PR

きゅうりのとげは新鮮な証拠!とげの取り方や新鮮に保つ方法もご紹介!

食材
記事内に広告が含まれています。

きゅうりのとげは収穫直後のものほど、鋭くとがっていて、時間の経過とともに、とげも柔らかくなります。

きゅうりのとげは鋭いほど、新鮮な証拠です!我が家の子どもは、おやつにきゅうりを丸かじりするほどきゅうりが大好きです。

家族のためにも、出来るだけ新鮮なものを食べさせてあげたいと思い、きゅうりについてとことん調べて見ました。

買った後の新鮮さを保つ保存方法や、とげの処理方法、万が一きゅうりのとげが指に刺さってしまった時の対処法等もご紹介しています。

この記事を読めば、迷わず新鮮なきゅうりを選べるようになりますよ。

新鮮なきゅうりを見分けて、きゅうりを安心して美味しく食べたい人は必見です。ぜひ最後まで読んでくださいね♪

きゅうりのとげはなぜついている?とげは新鮮な証拠!

きゅうりのとげは鋭いほど、新鮮な証拠です!収穫直後のきゅうりほど、とげは鋭くとがっていて、時間の経過とともに、とげは柔らかくなります。

きゅうりの表面にとげがある理由は、きゅうりが完熟するまで動物に食べられることなく自分の身を守るためだと言われています。

農林水産省のHPにも、きゅうりにとげがある理由を、こどもにも分りやすく説明しています。

きゅうりのとげとげは、きゅうりが完熟(かんじゅく)するとしおれてなくなります。
市販(しはん)のきゅうりの中には、白い未熟(みじゅく)な種(たね)が見られると思いますが、本来(ほんらい)きゅうりは種が熟(じゅく)すまでは、食べられたくないためにとげとげをつくって自分の身を守っているのです。(後略)

農林水産省

私達人間は、熟す前のきゅうりを好んで食べる為とげもあり、一見わからないほど小さく未熟な種がある状態で食べています。

きゅうりは実が熟し、種が充実し、とげがなくなった状態で動物に食べてもらい、種を遠くに運んでもらうことで子孫を残そうとしているのです。

とげは、きゅうりにとって身を守るための生存戦略なのですね!

最近では、表面がツルツルした品種のきゅうりも多く見かけるようになってきましたが、表面がイボイボしているきゅうりのいぼは、とげがあった名残なのですよ。

私は時々、朝どれ野菜直売所に野菜を買いに行くことがありますが、普段買い物をするスーパーとは比べ物にならない程、きゅうりやおくら等、とげが鋭く驚きます。

小さい頃、祖母が育てていたきゅうりを収穫する時には軍手をしていたのを思い出しました。

新鮮なきゅうりはみずみずしくてポリポリした触感がたまりませんよね!

そういえば、きゅうりはよく洗うように祖母に言われたことがあるけれど、理由はあるのかしら?

きゅうりは、流水で丁寧に洗う必要がある野菜です。その理由をご紹介します。

きゅうりは細菌が付きやすい!熱水処理がおすすめ

きゅうりには多くの細菌が付着していると言われます。除菌の最も有効な方法は熱水処理です。

収穫したてだから、新鮮だからと、良く洗わず食べるのは危険です。きゅうりは生で食べることが多いので、食中毒は怖いですよね…。

過去に、きゅうりが原因で大規模食中毒が発生した事例もあるようです…

きゅうりは表面にとげやいぼが付いているので、水洗いですべての菌を除去するのは難しい野菜です。

健康な大人が食べるのであれば、丁寧な水洗いで大抵は問題ないのですが、小さいお子様やお年寄りが食べる場合は注意が必要です。

くらし科学研究所公式HPによると、きゅうりを除菌する最も有効な手段は短時間の熱水処理(ブランチング)だといいます。

キュウリ表面には多くの細菌が付着していて、(中略)100℃5秒間のブランチング処理では芽胞菌以外のほとんどの細菌を死滅させることが出来ることが分かりました。(後略)

くらし科学研究所

なお、100℃の熱湯で5秒間のブランチング処理をしたきゅうりの外観、食感の変化はほとんど認められなかったといいます。

熱湯を5秒間かけ流す方法または、5秒間熱湯に浸す方法がおすすめです!

私は、今まできゅうりはさっと水洗い程度にしか洗っていなかったので、きゅうりには多くの細菌が付いているということを知り、恐ろしくなりました…。

我が家には幼いこどもがいるので、これからきゅうりを食べるときはブランチング処理を必ず行おうと思います。

とても簡単な方法で細菌を除去できるので、細菌が気になる方は是非やってみてくださいね。

鮮度の良いきゅうりはとげも鋭い物が多いです。とげは食べても無害ですが、とげをしっかりと取ることで、お子様にも安心して与えられます。

次は、とげの取り方を見てみましょう。

きゅうりのとげの取り方は簡単!処理方法をご紹介

きゅうりのとげには毒性はなく無害ですが、新鮮なきゅうりほど、とげが鋭いのでとげの処理をして食べると安心です。

とげの処理方法はとても簡単です。4つの処理方法をご紹介します。

とげの処理方法

〈撫で洗い〉
きゅうりのとげは手で撫で洗いすれば簡単に取れます。とげが固くて鋭いきゅうりは、ゴム手袋やスポンジを使いこすり落としましょう。

〈板ずり〉
洗ったきゅうりをまな板に乗せ、少量の塩を振ってまな板に押し付けながら転がす方法です。きゅうり独特の青臭さやアクが抜け、色も鮮やかになります。

〈包丁の背でこそげ取る〉
きゅうりの表面が一緒に削り取られますが、しっかりとげが取れます。

〈皮をむく〉
ピーラーで皮をむくととげもイボもなくなり、口あたりがよくなり、味も浸透します。

道具がいらず、もっとも簡単な方法は、撫で洗いです。こちらは、とげが柔らかくなり、鋭さがなくなったきゅうりにおすすめの方法です。

私はこの方法で処理をすることが多いです。スーパーで買ってきて数日冷蔵庫に入れたきゅうりは、この方法で簡単にとげが取れますよ!

板ずりは、とげが取れるだけでなく、青臭さやえぐみも取れ、色も鮮やかになるというメリットがあります。

ちょっとした一手間で、見た目や食感、味が変わるので、ぜひ試してみてくださいね。

新鮮なきゅうりで、とげが鋭い物や、板ずりできないほど曲がったきゅうりには、包丁の背でこそげ取る方法がおすすめです。

家庭菜園のきゅうりは、曲がったものが多いですよね。

表面も一緒に削り取られることもあるので、見栄えを気にしない時にはおすすめです。

ピーラーで皮をむく方法は、きゅうりの一本付け等縞模様を付けたいときにも用いられる方法です。縞模様をつけると見栄えも良くなり、食卓も華やかになりますよ。

きゅうりの状態に合わせて、いろいろなとげの処理方法を試してくださいね♪

きゅうりのとげを処理をした後は、とげの処理をした部分から菌が繁殖しやすいため、保存せずにすぐに食べきるようにしましょう。

私は、買ったばかりの新鮮なきゅうりで板ずりをしたとき、手にとげが刺さってしまったことがありました。とげが鋭い時にはゴム手袋等を付けると安心です。

手にとげが刺さってしまったときには、焦らず正しい方法で対処すれば簡単に抜けますよ!

次は手にきゅうりのとげが刺さってしまったときの対処法をご紹介します。

きゅうりのとげが刺さったときは慌てず対処しよう

きゅうりのとげが手に刺さったときは慌てず正しいやり方で対処することが大切です。

間違ったやりかたや不衛生な環境だと雑菌が入ることもあります。

私は、以前きゅうりのとげが手に刺さり、とても慌ててしまいました。

正しい対処法を知っていたら、もっと落ち着いて行動できたのではないかと感じました。

野菜のとげだけでなく、小さな木片が刺さったとき等にも使える方法ですので、知っていて損はないはずです。

とげが刺さったときの対処法を一緒に確認していきましょう。

用意するもの
  • 毛抜き
  • 5円玉もしくは50円玉

用意した毛抜きはアルコール消毒をしたものを使用しましょう。使う道具や手は清潔に保つことが大切です。

とげが刺さったときの対処法
  • STEP1
    石鹸で手をよく洗う
  • STEP2
    硬貨の穴の部分をとげが刺さった部分に押し付け、皮膚を盛り上がらせる
  • STEP3
    刺さったとげと同じ角度で毛抜きで抜く
  • STEP4
    最後にもう一度手を洗う

私は実際にとげが刺さったときは、硬貨を使う方法を知らなかったので、とげが刺さった部分を指でつまみ皮膚を盛り上がらせていましたが、とてもやりづらく感じました。

硬貨を使うことでピンポイントで皮膚が盛り上がるので抜きやいですよ!硬貨を強く押し当てることがポイントです。

手伝ってくれる人がいる場合は、誰かに手伝ってもらいましょうね。

きゅうりの表面の白い粉は美味しい証拠!

きゅうりの表面を覆う白い粉は「ブルーム」と言います。ブルームは美味しいきゅうりの特徴と言われています。

ブルームとは、雨や乾燥から守るためにきゅうりが出す成分で、きゅうりの表面を覆う白い粉のことです。

初めてブルームを見たときは、汚れか農薬の残りかと思い買うのを避けてしまいました…

近年では見栄えの問題から、ブルームが出ず、表面がつやつやしたブルームレスきゅうりが主流になってきています。

見た目はつやつやしていて美味しそうなブルームレスきゅうりですが、自然の防護壁(ブルーム)がない分、外的環境から身を守るために皮が厚くなります。

一方ブルームの付いているきゅうりは、歯切れがよく美味しいと言われています。

新鮮で美味しいきゅうりの見分け方はブルーム以外にもありますよ!以下の4つのポイントをチェックしてみてください。

  • いぼやとげが鋭い
  • ブルームが付いている
  • 太さが均一
  • 濃い緑色のもの

私の祖母は家庭菜園が趣味で、きゅうりも毎年育てていますが、収穫したてのきゅうりはとげが鋭くみずみずしくてパリッと歯切れも良く、とてもおいしいです。

我が子は新鮮なきゅうりが手に入ると、味噌を付けてそのままおやつにパクパク食べています。

今ではブルームの付いているきゅうりを見かける機会はなかなかありませんが、見つけたらラッキーです!

ブルームレスきゅうりとブルーム付ききゅうりの食べ比べをしてみても面白いかもしれませんね。

太さが均一なきゅうりは、全体に均等に栄養が行き渡っている証拠です。

一部だけ細かったり太かったりするものは、成長過程で栄養が均等に行き渡らなかった可能性があります。

また、きゅうりは時間と共に黄色く変色していくので、濃い緑色のきゅうりほど新鮮だと判断できます。

きゅうりは両端から水分が抜けていくので、端がしわになっていたり、やわらかくなっていないかもチェックしましょう。

きゅうりを買う際には4つのポイントをチェックしてみてくださいね。

きゅうりの新鮮さを保つには低温と水分を避けよう

きゅうりの美味しさを長持ちさせる保存は、「低温」と「水分」を避けることがポイントです。

きゅうりは冷蔵保存だけでなく、冷凍保存も可能ですよ!

夏野菜であるきゅうりは、低温や水分に弱いという特徴があります。

私は、きゅうりの正しい保存方法を知る前は、買ったままの袋入りの状態で冷蔵庫に入れていましたが、すぐに水分が出てきて傷んでしまいました…。

きゅうりは全体の約95%が水分であり、他の野菜と比べても、水分が多く、痛みやすい野菜と言われています。

また、低温で保存すると変色してしまうこともあります。低温により変色したきゅうりは、食べても問題はありませんが味が落ちてしまっている場合があります。

正しい方法で保存することで、鮮度を保てますよ。

きゅうりの美味しさを長持ちさせる保存方法をご紹介します。

冷蔵保存のポイントは立てたまま保存すること

きゅうりの冷蔵保存は、育った環境と同じように立てて保存することがポイントです。

キューピー公式HPによると、きゅうりの保存の最適温度は10〜13℃で、夏は冷蔵庫の野菜室、冬は日の当たらない涼しい場所での保存がおすすめだといいます。

冷蔵庫での保存も、常温での保存もやり方は同じです。きゅうりの鮮度を長持ちさせる保存方法を実践してみました。

美味しさを長持ちさせる保存方法
  • STEP1
    水分をしっかりふき取り、キッチンペーパーで一本ずつ包む

    きゅうりに水分が残っていると傷みやすくなります

  • STEP2
    ポリ袋に入れ軽く口を閉じる

    ポリ袋の代わりにラップの使用も可能です

  • STEP3
    ヘタを上にして牛乳パック等に入れ、立てて保存する

キッチンペーパーなどに包んでからポリ袋やラップに包むことで、冷気や乾燥から守ることができます。

ポリ袋の口は完全に閉じると通気性が悪くなるので、密閉せずに軽く閉じて保存しましょう。

この方法で、10日ほど、きゅうりの保存が可能ですよ。

我が家は、きゅうりは一本で買うより、袋入りでまとめて買うことが多いので、きゅうりを買ってきたときには、さっそくこの方法で保存しようと思いました。

きゅうりを買った際は、この方法で、鮮度を長持ちさせましょう♪

冷凍保存は塩もみと水分をしっかり取ることが大切

きゅうりをすぐに食べない場合は冷凍保存も可能です。ポイントはあらかじめ塩もみし、水分をしっかりと取ることです。

あらかじめ塩もみをしておくことで余分な水分が抜け、解凍後の食感が良くなります。また下味が付くので、解凍後、そのまま使用できますよ。

私は、きゅうりを冷凍保存できることは初めて知り、驚きました。

まとめ売りで安く買った際には冷凍保存も試してみようと思いました。早速手順を見てみましょう。

きゅうりの冷凍保存方法
  • STEP1
    水洗いしたきゅうりを薄い小口切りにして塩もみをする
  • STEP2
    水気を絞り、ラップに平らに並べて空気を抜くように包む
  • STEP3
    ジッパー付きの保存袋などに入れ冷凍保存する

冷凍保存の保存期間の目安は1か月です。解凍方法は、自然解凍または流水で解凍しましょう。

解凍したきゅうりは、そのままの状態でサラダやスープ、和え物等、幅広い料理に使えます。

私はポテトサラダをよく作るので、解凍したものをそのまま使えるのはとても便利だと感じました。

きゅうりをすぐに食べきれない時には是非試してみてくださいね。

まとめ

  • きゅうりのとげは収穫直後ほど鋭くとがっていて新鮮な証拠である。時間の経過とともに、とげは柔らかくなる。
  • きゅうりには多くの細菌が付着していると言われ、除菌の最も有効な方法は熱水処理である。
  • とげの処理方法は「撫で洗い」「板ずり」「包丁の背でこそげ取る」「皮をむく」の4つの方法がある。
  • きゅうりのとげが手に刺さったときは慌てず正しいやり方で対処することが大切。
  • きゅうりの表面を覆う白い粉は「ブルーム」と言い、ブルームは美味しいきゅうりの特徴と言われている。
  • 美味しいきゅうりの見分け方は、「いぼやとげが鋭い」「ブルームが付いている」「太さが均一」「濃い緑色のもの」の4つに注目すると良い。
  • きゅうりの冷蔵保存は、育った環境と同じように立てて保存することがポイント。
  • きゅうりは冷凍保存も可能である。ポイントはあらかじめ塩もみし、水分をしっかりと取ると良い。

きゅうりのとげは新鮮である証拠です。きゅうりは傷みやすい野菜と言われていますが、正しい保存方法で、鮮度を保てることが分かりました。

きゅうりはどうしても傷みやすいイメージがあり、すぐに使う予定がある時以外は、買うことを遠慮しがちでしたが、我が家は、これからはきゅうりを買う頻度が増えそうです。

この記事があなたにとってきゅうりを安心して美味しく食べられる手助けになると嬉しいです。

タイトルとURLをコピーしました