生後9~11ヶ月
    黄身・白身(1/2程度の量)

    アレルギーの心配が無ければ、黄身・白身の両方を与えて良い。ただし、しっかりと加熱をすること

    全体の1/2程度の量を目安に与える

  • 1歳~1歳6ヶ月
    黄身・白身(2/3程度の量)

    アレルギーの心配がなければ、黄身・白身の両方を与えて良い。ただし、しっかりと加熱をすること

    全体の2/3程度の量を目安に与える

  • 3歳
    半熟卵・生卵

    与えても良い年齢。アレルギーの心配が無ければ、少量ずつ様子を見ながら与える

厚生労働省ではなるべく早いタイミングで卵を与えることを推奨しています。

近年の考え方では「早い時期に摂取することでアレルギーの発症を抑えられる」とされているからです。

とはいえ「授乳・離乳の支援ガイド」には、「あくまで目安であり、子どもの食欲や成長、発達の状況に応じて調整する」と書かれています。

離乳食には「食べることの練習」や「食べる楽しさを知る」という目的もあります。

アレルギーを心配してしまう気持ちもあると思いますが、まずはパパやママ、お子さんがリラックスした状態で食事を楽しむことが一番大切ですね。

生卵を妊婦が食べてはいけない理由は食中毒のリスクがあるから!

妊娠中は食べ物を制限されてしまいますよね。私も妊娠していた時は、雑誌やネットを見ながら「食べられるもの」を必死にチェックしていました。

特に大好きなお寿司の「マグロ」が食べられないと知った時は、「出産したらマグロを食べるんだ」と意気込んでいた記憶があります(笑)

その他、コーヒーやお酒を飲んではいけないことは有名ですが、「生もの」は食べても良かったのか、すっかり忘れていたので調べてみました。

結論として、妊娠中は生卵を含む「生もの」を控えるべきだということが分かりました。詳しくご説明していきますね。

妊娠中は食中毒のリスクが高くなる

先ほど「生もの」は3歳になってからとご説明いたしましたが、大人になれば「生もの」を食べる機会も増えますよね。

また、普段何気なく食べているものの中には「実は生ものだった」という食べ物が意外と多いです。

たらこのおにぎりとか、カルボナーラとか、「そういえば生だった!」って後から気付くこともあるかもしれない。気を付けよう…

ついつい忘れがちになってしまうかもしれませんが、妊婦の場合「生もの」は意識して控えるようにしましょう。

マグロが好きな私のように、好物が「生もの」だと、しばらく我慢する必要がありますが、お腹にいる赤ちゃんの健康には代えられないですよね。

妊娠中は免疫力が低下しているため、食中毒にかかるリスクが高くなってしまいます。

特に生卵は「サルモネラ菌」による食中毒が有名で、腹痛や下痢、嘔吐などの症状が特徴です。

お腹の中の赤ちゃんに直接影響することはありませんが、下痢や嘔吐が続くことにより、脱水症状に陥ることもありますのでご注意ください。

ただし、充分に加熱した卵は食べても大丈夫です。卵は栄養が豊富なので、卵焼きやゆで卵にして食べてみてはいかがでしょうか。

妊娠中に制限してもアレルギーの予防にはならない!

「妊娠中に卵を制限すれば、赤ちゃんは卵アレルギーにかからない」というお話を聞いたことはあるでしょうか。

実際に私も、妊娠していた時どこからかそんなお話を耳にしました。

「食物アレルギーを発症してしまったらどうしよう」と心配になっていたのですが、私と同じような不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで詳しく調べてみたのですが、結論から言うと、妊娠中に制限しても食物アレルギーの予防にはならないことが分かりました。

子どもの湿疹や食物アレルギー、ぜんそく等のアレルギー疾患の予防のために、妊娠及び授乳中の母親が特定の食品やサプリメントを過剰に摂取したり、避けたりすることに関する効果は示されていない。

厚生労働省 授乳・離乳支援ガイド

妊娠中や授乳中に予防出来たら良いなって思ってたけど、明確な情報ではないってことだね

私もアレルギーを持っていますので、「自分の子供にはアレルギーでつらい思いをして欲しくない」という気持ちはよく分かります。

アレルギーを予防出来るかもしれないのなら、何でも試してみようと思ってしまうものですよね。

ですが、そのために特定の食材を避けたり、過剰に摂取する必要は無いと、「授乳・離乳支援ガイド」にも掲載されています。

まずは赤ちゃんの成長が一番大切です。バランスの良い食事を心掛けて、元気な赤ちゃんを産んでくださいね。

厚生労働省が発表したアレルギーの新情報を徹底解説!

離乳食を始める際、「この子にアレルギーはあるのかしら」と不安になってしまいますよね。

私も主人もアレルギー体質です。食物アレルギーは無いものの、花粉症や喘息などのアレルギーがあります。

特に私は、子供の頃重度のアレルギー体質だったため、息子も何かしらのアレルギーが発症するかもしれないとおびえています。

「それが食物アレルギーだったらどうしよう」と、当時は緊張しながら離乳食を作っていました。

この記事を書いている現時点では、食べ物でアレルギーを起こすことは無いようですが、ある日突然発症してしまうのがアレルギーの怖さです。

そこで、ここでは厚生労働省が発表している「食物アレルギー」についての新情報をご紹介します。

アレルギーについて不安を抱えている方は要チェックです!

アレルギーが怖いなら早めに与えるべし!

先ほどから紹介している、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」は、2019年に改定が行われました。

いくつかの項目において、追加されたり否定された情報がありますが、アレルギーについてもいくつか変更点がありましたのでご紹介します。

アレルギーについて変更された点
  • 食物アレルギーに関する情報が増えた
  • 離乳食の開始を遅らせることは予防にならないことが明記された
  • 特定の食べ物の摂取開始を遅らせても予防にはならないことが明記された
  • 卵(黄身)の摂取開始が生後7~8ヶ月とされていたが生後5~6ヶ月へ変更した
  • 子どものアレルギー予防のために、母親が特定の食品を避けたり摂取する必要はないと明記された

近年では、3歳の時点で食物アレルギーを発症してしまう子供が増えているそうです。

そのため、以前は「参考」程度にしか食物アレルギーの情報が載っていませんでしたが、2019年の改定で「支援」のための情報が増えたとのことです。

「生後5~6ヶ月で黄身を与えて良い」とされたのは2019年からなんだね。意外と最近のことでびっくり!

長い間「生後7~8か月頃」と言われてきた卵の摂取時期ですが、改定の際に「生後5か月~6ヶ月頃」に変更となりました。

厚生労働省によると、離乳食の開始やアレルギーの恐れがある食材の摂取を遅らせても、食物アレルギーの予防にはならないことが判明したからです。

実際に私も、息子に離乳食を作る際、「避けられるなら避けてしまおうかな」と、卵を与えることに迷ったことがありました

生後5~6ヶ月頃と言えば、離乳食が始まったばかりの頃ですよね。

つい先日まで母乳やミルクしか飲ませられなかったのに、いきなり卵を与えても大丈夫なのかと不安になる方も多いのではないでしょうか。

しかし食物アレルギー発症は、遺伝によるものや、食物を与える時期の遅れが主な原因だと、厚生労働省は発表しています。

また、卵や牛乳、大豆など、乳幼児が発症しやすいアレルギーは、小学校入学前に完治する可能性が高いです。

乳幼児に多い鶏卵、牛乳、小麦、大豆のアレルギーは3歳までに5割、小学校の就学までに7-8割が治ると言われています。またそれ以外の原因食物は全般的に治りにくく、ピーナッツアレルギーで1-2割程度が自然に治ると考えられています。

食物アレルギー研究会

ただし、アレルゲンを除去した食事や、原因の食材を少量ずつ食べてみるなど、医師の適切な治療が必要となります。

自己判断では行わないようにと「授乳・離乳支援ガイド」にも記載されていますので、併せて確認してみてください。

とはいえ、早いタイミングでアレルギーが発覚した方が、回復する見込みもあり、パパやママにとっても安心するのではないでしょうか。

このように、アレルギーが怖いと思っている方こそ、早い時期から卵を与えるべきなどのだと分かりました。

他の食材と同じように、少しずつ様子を見ながら与えてみてくださいね。

何歳からアイスやカルボナーラは大丈夫?3歳までは控えよう

離乳食が完了する頃になると、多くの食べ物を食べられるようになりますよね。

しかし、だからこそついつい油断してしまうのも1歳6ヶ月頃~3歳頃のタイミングなので注意が必要です。

例えばアイスやカルボナーラなど、卵を使った料理は食べさせても良いのでしょうか。

卵や牛乳のアレルギーが無ければ大丈夫だと思うけどなあ

結論から言うと、アイスもカルボナーラも3歳になるまでは控えた方が良い、ということが分かりました。

まだまだ油断が出来ない小さなお子さんの食事について、これから詳しくご紹介していきますね。

アイスもカルボナーラも3歳までは我慢しよう!

近年「酷暑」と呼ばれるほど、夏の暑さが厳しくなっていますよね。

お子さんを連れて外出する際、どんなに暑さ対策をしたとしても心配になってしまうことも多いと思います。

顔を真っ赤にさせたり、大量の汗をかいている姿を見ると、なんとかしてあげたいと思ってしまうものです。

そんな時、ついついコンビニやスーパーでアイスを買ってあげたくなってしまいますが、実はアイスも3歳までは与えない方が良い食べ物なのです。

そうなの!?卵も牛乳もアレルギーが無いのに!?

卵や牛乳のアレルギーが無くても、市販のアイスは糖分が高いため、小さなお子さんには向いていません。

また、アイスはくちどけも良く、味が濃いため、小さなお子さんにとっては魔性の食べ物となります。

ついつい止まらなくなってしまい、たくさん食べてしまった結果、お腹を壊してしまう心配もあるので注意が必要です。

このように、市販の食べ物には糖分や、塩分が多く含まれているものが多いので、3歳になるまでは控えた方が良いでしょう。

カルボナーラも3歳までは控えてください。カルボナーラは調理の際に、生卵を使用するからです。

溶いた生卵を絡めて、固まる前にお皿に盛りつけるため、充分に加熱されているとは言えません。

「市販のソースであれば生卵を使わないのでは」と思うかもしれませんが、先ほどご説明した通り、市販の食べ物には塩分が多く含まれています。

そのため、アイスもカルボナーラも、3歳になるまでは控えた方が良いということです。

乳製品が好きなお子さんは多いので、アイスもカルボナーラも魅力的に映ることでしょう。

実際に私の息子は、ハンバーグもナポリタンも食べられない偏食キングですが、カルボナーラは大好きでぺろりと食べてしまいます。

お子さんが喜ぶものを与えたくお気持ちはよく分かりますが、もう少しの我慢です。

解禁になった日には、ぜひ一緒に楽しく召し上がってくださいね。

アイスもケーキも手作りなら安心!

あまりの暑さにどうしてもアイスを食べさせたいと思ったり、お祝いの際にケーキを食べさせたいと思うこともありますよね。

そんな時は手作りのアイスやケーキを作ってあげてはいかがでしょうか。

手作りであれば、糖分や塩分を調整することが出来ますし、卵や牛乳を使わない、アレルゲン除去のおやつを作ることも可能です。

ベビーフードなら、糖分も塩分も小さなお子さんに合わせて控えめとなっているので、安心して与えることが出来ますよね。

また、息子の1歳の誕生日には、こちらを使ってケーキを作ってあげました。

ホイップクリームなどの材料もすべて揃っているうえに、糖分も脂肪分も抑えられているケーキセットです。

喜んでもりもり食べていた記憶がありますのでおすすめですよ。

ケーキセットには「チョコレートタイプ」、アイスセットには「かぼちゃ&さつまいも」や「りんご&にんじん」などの種類があります。

お子さんと一緒に作ってみるのも楽しいと思いますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ

  • 生卵などの「生もの」は、3歳になるまでは与えてはいけない
  • 1歳を過ぎれば食べても良い食材の中にも注意が必要なものもある
  • 卵の「黄身」は生後5~6ヶ月頃から与えることを厚生労働省が推奨している
  • 半熟卵は「生」の部分が残っているので、3歳になるまでは与えないようにする
  • アレルギーが心配な食材だからこそ、離乳食開始後なるべく早く与えることが大切
  • アイスもカルボナーラも、3歳になるまでは控えた方が良い
  • 手作りであれば、糖分や塩分を控えたおやつを作ることが出来るのでおすすめ
  • 食材の摂取時期はあくまでも目安で、お子さんの体調や成長に合わせて離乳食を進めることが大切

免疫機能や消化機能が未発達な小さなお子さんに、「生もの」を与えてしまうのはとても不安になると思います。

ただでさえ慣れない離乳食に手を焼いているのに、食中毒やアレルギーの不安もあるので、頭を抱えてしまいますよね。

ですが、厚生労働省の「授乳・離乳支援ガイド」や、ご紹介した離乳食の書籍など、参考にしたい情報はたくさんあります。

また、ネットにもたくさんの情報が載っていますので、まずは心を落ち着かせて、楽しく離乳食に挑むことが大切です。

あなたもぜひ、楽しい離乳食の時間を過ごしてくださいね。

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