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うなぎはいつから食べれるかを調査しました!土用の丑の日も解説!

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食材
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土用の丑の日にうなぎを食べたくなりませんか?

我が家はみんなうなぎが大好きで、いつからか特別な日にお気に入りのうなぎ屋さんに行くのを楽しみにしています。

私の子供達は3歳を過ぎてうなぎを食べ始めましたが、赤ちゃんにうなぎをいつから食べさせて良いのでしょうか。

調査した結果、うなぎは離乳食に向く食品ではないことがわかりました。

では妊産婦さんはいつからでしょうか。うなぎによるビタミンAの過剰摂取が気になりますね。

調べてみると、特に妊娠3か月以内は注意が必要ですが、妊産婦さんも週単位でバランスを調整すればうなぎを食べることが可能です。

注意点をお伝えしますので上手に取り入れてくださいね。

さらに土用の丑の日もご説明します!うなぎにまつわる雑学を楽しんでいただければ嬉しいです。

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うなぎはいつから?赤ちゃんが食べていいの?

栄養価の高いうなぎを赤ちゃんの離乳食として食べさせて良いものかを調査しました。

私は子供の離乳食に食べさせた経験はありませんが、うなぎを家族で食べているときにお子様が欲しがった場合は迷ってしまいますよね。

離乳食を始める時期は生後5~6か月で、1歳頃になると大人の食べ物にも興味を示してきます。

しかし、特に初めての食材はアレルギーのことも視野に入れなければなりません。

うなぎを食べさせていい時期の目安はあるのでしょうか。早速みていきましょう。

赤ちゃんに食べさせるなら少量を1歳半以降に

うなぎは何歳からなら安心して食べさせて良いものか、残念ながら明確な答えはわかりませんでした。

しかしひよこクラブの『初めての離乳食』という本の中で、うなぎは離乳食に向かない食品であることがわかりました

また、完了期とされる1歳半までうなぎを控えることも認識できます。その理由は以下の通りです。

  • 小骨があり食べづらい
  • 脂肪分が多い
  • かば焼きなどは味が濃い

上記の点はいずれも赤ちゃんに離乳食をあげるうえで気を付けたいところですよね。

こちらの本を以下にご紹介しますが、現在はさらに最新版が出ているのでそちらでもご確認ください。

では1歳半以降、最初の一口のうなぎを食べさせるうえで注意すべき点を次でご確認ください。

1歳半以降食べさせる時は小骨や皮などに注意

大人はうなぎの小骨をあまり気にしないと思いますが、小さいお子様に食べさせるときは気を付けたいものです。

私の息子は3歳の頃、家族でうなぎを食べに行った時に「骨で喉が痛い!」と言ってうなぎを食べませんでした。

とても柔らかくふっくらしたうなぎの小骨が気になるというので、大変驚いたことを覚えています。

息子が幼稚園の頃は、うなぎ屋さんに行くと息子のうなぎは私と主人がいただいていました。

そして息子は、うなぎのたれがかかったご飯とお吸いものをおいしそうに食べるというのがお決まりのパターンです。時には私のご飯も食べるくらいたれの味を気に入っていました。

うなぎのたれは甘くておいしいです!

うなぎの小骨は気になるのに、うなぎの骨を揚げたものをお煎餅のようにおいしそうに食べていたのは不思議です。

小学生になるとうなぎの小骨は気にならなくなったようで、今は焼き肉とお寿司と並んで息子の好きな食べ物にランクインしております。

一方、娘は幼稚園の頃からうなぎを食べることができていましたので、小骨が気になるのは個人差があると考えられます。

1歳半以降であっても小さなお子様に食べさせるときは、十分に気を付けて小骨を取り除いてくださいね。

続いて皮ですが、消化に良いものかと考えた時に心配になります。

皮を取り除くか皮も小さく切ってごはんに混ぜると食べやすいですね。

もし味の濃いたれが気になる方は、うなぎの白焼きを食べさせてみてはいかがでしょうか。

うなぎのアレルギーについて

うなぎはアレルギーに気を付けるべき食べ物なのでしょうか。

私は消費者庁の「食品表示について」という資料で、うなぎがエビやカニのように注意すべき食べ物なのかを調べてみました。

すると、表示を義務化する特定原材料7品目(卵やエビ、カニ等)と特定原材料に準ずるもの20品目(さば、さけ、いか等)に含まれていないことがわかりました。

また、私の周りでもうなぎでアレルギーを起こした話を聞いたことがありません。

しかしネットで調査をしてみると、稀にうなぎでアレルギーを起こしている方もいっらしゃいました。

1歳半以降の小さなお子様に食べさせる時は、小さじ1ほどの少量で試すことをお忘れなくすすめていってくださいね。

万が一蕁麻疹やかゆみ、唇か腫れるなどいつもと違った症状が出た場合はすぐに受診できるよう、初めて食べさせるのは平日の午前中が好ましいでしょう。

新しい食材を食べさせるのは1日1種類ということにも気を付けてくださいね。万が一アレルギー症状が出た場合、その食材を特定しやすいことが理由の一つです。

初めての食材はGWやお盆休み、年末年始もできるだけ避けた方が安心ですね!

妊婦さんは鰻をいつから食べられるの?

赤ちゃんがお腹にいる時から食べるものに気を使っていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。

うなぎは栄養価が高く夏バテ防止にも良いとされていますが、妊娠期はうなぎを食べる量や頻度に注意する必要があります。

実際私も妊娠期には気を付けて食べておりました。

それでは下記を参考に、うなぎがお好きな方は妊娠時期は気を付けて楽しんでくださいね。

妊娠初期からビタミンAの過剰摂取に注意

うなぎがお好きな妊婦さんも、妊婦さんになって急にうなぎを食べたくなった方も、うなぎはNG食材ではないのでご安心くださいね。

しかし、食べるうなぎの量と頻度には注意をしましょう。なぜなら、うなぎに含まれるビタミンAの過剰摂取を避けたいからです。

東京かつしか赤十字母子医療センターのホームページで、これから妊娠を考えている方や妊娠3か月以内の妊婦さんが注意すべき点を知ることができました。

それは、レバーなどのビタミンA含有量の多い食品やサプリメント等の継続的な大量摂取を避けることです。

ビタミンAの含有量が多い食材にはうなぎも含まれます。

また、人参やカボチャなどの緑黄色野菜に含まれるβ―カロテンは体内でビタミンAに変換されることがわかりました。

こちらは過剰症による健康被害が報告されていないそうです。野菜をしっかり摂り、栄養バランスの良い食事を心がけることが大切だと認識することができました。

では、うなぎ一人前にはどれくらいのビタミンAが含まれているのでしょうか。そして、どのくらいの量なら食べることができるのかを調べてみました。

葉酸マルチサプリメントを販売しているエレビットのホームページでは、妊娠3か月以内はうなぎの食べる量を40g~50gとしています。

うなぎ一人前は約100gなので、半分以下の量になりますね。

妊娠中にビタミンAを多く含む鰻を食べる場合には、食べる量に注意が必要です。鰻のかば焼き100g(1人前)には、1500㎍のビタミンAが含まれています。そのため、妊娠3ヶ月以内の時期には、鰻を食べる量を控えておくと安心です。鰻は40~50g程度までを目安するといいですね。

また鰻以外にも、鶏レバーは100gあたり14000㎍、豚レバーは13000㎍と、鰻の約10倍のビタミンAが含まれていますので、こちらも妊娠3ヶ月以内の時期には控え目にしましょう。

エレビット

妊娠時期は初期・中期・後期とあります。妊娠3か月以降はどのくらい食べて良いのかも見ていきましょう。

妊娠時期のビタミンA摂取目標量

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」より、ビタミンA摂取基準を知ることができました。

厚生労働省

上記の表の18~29歳と30歳~49歳の女性、そして妊婦と授乳婦を抜き出してみます。以下の表でご確認ください。 

ビタミンAの食事摂取基準(μgRAE/日)

推奨量許容上限量
18~29歳女性6502700
30~49歳女性7002700
妊婦(付加量)初期     +0
妊婦(付加量)中期+0
妊婦(付加量)後期+80
授乳婦(付加量)+450

特に妊娠3か月以内は注意が必要ですが、中期も数値的には変わらないことがわかります。

妊娠後期は+80μgですが、それでもうなぎ1人前100gを食べると1500μgのビタミンAを摂取することになるので推奨量を超えてしまいますね。

さらにビタミンAをうなぎだけで摂取することはありません。では、他にビタミンA含有量の多い食材もチェックしておきましょう。

ビタミンA含有量の多い食材

前項の通り、うなぎを1人前食べると一日のビタミンA摂取推奨量を超えてしまいましたね。

JAグループのホームページで、うなぎ以外にも気をつけるべき食材を知ることができました。以下の表にまとめます。

スモークレバー100g
一切れ15g
17000μg
2550μg
鶏レバー100g
焼き鳥1本30g
14000μg
4200μg
豚レバー100g
一回量80g
13000μg
10400μg
アンコウの肝100g
一切れ30g
8300μg
2490μg
うなぎ100g
一切れ・1/2尾(可食部100g)
1500μg
1500μg

数値だけをみると驚いて、食べていけないような気になりませんか?しかし調査した結果、そうではありません。

重要なことは、ビタミンA含有量を多く含む食材を排除するのではなく、バランスよく取り入れることです。

ではどのようにバランスよく取り入れていくのでしょうか。調査結果を次でご覧ください。

週単位で調整しながら上手に取り入れよう!

うなぎやレバー等はおいしく栄養価も高い食材ですが、妊娠時期に気を付けるべきビタミンAの含有量が多いとわかりました。

しかしアレルギーなどの問題がなければ、完全除去食にする必要はありません。鉄分などの栄養素も摂取できますので上手に取り入れたいですね。

JAグループのホームページで、以下のように週単位で調整しながら摂取するようすすめています。

ほんのひと口で軽く1日の上限量を超えてしまうものもありますね。

ただこの値は習慣的な摂取量なので、週単位でならして、時々うな丼を食べたり、鶏レバーの焼き鳥を1~2本食べたりする分には問題ありません。レバーなどは、鉄分補給にも絶大な効能がありますから、注意しながらも、ぜひ摂っていただきたい食品です。

JAグループ

毎日継続的にうなぎを食べたりレバーを食べたりする方はほとんどいらっしゃらないですよね。

妊娠3か月までは特に注意が必要ですが、妊婦さんもうなぎなどを週単位で調整しながら食事を楽しんでいただきたいです。

産後にうなぎはいつから食べられるの?

授乳中も食べるものには気を使いますよね。うなぎは授乳中も食べて良いのでしょうか。

前項でお伝えしました厚生労働省のビタミンAの食事摂取基準を確認します。すると、一日あたりの推奨量は妊娠前より+450μgです。

しかしうなぎは脂質や糖質の面で、乳腺がつまってしまうかもしれないと心配になりませんか?

今回調べてみて、バランスよい食事を心がけて上手に取り入れることで、授乳期もうなぎをおいしくいただけることがわかりました。

授乳期もうなぎを食べることができる

厚生労働省の「妊産婦のための食事バランスガイド」を見ますと、授乳期に食べてはいけない食品はないことがわかります。

厚生労働省

授乳中にたくさん食べた方が良いものや食べていけないものが存在しないことに驚きました。もちろん、うなぎも食べることができます。

上記のガイドの通り、必要な栄養素を摂取できるようバランスの良い食事をこころがげましょう。

私は約18年前に祖母からおもちを食べると母乳が良く出ると言われて、毎日のようにおやつにいただいていました。

また、たけのこは「あく」が強いからあまり食べないようにとのことで、大好きなたけのこの量を減らしていたことも覚えています。

言い伝えなども、よく情報を整理して自分に取り入れなければいけませんね。

ネットをみますと、今でもこの情報は根強くありました。しかし、除去するのではなく毎日食べないように注意を促していました。

妊娠前も妊娠期・授乳期もバランスの良い食事をすることが大切なのですね。

土用の丑の日にうなぎをいつから食べてる?

夏になると土用の丑の日という言葉をよく聞きますね。我が家もその時期にうなぎを食べます。

私は子供の頃、夏の土曜日にうなぎを食べる意味だと勘違いしておりました。もしかして、あなたも小さい頃はそのように思っていたかもしれませんね。

現在私は夏の土曜日でないことは認識しておりますが、実は詳しい意味を知りません。

今回、土用の丑の日にいつからうなぎを食べるようになったのか、そして土用とはどういう意味なのかを調べてみることにしました。

江戸時代!平賀源内のキャッチコピー説が有力

土用の丑の日にうなぎを食べる風習ができたのはいつからでしょうか。

調べてみると諸説ありますが、その中でも江戸時代の万能学者・発明家として知られる平賀源内(ひらがげんない)が付けたキャッチコピー説が有力のようです。

平賀源内はエレキテルや万歩計、寒暖計など日本初のものをつくりました!

江戸時代中期頃、平賀源内が夏にうなぎが売れずに困っていたうなぎ屋さんから相談を受けたことがはじまりです。

平賀源内は様々な方面で才能を発揮していたので、頼りにされていたのですね。

相談を受け、平賀源内がうなぎ屋さんの店先に「本日、土用丑の日」という看板を出したところ、うなぎが飛ぶように売れました。

以後、全国のうなぎ屋さんが真似をしたという説です。もし本当なら平賀源内は何百年も使われるキャッチコピーを考えたことになりますね。

では、土用の丑の日とはどういう意味なのでしょうか。

土用は年に4回!土用の丑の日は年によって違う

土用が年に4回あることをご存知でしたか?私は年に1回、夏だけだと思っていましたので調べて大変驚きました。

土用とは立春・立夏・立秋・立冬前の18日間のことで、つまり期間を指しています。

丑の日というのは、日にちのことですね。昔の暦は数字ではなく十二支で数えていたので、その中の丑の日に当たる日です。

妊娠5か月に入ったはじめの戌の日に腹帯を巻いて安産祈願をすることは有名ですね。

十二支で数えたら、1シーズンの土用の丑の日が一日とは限らないわよね。

土用は季節ごとにそれぞれ18日間、十二支はもちろん12種類あります。

4シーズンそれぞれに土用の丑の日があり、しかも1シーズンに2回まわってくる場合もあることがわかりました。

季節の変わり目ですので、土用は体調に気を付けたいですね。そして私は、夏の土用にはやはり夏バテ防止にうなぎを食べたいです。

浜名湖のうなぎはいつから有名になったの?

うなぎといえば浜名湖ではないでしょうか。私は静岡に行くと必ずと言っていいほど、美味しいうなぎ屋さんを探して食べに行きます。

私は当然静岡が日本のうなぎ養殖生産量1位と思い調べてみたところ、意外なことに4位という結果でした。

日本養鰻漁業協同組合連合会のホームページで、令和2年の都道府県別ウナギ生産量(単位:トン)を知ることができます。1位~4位をまとめたので以下をご覧ください。

県名令和2年
全国16,887トン
1位 鹿児島7,057トン
2位 愛知4,315トン
3位 宮崎2,856トン
4位 静岡1,536トン

あなたもうなぎといえば静岡県のイメージをお持ちかもしれませんね。しかし現在は鹿児島県がうなぎ生産量全国1位です。

ではなぜ浜名湖のうなぎが有名なのかをみていきましょう。

江戸時代浜名湖では天然うなぎが名物だった

江戸後期に歌川広重(うたがわひろしげ)が描いた浮世絵により、浜名湖で天然うなぎが食べられていたことがわかっています。

歌川広重は「東海道五十三次」で東海道の名所を描いた浮世絵師ですね。

静岡県湖西市のホームページでは、以下の壺が紹介されていました。こちらは江戸時代に現湖西市の旅館で使われていた蒲焼のタレを入れていた壺です。

何百年経った今でも綺麗な形で残っているのは素敵なことですね。

秘伝のタレをつかった蒲焼が出され好評だったことが当時の旅日記に記されているそうです。

このことからも、静岡ではうなぎ養殖が始まる前からうなぎが食べられていたことがわかります。

静岡県湖西市

他にも調べた結果、浜名湖では天然うなぎが豊富に獲れていたことがわかりました。やはり、昔から浜名湖のうなぎは有名だったのですね。

明治時代うなぎ養殖は浜名湖からはじまった

浜松市のホームページで調べたところ、うなぎの養殖は明治33年、服部倉次郎さんにより浜名湖がうなぎ養殖に最適な場所と判断されことから始まりました。

そして画期的な方法で始めた浜名湖のうなぎ養殖を進化させた人物が松村啓次郎さんです。

進化させた養殖方法で生産量を大幅に増やし、そのノウハウが全国に広がった歴史があります。

さらに、浜松が東海道の中間地点で物流にとって好立地なことも全国的に有名になった要因の一つであることがわかりました。

浜名湖はうなぎ養殖発祥の地なのですね!

浜名湖のうなぎは歴史があるので、生産量を他県に譲っても「うなぎといえば静岡県」のイメージがあるのかもしれませんね。

まとめ

  • うなぎは離乳食に向かない食材で、1歳半まではうなぎを控えた方が良い
  • 1歳半以降に食べさせるときは小骨や皮を取り除くなどして十分に気を付ける
  • 妊産婦さんもビタミンAを多く含むうなぎなどを週単位でバランスよく取り入れることが可能
  • 土用は立春・立夏・立秋・立冬前の18日間のことで年に4回ある
  • 丑の日は暦を十二支で数えた日にちのことで1シーズンに土用の丑の日が2日ある場合もある
  • 土用丑の日は平賀源内がつけたキャッチコピー説が有力
  • 浜名湖はうなぎ養殖発祥の地で、現在はうなぎ養殖生産量全国4位である

うなぎを1歳半以降の赤ちゃんに初めて食べさせるなら、なるべく平日の午前中が好ましいでしょう。

万が一アレルギー症状が起きても病院に行けるためです。お子様がうなぎを欲しがった時は少量で様子を見つつも、食事の楽しさを共有することができたらいいですね。

妊娠3か月以内は特に気を遣う時期ですが、妊産婦さんはバランスよい食事を心がけリラックスして過ごしましょう。

この記事がうなぎはいつから食べて良いのか疑問に思っていらっしゃるあなたの参考になれば嬉しいです。

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