PR

【徹底検証】茶碗蒸しが固まらない原因は3つあった!実際に作ってみた

生活
記事内に広告が含まれています。

卵とダシが美味しい茶碗蒸しですが、固まらなくて困ったことはありませんか?

実は原因は3つあり、中でも『舞茸』を使うと固まらないということが話題になりました。他にも卵液のバランスや火加減も固まらない原因になります。

私は、茶碗蒸しをお正月や和定食に時々ついてくる程度しか食べていませんでした。

そんな私は、自宅で美味しい茶碗蒸しを食べたくて調べたところ、対処法さえ分かればすごく簡単に固まり、美味しく作れることが分かりました。

また、固まらない原因の1つである『舞茸』は茹でるとしっかり固まることが分かりました。

茶碗蒸しの固まらない原因から対処法、生の舞茸で作ってみた感想と定番の具材をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

茶碗蒸しが固まらない原因は3つあった!?

料理は好きですが、茶碗蒸しはお正月くらいにしか作ったことがなく、上手に作れることがありませんでした。それ以外は、欲しい時は市販の茶碗蒸しを買っていました。

自宅で作ると、固まらないか『す』が入ってしまうかのどちらかでした。

調べてみると、話題になった舞茸の他にも、卵とダシのバランスが悪いと固まらなかったり、火加減が違うと固まらなかったりと原因がありました。

今まで何となくレシピを見て作っていたのですが、こんな原因があるとは知りませんでした。

茶碗蒸しが固まらない原因を一つ一つ解説していきたいと思います。

卵とダシのバランスが悪い

茶碗蒸しを作る時に1番重要な材料と言えば、卵とダシです。実は固まらない理由には卵とダシのバランスが悪い場合があります。

調べたところ、卵とダシのバランスは1:2.5か1:3のバランスが良いとされています。

1:2.5の場合、作る時に細かい計算や卵によって体積が違うと調整が大変です。なので基本は1:3で作っても問題はありません。

卵はMサイズが50㏄位、Ⅼサイズが60㏄位です。Mサイズの卵なら150㏄、Ⅼサイズなら180㏄のおダシで作ってみてください。

舞茸を入れている

秋になると松茸やシイタケといったきのこ類を入れた茶碗蒸しが美味しいですよね。

そんなきのこ類の中には、茶碗蒸しが固まらない原因になるきのこもあります。テレビで話題になりました『舞茸』の入った茶碗蒸しです。

どうして舞茸だけ?他のきのこは?

まいたけで有名な、雪国まいたけのQ&Aに茶碗蒸しに関する質問がありました。

Qまいたけを茶碗蒸しに入れたのですが、固まらないのはなぜですか?

A生のままですと、まいたけに含まれる「たんぱく質分解酵素」の働きにより卵のたんぱく質が分解されるため、茶碗蒸しが固まらなくなってしまいます。

加熱することで酵素の働きは弱まりますので、まいたけを具材として使う場合は、加熱してから入れてください。

雪国まいたけ

舞茸にたんぱく質を分解させる酵素があるなんて知りませんでした。その働きによって卵液が固まらなかったのですね。

舞茸はダシも出て美味しいですが、固まらないのであれば入れられません。

ですが舞茸は一度茹でることによってタンパク質を分解する酵素が弱まり、固まります。是非一度試してみてください。

火加減が上手くいっていない

料理は火加減とはよく言いますが、卵料理はとくに火加減が大変な料理ですよね。私はよく玉子焼きを焦がしてしまいます。

料理は毎日作っているのですごく下手というわけではありませんが、茶碗蒸しは『す』が入ることが多く失敗ばかりが続いていました。

実は火加減にはコツがあり、『強火で2~3分』その後は『弱火で10分』、これだけで『す』の入らない茶碗蒸しが出来上がるのです!

火加減のコツが分かりましたので、私もこの方法でプルプルの茶碗蒸しを作ってみたいと思います。

茶碗蒸しが固まらない時の対処法!!

茶碗蒸しが固まらない原因を紹介しましたが、いざ調理してみるとそれでも固まらない時があるかもしれません。

茶碗蒸しは時々調理するくらいですので、私はよく失敗をしてしまいます。原因が分かってからも何度か失敗を繰り返してしまいました。

そんな時にどう対処したらいいのかをご紹介したいと思います。

固まらない原因ごとの対処法

料理を失敗してしまった時は、どこが原因だったのか悩みますよね。

先ほど紹介した原因ごとに、どのような対処法があるのか見ていきましょう。

原因対処法
生の舞茸を入れたとにかく取り除き、茹ででから入れ直す
具材を入れすぎている具が多すぎても固まりにくいので、少なめにする
卵液のバランスが崩れた水分のある具材が入っていてバランスが崩れている
そんな時は卵液を足して、バランスを合わせる

間違えて生の舞茸を入れた時は、とにかく舞茸を取り除いてください。タンパク質を分解する酵素を少しでも取り除くことで固まりやすくなります。

茹でた舞茸を入れても固まらない時は、具材が多く入っているか、もしくは水分の多い具材でバランスが崩れてしまい固まらない時があります。

そんな時は少なめに入れ直すことで固まりやすくなります。

バランス良く入れると良いのね!!

また、具が少なくても『水分が多い具』例えば、三つ葉やなめこ、わかめは固まりにくいので、入れないようにしてください。

彩として三つ葉を入れる際は、最後に添えると見た目が綺麗に仕上がります。

茶碗蒸しが固まらない舞茸で作ってみた♪

茶碗蒸しが固まらない原因や対処法をご紹介してきましたが、大雑把な性格な私は火が通れば大丈夫だろうと、『す』が入っていても食べていました。

分量も目分量とまではいきませんが、大まかにあっていれば何とかなると思っていましたが、失敗ばかりでしたのでしっかり作ってみようと思います。

舞茸で作る茶碗蒸しは初めてですが、生の舞茸と茹でた舞茸を使って作っていますので、比較をご覧ください。

生と茹でた舞茸を入れた茶碗蒸しを作ってみた

実際に生の舞茸と茹でた舞茸で茶碗蒸しを作り、比較してみました。

食べやすい大きさに切った舞茸を、生のままと3~4分ほど茹でて下処理したものを用意しました。

見た目はほとんど変わりません。ただ茹でた方はうま味が出たかもしれないと思うほど、お湯が色づいていたので、味が落ちているかもと心配になりました。

あとは、卵液を卵とダシ、1:3で作り用意は完了です。

生の舞茸は浮いてきましたが、茹でた舞茸は沈んでいました。比べるために2種類それぞれに入れ分かるように印をつけないといけませんでした。

ですが見た目でこんな違いがあるとは思いませんでした。2つを蒸し器に入れ、『強火で2~3分』火にかけた後に、『弱火で10分』火にかけました。

10分後に見てみましたが、蒸し器によってなのかもしれませんが、自宅の蒸し器ではどちらも固らなかったので、プラス5分ほど蒸しました。

出来上がると、ハッキリ違いがでました。生の舞茸で作った方はどれだけ蒸しても固まりませんでした。茹でた方はプルプルになり程よい固さになりました。

この後食べてみましたが、味はどちらも変わりがありませんでした。茹でた舞茸はうま味が残っていてクセになりそうな美味しさでした。

ただ、生の舞茸を使用した茶碗蒸しは、火が通っているのか分かりにくいため一口だけにし、残りは炒めました。

舞茸を使用して茶碗蒸しを作りたい時はぜひ、茹でてから入れてみてください♪

茶碗蒸しが固まらない時のリメイク方法

原因や対処方法をご紹介してきましたが、どうしても茶碗蒸しが固まらない時もあると思います。

ここで、固まらなかった時におすすめしたいリメイク料理を一品ご紹介します。

【ケランチム】

韓国料理のケランチムは、『ケラン』は卵で『チム』は蒸すという意味になります。材料や蒸すといった調理が茶碗蒸しに似ている料理です。

茶碗蒸しとの違いは、鍋に直接入れて蒸すといったところです。

茶碗蒸しが失敗した時には直接鍋に入れ直し火をかけ、ふっくら火が通るとケランチムの出来上がりです。

韓国料理はあまり作ったことがないのですが、調べたところチーズや洋風にミックスベジタブルを入れても美味しくなります

固まりにくい場合にはぜひ参考にしてみてください。

茶碗蒸しの具材や変わり種をご紹介!

茶碗蒸しの具材は色々ありますが、私はいつも同じ具材になってしまうので調べてみました。

ぎんなんやゆり根などはお正月の定番だと思いますが、中々手に入らず、他にはどんな具材を入れようか悩んでしまいます。

そんな時に役立つように、定番の具材から変わり種まで、水分が少なく固まりやすい具材をご紹介します。

茶碗蒸しの定番具材といえばコレ!!

【しいたけ】

しいたけを入れるとそれ自体のダシも追加されるので美味しくなりますのでおすすめです。

今回、茶碗蒸しを作った時に卵液が残ったので、しいたけを入れて作ってみると、ダシが出て美味しく出来上がり家族に好評でした。

【鶏肉】

私は細かくした鶏肉を入れます。お肉が少し入っているだけで子供が喜んで食べるので、よくいれています。

お肉好きの子供のために豚肉のブロックを入れてみたこともありますが、脂が多く好き嫌いが分かれてしまう味に仕上がってしまいました。

生の鶏肉を入れても、蒸されるので火が通りますが、心配な時やカロリーを控えたい時は茹でてから入れることをおすすめします。

【かまぼこ】

調べてみると、かまぼこが茶碗蒸しの具材の中でも一番人気になります。彩も良く、下処理がいらないので好まれるのですね。

私の家族も好きで、茶碗蒸しに入れると毎回喜ばれます。なので私はつい大きめに切り、他の具材より多めに入れてしまいがちです。

ですが、入れすぎると固まらない原因にもなりますので、家族の喜ぶ顔も見たいですがほどほどに入れようと思います。

茶碗蒸しに入れると美味しい変わり種♪

【明太子】

調べてみて一番驚いた具材が明太子で、卵に卵を使っているので斬新だと思いました。

ですが明太子の赤みがアクセントになり、彩がよく、明太子のプチプチ食感が癖になります。

また、一緒に入れる食材もお肉やしいたけではなく、カニやホタテの海鮮を入れると美味しく仕上がります。

辛い食べ物が苦手な子供には入れず、今度作る時には大人用に少し入れてみたいと思います。

【お餅】

小さいお子さんがいる場合は注意が必要ですが、お餅好きにはたまらないですね。調べたところ食べ応えがあることに加えて、冷めにくくなります。

私はお餅は好きですが料理に使う時は硬くて切りにくいという時があります。

そんな時はスーパーで鍋用のお餅やお料理用の小さなお餅が売っているので買って作ってみようと思います。

【ちくわ】

お家にちくわがあれば、子供も食べられる良い塩気の茶碗蒸しになります。

私は茶碗蒸しといえばかまぼこと思っていたので、ちくわを避けていました。

ですが量も値段もかまぼこより安いちくわは、具材として良いと思います。ちくわをよく食べるので早速試してみようと思います。

水分も少なく卵とダシとちくわがあればお手軽茶碗蒸しが出来上がるので、ぜひ試してみてください♪

まとめ

  • 茶碗蒸しが固まらない原因は3つあり、卵液のバランスや生の舞茸の使用、火加減です。
  • 茶碗蒸しが固まらない時の対処法は、生の舞茸を使用した場合は取り除き茹でて使用してください。
  • 卵液のバランスを整えることで固まりやすくなります。
  • 茶碗蒸しが固まらない原因である、生の舞茸で作ると本当に固まりません。
  • 具材として定番の『しいたけ』や『鶏肉』、『かまぼこ』がおすすめです。
  • 変わり種として『明太子』に『お餅』、『ちくわ』は大人も子供も楽しめます。
  • 茶碗蒸しが固まらなかった時に使えるリメイク方法の一つ『ケランチム』をご紹介しました。

茶碗蒸しが固まらない原因を調べてみると、3つもある事に驚きました。

今までは固まらないまま諦めていましたが、原因が分かると料理が楽しくなります♪

固まらないと話題になった舞茸も茹でると固まりますし、大人も子供も楽しめるような変わり種もありますので、ぜひ参考にしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました