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ケンタッキーは何歳からOK? おいしく食べるために覚えておきたいこと

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食材
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私は鶏肉が好きなので、時々ですがケンタッキーが無性に食べたくなることがあります。

小さい頃から食べているのですが、ケンタッキーは昔から変わらないあの香りと味が大好きです。

私は少なくとも小学生の時から食べていますが、「そういえばケンタッキーって何歳から食べていいのだろう……?」という疑問が湧きました。

クリスマスやお祝いの日に「家族みんなでケンタッキーを食べたい!」とお考えのご家庭もあると思います。

ただ、お子様の年齢によって何歳から食べても大丈夫なのか知っておきたいですよね。

今回リサーチした結果、ケンタッキーは1歳半頃から食べられることが分かりました。

その理由と、家族みんなでおいしく食べるために知っておきたいことなどをご紹介いたします!

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ケンタッキーのチキンは何歳から食べられる?

ケンタッキーのチキンを食べられる目安は1歳半以降だと考えられます。

フライドチキンは鶏肉が使用されていることに加えて、揚げられていることを考えるとあまり早くから与えない方が良さそうですね。

ここでは、鶏肉と揚げ物は何歳から食べて良いのかということを通して、ケンタッキーを食べさせ始める年齢について解説いたします。

鶏肉自体は生後7〜8ヶ月から食べてOK

ケンタッキーのチキン類は、いわゆる「フライドチキン」に該当します

フライドチキンは鶏肉を揚げて作る料理なので、まず鶏肉は何歳から食べても大丈夫なのかをリサーチしました。

離乳食は生後5〜6ヶ月頃から開始し、食べさせるものの種類を徐々に増やしていくのが基本的な進め方となります

厚生労働省がまとめている「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」によると、肉類は生後7〜8ヶ月頃から開始するのが目安とされています。

引用:授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)(PDF)

鶏肉は皮や脂を取り除いて加熱した後、細かく切ってフォークなどでつぶして、とろみを付けると良いとされています。

つまり、鶏肉自体は生後7〜8ヶ月頃から食べても問題ないということになります。

じゃあ、生後7〜8ヶ月を過ぎたら
チキンを食べても問題ないのね!

と思われた方、ちょっと待って下さい! 確かに食材的には問題ありませんが、ここでポイントになるのが調理方法です。

ただし揚げ物を食べるのは1歳半頃から!

フライドチキンは揚げ物です。味付けが濃いですし、油を多く含んでいます。

支援ガイドによると、食塩や砂糖などの調味料を使用する場合でも、基本的には薄味で調理することが推奨されています。

油の使用も少量が望ましいとされているので、フライドチキンやチキンナゲットは離乳食として適切でないと言えるでしょう。

同じように油で揚げたフライドポテトも、離乳が完了していない段階ではあまり食べさせない方が良いかもしれません。

ですのでケンタッキーを食べさせるのは、離乳が完了する1歳半頃以降が目安だと考えられます。

なるほど、食材だけじゃなくて
調理方法にも注意しないといけないのね!

メニュー内容もキッズの食べやすさを重視

引用:ケンタッキーフライドチキン

ケンタッキーの子ども用メニューには、2種類の「キッズセット」があります。

さらにケンタッキーの公式サイトを確認しましたが、キッズセットの対象年齢は特に書かれていません

メインはクリスピーかチキンナゲットが選べ、SポテトとドリンクS、グッズがセットになったメニューです。

キッズセットの写真を見た時、私はすごく気になることがありました。

ケンタッキーのメニューといえば、
あのフライドチキンだと思うのだけど……

ケンタッキーと聞くと、ほとんどの方が「フライドチキン」を思い浮かべると思います。

ですが、キッズセットの内容にフライドチキンは含まれていません。

公式サイトなどをリサーチし、その理由について考えたので紹介いたしますね。

キッズメニューのチキンは骨が無く食べやすい

キッズセットのメインであるクリスピーとチキンナゲット、両方の共通点は「骨がないこと」です。

フライドチキンは確かに美味しいですが、骨の多い部位が当たるときもあります。

年齢によっては乳歯が生え揃っていないお子様もいらっしゃるため、骨が多いと食べるのが難しそうだと感じました。

あと口の中に刺さったり、喉に詰めたりしても大変だものね……

また、子どもの身体は成長途中なので、胃の大きさや満腹中枢なども大人に比べると未熟です。

以前、お子さんを持つ知り合いの方から「子どもが食べたいって言う割には必ず残すから困る」という話を聞きました。

クリスピーは比較的小さいものが多いこと、チキンナゲットは1個ずつ食べられることがそれぞれ特徴として挙げられます。

このような点が考慮されて、子どもが食べやすいメニューとして選ばれているのかなと考えました。

ケンタッキーのメニューのカロリーはどれくらい?

フライドチキンは、早くても1歳半頃から食べさせて大丈夫だと分かりました。

次は「どれくらいの量なら食べさせてもいいの?」という疑問が出てきました。

公式サイトにメニューごとの栄養素情報が掲載されているので、それを参考にフライドチキンとキッズセットの栄養素をまとめました。

商品名可食部
平均重量(g)
カロリー
(kacal)
炭水化物
(g)
タンパク質
(g)
脂質
(g)
食塩相当量
(g)
オリジナルチキン872377.918.314.71.7
カーネルクリスピー421198.26.86.60.6
チキンナゲット
(5ピース)
11023010.613.913.91.0
フライドポテトS8019528.72.67.81.2

「可食部平均重量(g)」という項目がありますが、これはチキンの部位によって食べられる肉の量が変わるために掲載されています。

こうして見ると、やっぱり脂質が高いわね……。

私はだいたい1回でフライドチキン2ピースを食べるのですが、上の表で考えると500kcal近く摂取していることになります。

さらに脂質は【約14.7g×2本=約29.4g】となり、成人の1日の脂質摂取目安量である50gのうち半分以上を占めることになります。

これからは1回に食べるチキンの量を減らして、比較的脂質が少ないクリスピーに変えようと思います。

成人の基準で考えたとしても、ケンタッキーのチキンはカロリーも高く、かなりの脂質が含まれています。子どもの基準で考えた場合はどうなるでしょうか?

子どもは1日どのくらいエネルギー摂取が必要?

厚生労働省が5年ごとにまとめている「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、年齢ごとに必要とされる1日のエネルギー量は以下のようになります。

まずは、男児の場合の1日のエネルギー必要量をまとめました。

身体活動レベルIIIIII
0〜5ヶ月550
6〜8ヶ月650
9〜11ヶ月700
1〜2歳950
3〜5歳1,300
6〜7歳1,3501,5501,750
8〜9歳1,6001,8502,100
10〜11歳1,9502,2502,500
12〜14歳2,3002,6002,900

「身体活動レベル」とは、1日の活動レベルを3段階に分類したものです。

  • I : 生活の大部分を座って過ごしている場合。
  • II : 座っての生活が中心だが、通学や軽いスポーツなども行う場合。
  • III : 立って過ごすことが多く、活発な運動習慣がある場合。

次に、女児の場合の1日のエネルギー必要量をまとめました。

身体活動レベルIIIIII
0〜5ヶ月500
6〜8ヶ月600
9〜11ヶ月650
1〜2歳900
3〜5歳1,250
6〜7歳1,2501,4501,650
8〜9歳1,5001,7001,900
10〜11歳1,8502,1002,350
12〜14歳2,1502,4002,700

男児と比べて、女児の必要エネルギーは少し低めに設定されています。これは、基礎代謝量が性別や年齢によって異なるためと考えられます。

ちなみに私の性別と年齢では、必要なエネルギー量は2,050kcal/日でした。

子どもたちはどんどん成長する過程にあるので、必要とされるエネルギー量もかなり大きいことが分かりました。

子どもの脂質摂取の目安量は割合で決まる

「日本人の食事摂取基準(2020年版)」の脂質の項目を確認しました。

ですが、エネルギー量のように月齢や年齢ごとに詳しい目安量は設定されておらず、具体的なグラム数が提示されていません。

その代わり「1日の摂取エネルギーのうち、脂質のエネルギーが占める割合が20%以上30%未満」という目標が定められています。

人や日によって摂取エネルギーは変わるし、
ちょっと分かりにくいわね……。

意外なことに、小児の脂質の摂取目安量の計算には、現段階の研究結果だと不十分なのだそうです。

こうした背景から、あえてグラム数を算出せず割合で目標量が決められているようです。これからの研究に期待ですね!

実際に脂質エネルギーを計算しました

目標量が割合で定められているのは分かりましたが、説明を読んでもいまいちピンと来なかったので、実際に計算してみました。

1〜2歳男児の1日の摂取目標エネルギー(950kcal)を摂取したとすると、脂質エネルギーの1日の目標量は約190〜285kcalとなります。

炭水化物とたんぱく質は1gあたり約4kcal、脂質は1gあたり約9kcalのエネルギーを持ちます。

ケンタッキーのフライドチキンは1本あたりの脂質が約14.7gなので、
脂質のエネルギー量は【9kcal×14.7g=132.3kcal】となります。

チキンの大きさによって異なる場合はありますが、フライドチキン1本あたりの脂質エネルギーは約132kcalです。

1日3食食べさせることを考えると、フライドチキンは1日1/2〜1本程度にとどめておく方が良いでしょう。

近年は小児でもコレステロール値が上昇し、脂質異常症や動脈硬化のリスクがあるとされています。

昔に比べると食生活もずいぶん変わったけど、
それによって新しい問題も出てきているのね……。

皮を取り除くと脂質を減らせる

私はパーソナルジムで食事指導を受けたことがあるのですが、ケンタッキーが好きだということも正直にお話ししました。

怒られるだろうな…と思っていましたが、栄養士さんからは意外な提案をされました。

栄養士さん
栄養士さん

ケンタッキーを召し上がる時は、
皮を残してもらえれば大丈夫ですよ!

私

え、ケンタッキー自体は
食べても大丈夫なのですか!?

鶏肉は皮に1番脂質が含まれているため、皮を取り除くだけでも脂質がかなりカットされるとのことでした。

実際にネットで調べると、皮ありと皮なしで調理した場合、脂質は5.8gも変わるという口コミを見ました。

お子様に食べさせる場合も、皮を取り除くと脂質を抑えることができます。

せっかくの美味しいものを完全に我慢しなくても、少しの工夫で気兼ねなく食べられるのは嬉しいですね。

ケンタッキーのビスケットは何歳から食べられる?

引用:ケンタッキーフライドチキン

それからケンタッキーのメニューといえば、私はビスケットも思い浮かべます。

外の生地は少し硬めに思いますが、中の生地がふわふわで美味しいですよね。温かいうちに食べるとなおのこと美味しく感じます。

ビスケットの栄養素情報も、以下の表にまとめました。

商品名可食部
平均重量(g)
カロリー
(kacal)
炭水化物
(g)
タンパク質
(g)
脂質
(g)
食塩相当量
(g)
ビスケット5120021.73.211.10.9

脂質が意外と多くて驚きましたが、原材料にバターが使われているためだろうという口コミを見つけました。

言われてみれば確かに、ほのかにバターの良い香りがしていたように思います。

厚生労働省によると、バターは風味付け程度の量なら、生後7ヶ月頃から摂取しても問題ないとされています。

ただし脂質のエネルギー量を計算すると約100kcalとなるため、やはり量には気をつけたいですね。

さらに生乳が原材料に含まれているので、アレルギーを起こす可能性もあり注意が必要です。

1歳未満のお子様にハニーメープルシロップは危険

それからもう1つ注意が必要なのが、ビスケットに添えられる「ハニーメープルシロップ」です。

すごく甘くてビスケットにかけると美味しいので、私は大好きです。ですが、年齢によっては食べられない場合があります。

厚生労働省からは「1歳未満の子どもにハチミツをあげてはいけない」という注意がなされています。

この注意喚起は、多くの方が聞いたことがあると思います。

理由としては、ハチミツに含まれるボツリヌス菌という菌にあります。この菌が大人の体内に入ったとしても、抵抗力があるので問題ありません。

しかし、1歳未満の乳児はまだ腸内環境が整っておらず、ボツリヌス菌に負けてしまいます。最悪の場合、死に至る可能性もあるとされています。

このボツリヌス菌、
何が恐ろしいって「熱に強い」のよ……。

しかもハチミツは加熱処理をされないことが多いため、基本的にボツリヌス菌は混入していると考えられています。

こうした理由から「ハチミツは1歳未満には与えない」という注意喚起がなされているのです。

ケンタッキーのシロップにはハチミツが含まれている

メープルシロップは、濃縮されたサトウカエデの樹液が原材料です。樹液が100%使用されたものにしか、「メープルシロップ」という呼称は使えません。

ですが、実はケンタッキーのメープルシロップには「ハチミツ」が含まれています。

商品名にも「ハニー」が付けられており、純粋なメープルシロップではないことを示しています。

私は甘いのを強調して名前に「ハニー」が付いていると思っていましたが、そういう理由だったのか!と驚きました。

なのでケンタッキーのハニーメープルシロップは、ハチミツと同じものとして考えた方が安全と言えます。

純粋なメープルシロップの場合は殺菌処理がされており、添加物も一切入っていません。栄養価も高く、安全で優秀な食材として挙げられています。

ただ、すごく甘いから
食べさせ過ぎと虫歯には注意が必要ね。

ケンタッキーのフライドチキンの部位は5種類

ケンタッキーのフライドチキンには、さまざまな形がありますよね。

中でも私は細い形のものと、皮がツルっと剥がれる形のものが食べやすくて好きです。

それぞれの形がどの部位に当たるのか調べたところ、腰(サイ)、手羽(ウイング)、胸(キール)、あばら(リブ)、脚(ドラム)の5種類が使われていました。

部位特徴
腰(サイ)最も脂身が多い
手羽(ウイング)コラーゲンが多い
胸(キール)脂身が少ない
あばら(リブ)旨味が強い
脚(ドラム)小骨が少ない

私の好きな形は脚(ドラム)と腰(サイ)だったようです。脚(ドラム)は小骨が少ないので、お子様に食べさせる時に良いかもしれませんね。

ただ、部位を指定して注文することはできないので、「この形が入っていたらいいな」くらいの気持ちでいましょう。

まとめ

  • 鶏肉は生後7〜8ヶ月頃から食べられるが、揚げ物の場合は離乳が完了する1歳半頃から食べさせるのが望ましい。バターも風味付け程度の量なら、生後7〜8ヶ月頃から食べさせてOK。
  • ケンタッキーにはキッズセットがあり、子どもでも比較的食べやすいクリスピーかチキンナゲットが選べる。
  • 子どもが1日に必要な摂取エネルギーは月齢や年齢で決まっており、成人よりも多くなることがある。
  • 子どもの脂質エネルギー摂取の目安量は「1日の摂取エネルギーのうち、20%以上30%未満」と決められており、1日の摂取エネルギーによって変動する。
  • ケンタッキーのフライドチキンの脂質エネルギーは約132kcal、ビスケットは約100kcalなので、1日3食食べることを考えて量に注意する必要がある。
  • 鶏肉の中で1番脂質が含まれているのが皮部分で、取り除くだけで約5.8gの脂質がカットされる。
  • ケンタッキーのハニーメープルシロップにはハチミツが含まれているので、1歳未満の乳児に食べさせないように注意する。
  • ケンタッキーのフライドチキンには5種類の部位があり、それぞれ形や食べやすさに特徴がある。

長年ケンタッキーを食べてきた私でも、今回のリサーチで初めて知ったことがたくさんありました。

子どもの頃はファーストフードでも、外食に連れて行ってもらえることが嬉しかったです。ただ親御さんとしては、お子様の体についていろいろと心配になると思います。

「全部ダメ!」という気持ちでなく、少しの工夫で美味しくて楽しい時間をお子様と一緒に過ごしてもらえたらと思います。

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