ハイハインは2枚で26kcalというヘルシーなおやつです。
いつから食べられるかというと、7か月頃から食べられる赤ちゃんせんべいです。
ただ、これはあくまでも目安です。いつから与えるかは、お子様の離乳食の進み具合で判断しましょう。
ハイハインは、優しい味わいで口どけも良く、握りやすい形で、1歳前の赤ちゃんにはピッタリのおやつです。
我が子もハイハインは大好きでした。スーパーに行くと無意識のうちにかごに入れるほどでした。おやつを美味しそうに食べる子どもの笑顔には癒されますよね!
そんなおやつの必要性や、1日に食べられるおやつの量、ハイハインのアレンジ方法なども解説しています。
いつからおやつデビューしようか考えている方、ハイハインを安心してお子様に与えたい方は、是非読んでみてくださいね。
\ハイハインは災害食にもピッタリ!/
ハイハインはいつから食べられる?答えは7か月頃から!
ハイハインは亀田製菓から販売されている赤ちゃん用のおせんべいで、7か月頃から食べられます。
赤ちゃんが自分の手でにぎって食べる練習ができ、やさしい口溶けのおせんべいです。
私は2人の子どもがいますが、2人とも、市販のおやつデビューは、ハイハインでした。
デビューのきっかけは、公共の場で静かにしててほしい時にさっと渡して、静かに食べてもらえたら、という気持ちからでした。
そもそも赤ちゃんのおやつは何のためにあるのか、いつから食べても良いのか、ふと疑問に思いました。
赤ちゃんのおやつは発達をサポートする役割がある
赤ちゃんのおやつは何のためにあるか知っていますか?
赤ちゃんのおやつは、大人が食べる息抜きのためのおやつとは違い、たくさんのメリットがあります。
赤ちゃん用のおやつは、優しい口どけや、優しい味わい等、赤ちゃんにとって、食べやすい工夫がされています。
まだ食べることに慣れていない赤ちゃんにも、食べる楽しさを感じてもらいやすいことが、赤ちゃんにとって最初のおやつの役割と言えます。
私は、赤ちゃん用のおやつの優しい味わいが好きで、余ったときには私が食べ、この味に癒されていました!
この頃の赤ちゃんは、大人と同じものを食べることがないので、一緒に同じおやつを食べることも、食べる楽しさにつながりますよね!
食べる楽しさを感じてもらえると、食べる意欲にも繋がります!
食べることに慣れ、離乳食の3回食が定着した1歳~1歳半頃になると、おやつは補食としての役割が大きくなり、「第4の食事」と言われています。
赤ちゃんは、消化吸収機能が未熟なため、一度にたくさんの量を食べられません。
食事では取り切れない必要なエネルギーや栄養素を補うための補食として、おやつは重要です。
また、おやつを食べるということは、「自分でにぎる」、「自分でつまむ」、「口に運ぶ」、「かじる」等、想像以上に体の動きを組み合わせて行う行為です。
“食べる”という行為が、指先の細かい動きを必要とし、運動機能の発達にも繋がります。
赤ちゃんのおやつは様々な面から子供の成長・発達をサポートするものなのですね!
おやつを食べることでが、運動機能の発達にも繋がるなんて、一石二鳥ですね!
我が家の子供は、離乳食時代、娘は全く食べない、息子はぐちゃぐちゃにつかんで全身食べ物まみれ…離乳食は頭を悩ませました。
子どもがおやつを食べているときは、私自身も心身ともにリラックスでき、親子共に、楽しい時間でした。
おやつデビューは離乳食の進み具合で決めよう!
離乳食も軌道に乗り、食べることに慣れてくると、市販のおやつはいつから与えてもいいのか、気になりますよね。
ハイハインは、7か月頃から食べられるようになります。離乳食が1日2回になることが、おやつを与えてもよい目安となります。
7か月頃の赤ちゃんは、食べることに少しずつ慣れてきて、舌の動かし方が上手になり、食べ物を舌で押しつぶして飲み込めるようになります。
ただ、赤ちゃんの発達には個人差があります。離乳食の進み具合をみながら、少しずつ与えてください。
栄養的におやつが必要となるのは、1歳を過ぎてからです。それまでは毎日与える必要はありません。食べる練習や、楽しみの一つとして与えてください。
私は我が子が1歳前の頃は、お出掛けのときや、私自身疲れていて一息つきたいときにおやつをあげていました。
毎日の習慣にするのは良くありませんが、おやつをうまく使い、楽しく子育てできると良いですよね。
初めてのおやつには口どけの良いハイハインがおすすめ!
ハイハインは、歯が生える前から食べられます。口の中ですっと溶けることや、お米の風味を生かした優しい味わいは、赤ちゃんのおやつデビューにピッタリです。
持ちやすい形状も、手づかみ食べの練習になり、自分で食べる喜びや楽しさを感じてもらえますよね!
またハイハインの原材料に使われている米粉は100%国内産、消化吸収が良いのもおやつデビューにおすすめしたいポイントです。
我が家の娘は、ハイハインを食べ始めてから、離乳食の食いつきも良くなりました。
時期的な問題もあるかもしれませんが、ハイハインを食べることを通して、あごや舌の動かし方を習得し、食に興味が湧いたのかもしれないなと思いました。
ハイハインを与える量は月齢に応じて調整しよう
赤ちゃんのおやつは、月齢に合わせて量を調節する必要があります。
7か月~11か月の赤ちゃんは、離乳食に響かないようにあげなければいけません。
我が家の娘は離乳食時代は食が細く、おやつをあげすぎると離乳食をほとんど食べませんでした。
お出かけの際には、おやつ以外にもご機嫌をとれるお気に入りのおもちゃも持ち歩き、おやつに頼りすぎないように気を付けていました。
1歳以降の赤ちゃんは、補食としておやつからも栄養を補う必要があります。
具体的にどのようにおやつを与えたらよいのか見ていきましょう。
1歳前の赤ちゃんは1日2枚までにしよう
7か月~11か月頃の赤ちゃんにとって、おやつは栄養を補うものではありません。
あくまで、楽しみの一つとして授乳や離乳食に響かない程度に与えましょう。
ハイハインは1個包装(2枚)で13kcalです。ハイハインなら1~2枚で十分です。
我が子はハイハインが大好きで、2枚はあっという間に食べていました。
たくさん持っていると、どうしてもあげてしまうので、必要以上に持ち歩かないように気を付けていました。
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、2歳までの子どもの1日あたりの推定エネルギー必要量は以下の通りとなっています。
男児 | 女児 | |
0~5か月 | 550kcal | 500kcal |
6~8か月 | 650kcal | 600kcal |
9~11か月 | 700kcal | 650kcal |
1~2歳 | 950kcal | 900kcal |
1歳~2歳になると、赤ちゃんは、1日に900~950kcalが必要です。
大人の女性の推定エネルギー必要量は約2000kcalと言われているので、母親の約半分のカロリーを摂取する必要があるのです。
しかし、まだ胃が小さく、消化機能も未熟なため、一度に多くの量を摂れません。3回の食事では、摂り切れない栄養素を、補食としてのおやつで満たす必要があります。
一日におやつから摂るカロリーは、一日の必要摂取カロリーの10~15%が目安と言われています。個人差もありますが、おやつから100~150kcalが目安ということですね。
1歳以降の赤ちゃんは、ハイハインの枚数に決まりはないようですが、果物やお芋、おにぎりなどと組み合わせて、バランスよくおやつを楽しみましょう。
私は、毎回のおやつに、手作りのものを用意することは出来ず、市販のおやつとうまく組み合わせて活用していました。
カルシウムが含まれるので補食としてもおすすめ
子どものおやつは、離乳食だけでは補いにくい鉄分やカルシウム、ビタミンC が含まれているものを選ぶのがおすすめです。
ハイハインはカルシウムが1個包装当たり51mg含まれています。1袋(2枚×16個包装)だと816mgのカルシウム量が含まれます。
数値で言われても、いまいちピンときませんよね。赤ちゃんが口にする機会が多いカルシウムが多く含まれる食材と比較してみましょう。
- プロセスチーズ:100g当たり630mg
- 牛乳:100g当たり110mg
- ヨーグルト:100g当たり120mg
比較すると、ハイハインにはカルシウムが多く含まれることが分かるかと思います。
《カルシウム入り》と書かれたおやつはよく見かけますが、数値で比較すると、想像以上にカルシウムが含まれていることに驚きました。
一度に1袋食べることはありませんが、カルシウムが多く含まれ、赤ちゃんにも食べやすいおやつは嬉しいですよね!
我が子はチーズや牛乳は嫌いで食べませんでした。おやつからもカルシウムが手軽に取れるのは、気持ち的にもとても助けられました。
ハイハインを食べさせる時の注意点
口どけも良く優しい味わいで、はじめてのおやつにぴったりのハイハインですが、与えるタイミングや与え方には注意が必要です。
- アレルギー反応の確認をする
- 誤嚥に気を付ける
- 水分と一緒に与える
- 与えすぎには注意する
ハイハインに限らず、赤ちゃんが初めて口にするものは、アレルギー反応の確認をする必要があります。
初めてハイハインを食べるときには、一口にとどめて、アレルギーが出ないか確認しましょう。ハイハインのアレルギーに関しては、この後詳しく解説しますね。
また、誤嚥を防ぐために、常に大人の目が届く所で食べさせることが大切です。
1人で食べることが難しい場合は、大人が小さく割って、少しずつ食べさせてあげてくださいね。
機嫌が悪い時に、ついついお菓子でなだめたくなりますが、泣いているときに与えるのも、誤嚥につながる恐れがあります。落ち着いてから与えましょう。
また、横になっているときやおんぶをしているときに与えると、のどに詰まらせる恐れがあるので、座らせてから与えてくださいね。
尚、麦茶やお水など水分と一緒に取らせることが、誤嚥を防ぐことや、虫歯予防にもつながります。
我が家では、おやつの後に必ずお茶を飲ませるようにしていたら、自分で最後にお茶を飲んでくれるようになりました。今でも虫歯はゼロです!
また、包装フィルムの誤嚥もとても危険です。袋から取り出して渡しましょう。
ハイハインの美味しさからついつい、何枚も欲しがることがありますが、あげすぎは離乳食に影響が出てしまいます。
与える時間帯や、月齢に合わせた枚数を与えるようにしましょう。
ハイハインはアレルギー特定原材料28品目不使用で安心
ハイハインは、アレルギー特定原材料等28品目不使用のお菓子です。
離乳食を始めた赤ちゃんにとって、アレルギーは、注意しなければいけないことの1つですよね。
消費者庁によると、食品表示法でアレルギー表示として表示する事を定められている物質は、「特定原材料」の7品目と「特定原材料に準ずるもの」の21品目で合計28品目です。
【特定原材料 7品目】
卵、乳、落花生(ピーナッツ)、そば、小麦、かに、えび
【特定原材料に準ずるもの 21品目】
あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、豚肉、牛肉、バナナ、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、アーモンド
ハイハインの原材料は以下の通りです。
離乳食を始めて間もない赤ちゃんにとって、シンプルな材料で作られているのは嬉しいですね。
私は、卵ボーロでアレルギーが出たという話を知人から聞きました。
離乳食で卵を与える前に、卵ボーロを一粒だけあげたところ、口の周りに発疹が出たそうです。
大事には至らず、数時間で発疹は引いたそうですが、”赤ちゃんから食べられる”と書いてある市販のおやつでも油断は禁物だなと感じました。
その点、ハイハインは、アレルギーが出やすいと言われている材料は使っていないので、比較的安心して与えられますよね。
ただ、初めてハイハインを食べるときには、一口にとどめて、アレルギーが出ないかしっかり確認しましょう。
ハイハインを離乳食にアレンジする方法をご紹介
ハイハインは個包装でたくさん入っているのが嬉しいのですが、余ってしまったり、袋の中でくだけてしまった経験はありませんか?
我が家も、ハイハインが入っている袋の上をハイハイで通過し、袋の中でボロボロ…といったことが多々ありました。
割れたハイハインを与えても良いのですが、粉がこぼれたり、食べづらかったり、なかなか大変です。
大人が食べても美味しいのですが、大量に余ってしまったり、割れてしまった場合、少しもったいないですよね。
そんな時に便利な、ハイハインを離乳食にアレンジする方法をご紹介します!
私も離乳食時代、実際に何度か作ったレシピです。
だし汁やお湯で作ったハイハインのおかゆに、柔らかくした野菜を入れるのもおすすめですよ。
余ったハイハインや赤ちゃんせんべいがあったら、是非作ってみてください。
野菜の栄養も摂れるおすすめのおやつをご紹介
市販のおやつは、スーパーやドラッグストア等、比較的どこの店舗でも購入できることが嬉しいですよね!
安価でたくさん入っていることも嬉しいポイントの一つです。
さらに、赤ちゃんのおやつは、栄養を考えて作られているものが多いこともありがたいですよね。
私自身、我が子の赤ちゃん時代には、おやつを選ぶ際に、含まれる栄養素をチェックして購入していました。
スーパーやドラッグストアで買える市販のおすすめおやつを紹介します!
7か月頃の赤ちゃんにおすすめ!野菜味のハイハイン
野菜味のハイハインには、子どもに不足しがちな鉄分が含まれています。
国産野菜100%の、かぼちゃ・ほうれんそう・トマト・にんじん、4種類の緑黄色野菜も入っているので野菜嫌いのお子様にも嬉しいポイントですよね。
我が子は、普通のハイハインも、野菜ハイハインもどちらも大好きでした。おやつから、カルシウム・鉄分・野菜の栄養が摂れるのは、親としても嬉しいですよね!
個包装になっているので、お出かけの時や、友達にあげるときにもとても便利です。
余ったときには、私が食べることもありましたが、大人が食べても、ほんのり甘くて、優しい味わいに癒されました。
6か月から1歳以降まで食べられるダノンシリーズ
6か月の赤ちゃんから食べられるヨーグルト、ベビーダノンは、赤ちゃんに不足しがちな栄養が含まれていておすすめです。
一度はスーパー等で見かけたことがあるのではないでしょうか。
プレーンヨーグルトと、野菜と果物のソースの2層仕立てになっておりビタミンD、鉄分、カルシウム入りです。
野菜や果物の栄養も取れるので、毎日おやつに与えても罪悪感も全くなく、我が子は2人とも大好きでした。
1歳以降は同じシリーズのプチダノンがおすすめです。カルシウムが豊富で、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも含まれています。
ベビーダノンも、プチダノンも、味が数種類あり、いろいろな種類の栄養が取れ、飽きがこないのも嬉しいですよね!
我が子はスプーンの練習の際にもプチダノンにお世話になりました。
食いつきが良く、スプーンを容器に入れるだけでヨーグルトが付くので、美味しく楽しく、スプーンの練習ができました。
スーパーやドラッグストアで見つけた際には是非チェックしてみてください。
まとめ
- ハイハインは亀田製菓から販売されている赤ちゃん用のおせんべいで、7か月頃から食べられる
- 赤ちゃんには個人差があり、離乳食が1日2回になることが、おやつを与えてもよい目安となる
- 赤ちゃんのおやつは様々な面から子供の成長・発達をサポートする
- ハイハインは歯が生える前から食べられ、口どけの良さやお米の風味を生かした優しい味わいで、赤ちゃんのおやつデビューに最適
- 7か月~11か月の赤ちゃんにとっておやつは楽しみの一つだが、1歳以降は、捕食として食事で摂り切れない栄養素を満たす必要がある
- ハイハインにはカルシウムが多く含まれる
- ハイハインは、アレルギー特定原材料等28品目不使用で安心だが初めて与える際はアレルギーや誤嚥に注意が必要
- 余ったハイハインでおかゆも作れ、離乳食にアレンジできる
- 野菜味のハイハインには、鉄分や4種類の緑黄色野菜が入り、ベビーダノン・プチダノンはラインナップが豊富で、カルシウムや鉄分、ビタミンDが含まれる
ハイハインは、子育てをしているお母さんにとって、一度は目にしたことがある赤ちゃんせんべいではないでしょうか?
食べさせやすく、我が子も大好きだったことから、赤ちゃんだったころは大変お世話になったお菓子の1つです。
食べさせやすいだけではなく、カルシウムや鉄分が取れることやアレルギー特定品目不使用等、子どもの体のことを考えて作られた商品だということが分かりました。
甥っ子がちょうど1歳になったばかりなので、ハイハインをお土産に会いに行きたくなりました!
この記事を読んで、お子様とたのしくおやつタイムを過ごしてくださいね!
\ハイハインは災害食にもピッタリ!/