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カルピスの飲み過ぎるによるデメリットを解説!適量や予防策もご紹介

食材
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カルピスは飲み過ぎることで、腹痛や下痢・吐き気などを引き起こす可能性があります

カルピスは冷たくて、甘くてとても美味しい飲み物ですよね。

お中元やお歳暮の定番として送られることもあります。

私は暑い日はよく希釈タイプのカルピスを少し薄めにしてごくごくと飲んでいます。

カルピスの中には、乳酸菌やビフィズス菌が入っていて、腸内環境を整える効果があると言われています。

しかし、カルピスは飲み過ぎると、糖分や乳成分の影響で腹痛・胃痛・下痢・吐き気など、身体に悪影響をあたえることがあります。

せっかくカルピスを飲むなら、体に影響が出ない量を美味しく飲みたいですよね。

カルピスを飲み過ぎると身体によくないことがわかったので、飲みすぎないために適正量を知っておくといいでしょう。

カルピスで下痢になるリスクを減らす方法をご紹介

カルピスは飲み過ぎることで、腹痛や下痢・吐き気などを引き起こす可能性があると言われています

カルピスで下痢になるという方は、飲む量を減らしたり、温めて飲むことをオススメします。

カルピスで下痢になりやすいのは、乳糖不耐症が原因の可能性があるからなんです。

乳糖不耐症は、乳製品に含まれている「乳糖」を分解する酵素の働きが低下して、乳糖が消化吸収できずに、下痢などの体調不良の原因になる病気です。

(前略)「乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)」は、牛乳の中に含まれる「乳糖(ラクトース)」を消化吸収のため分解するラクターゼという消化酵素の、小腸での分泌不足が原因で起こります。消化不良・腹部不快・腹痛・下痢・おならなどの症状がでます。(後略)

長野県医師会 公式ホームページ

カルピスは飲み物の種類では「乳製品乳酸菌飲料(殺菌)」の部類に入ります。

私は、「カルピスは乳酸菌が入っているから、おなかの調子を整えてくれるから大丈夫!」と思っていました。

しかし、乳酸菌が入っていても乳糖を多く摂取することで、下痢の原因になる可能性があります。

カルピスにももちろん「乳糖」が入っています。

残念ながら、この乳糖不耐症の確実な予防方法などはありません。

乳糖不耐症には個人差などがありますが、基本的には飲み過ぎると下痢になるという方が多いようです。

では、どうしたらカルピスを飲んでも下痢ならずに済むのか。

明確ではありませんが、少しでも下痢のリスクを減らす方法をご紹介します。

少量を飲む

たくさん飲むと乳糖を取りすぎて乳糖不耐症の症状が出やすくなるので、量を減らしてみましょう。

飲む量を減らしたくない方は希釈タイプのカルピスを薄めに作って飲むことをオススメします。

温めてから飲む

カルピスを温めてから飲むことによって、腹痛や下痢になりにくくなると言われています。

それは「ラクターゼ」という乳糖を消化吸収のため分解する消化酵素の活性が上がるので、胃腸への刺激が軽減すると考えられているからです。

カルピスを温めて飲むと甘みが強く感じられるので、私は冬などは希釈タイプのカルピスを薄めに作って、少し温めてから飲むようにしています。

その時々の体調を見ながら、美味しく飲んでいきましょう。

カルピスの飲み過ぎで糖尿病になる危険性を解説

カルピスを飲み過ぎると血糖値が上がり、糖尿病になる可能性があります。

糖尿病はインスリンというホルモンが十分に働かず、血液中を流れるブドウ糖が増えてしまう病気です。

「血糖値が高い」という言葉は、このことを指しています。

カルピスの飲みすぎなどで血糖が高い状態が続くと、どうなるのか調べてみました。

(前略)血糖の濃度(血糖値)が何年間も高いままで放置されると、血管が傷つき、将来的に心臓病や、失明、腎不全、足の切断といった、より重い病気(糖尿病の慢性合併症)につながります。また、著しく高い血糖は、それだけで昏睡(こんすい)などをおこすことがあります(糖尿病の急性合併症)。(後略)

国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター 公式ホームページ

血糖値が何年も高いまま過ごしていると血管が傷ついてしまって、将来的に心臓病や失明、腎不全などの重い病気に繋がる可能性があります。

私は普段から、糖尿病は生活習慣病の1つとして、よく耳にしていましたが、こんなに大変な病気だと知りませんでした。

カルピスは甘く、大人にも子供にも人気のある飲み物ですよね。

そんなカルピスは5倍希釈タイプでは100mlに11gの糖類が使用されています。

下の表のように、コーヒーなどの他の飲みものに比べても、糖類が多く使われているのが分かります。

種類糖類
カルピス(5倍希釈タイプ)11g
コーヒー(加糖)6.8g
麦茶0.4g

コーヒーやお茶などと比べると、圧倒的に糖類が多く感じられます。

なので、カルピスは飲み過ぎると糖尿病になるリスクが高くなると言えます。

私もついついカルピスを飲み過ぎてしまうことがあるので、これからはしっかりと適量を飲むようにしようと思います。

健康の為にも、カルピスの飲み過ぎには注意しましょう。

カルピスを毎日飲む方のおすすめの量は1日100ml

カルピスを毎日飲む方は、大人の1日の砂糖の摂取量は25gと考えると、毎日カルピスを飲む人の適正量は約100mlと言えます。

カルピスは昔から人気の高い飲み物で、乳酸菌など、おなかの調子を整える効果もあると言われていることから毎日飲んでいる方もいらっしゃると思います。

毎日飲むからこそ、カルピスの糖分や乳成分のことを考えて、健康に飲むための1日の適量を決めることを大切なんです。

残念ながら、カルピスのパッケージやメーカーのホームページを見ても1日の適量の表記はされていません。

ではどうやって適量を見極めるかというと、1日の糖分の摂取量を考えて、カルピスの飲む量を決めるようになります。

世界保健機構(WHO)では、大人の1日の砂糖の摂取量は25gを推奨しています。

(前略)成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。また5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分)程度に抑えるなら、更に健康効果は増大するという)(後略)

内閣府食品安全委員会 公式ホームページ

カルピス(5倍希釈タイプ)には100mlに約11gの糖類が使用されてます。

単純に考えて200mlでは22gの糖類を摂取することになります。

それではカルピス1杯で、1日の砂糖の摂取量のギリギリまで摂取することになってしまいます。

しかし、100mlだけでは少ないと感じられる方もいらっしゃると思います。

私もカルピスが好きなので100mlでは少ないし、飲んだ気分にならないなと思ってしまいます。

そんな場合は、希釈タイプのカルピスを薄めに作って飲むことによって、砂糖の摂取量を変えずに飲む量を増やすことが可能です。

今回、調べていて「美味しいから!飲みたいから!」と考えずに好きなだけ飲んでいたら、体調不良や肥満にも繋がって怖いなと改めて感じました。

皆さんも適量を考えて、カルピスを毎日飲んで健康でいられるようにしたいですね。

子供がカルピスを飲み過ぎない為の工夫をご紹介

カルピスを飲む前に1杯までと子供と約束したり、飲み過ぎない為の工夫をご紹介します。

子供は甘い飲み物が好きで、飲み終わったかと思ったら「もっと飲みたい!」とおねだりされることがありますよね。

しかし、カルピスは糖分が高いので飲み過ぎは虫歯に繋がることもあります。

そこで、子供がカルピスを飲み過ぎないように工夫することが大切になります。

子供が飲み過ぎない為に、どんな方法があるのかご紹介します。

飲む前に1杯までと約束する

飲む前に約束をすることで、子供からの「おかわり!」を予防することができます。

ルールを守る大切さも伝えることができるのでオススメです。

希釈タイプを調整する

中には「もう一杯だけ!」とおねだりされることがあるかもしれません。

そんな時は、希釈タイプのカルピスを普段より薄めて飲ませてあげることで、糖分の取り過ぎなどを軽減させることが可能です。

カルピスを飲む前にお茶を飲ませる

カルピスを飲む前にお茶を飲んでいることで、のどの渇きを予防できます。

私の家では、おやつの時にカルピスを出すことが多いので、おやつの前にしっかりとお茶などを飲ませるようにしていました。

そのおかげで「まだのどが乾いているからおかわり!」と言われることは少なくなりました。

飲み過ぎ予防の工夫には、お子さんの性格なども出てくるかと思います。

子供の虫歯や腹痛などを予防するためにも、飲み過ぎには注意しましょう。

飲み過ぎで気持ちが悪いのは胃腸の冷えが原因

カルピスを飲んで気持ちが悪くなる場合は、冷たいカルピスを飲み過ぎて胃腸が冷えているのが原因の一つになります。

夏場など、暑い日は氷をたっぷり入れた冷たいカルピスが飲みたくなりますよね。

しかし、飲み過ぎて気持ちが悪くなってしまう方も少なからずいらっしゃるかと思います。

実際に私も、氷をたくさん入れてカルピスを飲んだ時は、気持ちが悪くなった経験があります。

カルピスは乳酸菌が入っているから胃腸にはいんじゃないの?

確かにカルピスには乳酸菌が入っており、カルピスの公式サイトによると、乳酸菌には腸内環境を整える効果があると言われています。

ですが、胃腸の冷えはまた別の問題になると考えられています。

胃腸が冷えることによって、血の流れが悪くなり、消化不良や下痢を引き起こす原因にもなりえます。

また、胃が冷えることによって起こる「胃痙攣(いけいれん)」という症状があります。

胃痙攣は、胃が震えるように痛くなり、吐き気や嘔吐などの症状を引き起こす可能性があります。

カルピスは基本的に、冷たいジュースというイメージがありますよね。

なので、飲み過ぎると気持ち悪くなると言われるのは、胃腸の冷えが関係していると考えられているからなんです。

胃腸の冷えを軽減させる飲み方のポイントを簡単にまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。

  • 氷を入れ過ぎない
  • たくさんの量を飲まない
  • 冷たい物と一緒に飲まない
  • 温かい食べ物と一緒に飲む
  • 温めて飲む

上記のように、胃腸を冷やさない工夫をしながらカルピスを飲んでみてください。

まとめ

  • カルピスは飲み過ぎることで、腹痛や下痢・吐き気などを引き起こす可能性がある
  • カルピスは温めると下痢になりにくい
  • カルピスを飲み過ぎると糖尿病になる危険性がある
  • 毎日カルピスを飲む方は1日100mlがおすすめ
  • 飲む前に約束するなど、工夫することで子供のカルピスの飲み過ぎを予防可能
  • カルピスによる下痢は飲み過ぎなければ予防可能
  • カルピスの飲み過ぎで気持ちが悪いのは胃腸が冷えが原因の一つになる
  • 胃腸の冷えは氷を入れ過ぎないなどの工夫で予防できる

カルピスは1年を通して美味しく飲むことができます。

カルピスは飲み過ぎに気を付ければ、腸内環境を整えることもできる飲み物です。

カルピスを使ったおやつなどのレシピもメーカーのホームページに公開されていたりと、飲むだけではなく、食べ物としても美味しく調理できます。

私も子供と一緒にカルピスゼリーやグミを作ったことがあります。

ゼリーやグミは火を使わずに簡単に作れるのでオススメです♪

子供とのコミュニケーションも取れるので、ぜひ一緒にカルピスを作った飲んだり、おやつを作って食べたりしてみてください。

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