パンづくりにおすすめのオーブンは高温機能、容量30L以上で発酵機能が付いているものです。
私は一度だけパンづくりをしたことがあるのですが、約半日かかりました。なぜならオーブントースターで焼き上げたからです。
20個のロールパンを15分以上の設定ができないオーブントースターで、何度も出し入れして焼き上げたのは、一生忘れることのない思い出ですね。
このことから、パンづくりにおすすめなのは高温機能があり、ある程度のパンが入る大きさや発酵ができるオーブンがあれば美味しいパンが作れますよ!
この記事では、パンづくりにおすすめのオーブンの種類や機能、パンづくりに必要なグッズや材料、おすすめレシピ本を紹介します。
あなたも読めば、すぐにパンを作りたくなること間違い無しです!
パンづくりにおすすめのオーブンは250度以上を選ぼう
パンづくりにおすすめのオーブンは、温度が250度〜300度の設定ができるものが良いですね。
温度が低いとパンを焼くのに時間がかかってしまう上に、焼き目がつきにくいというデメリットがあります。
私は長年オーブントースター愛用者でした。一人暮らしをしている時から使っていて、オーブンレンジはなくてもいいと思っていました。
しかし、つい最近、弟が結婚祝いとしてオーブンレンジをプレゼントしてくれたのです!
早速使ってみたところ、料理の美味しさがまるで違います。1番驚いたことは「焼きあがるのが早い」という点です。
オーブントースターでフライドポテトを作る時は約1時間かかっていました。
しかし、オーブンレンジだと30分でカリカリホクホクのフライドポテトが完成するのです!
弟にとても感謝しました!
加えて、パンにもソフト系とハード系があり、ハード系の硬いパンを作る場合は高温で焼き上げることがポイントです。
つまり、パンを作るためのオーブンレンジが欲しい場合は、高温が設定できるものを選ぶと色々なパンが作れるというわけですね。
私もオーブンレンジをプレゼントしてもらったので、パンを作れるようになりたいところです。
パンづくりの秘訣は庫内サイズが小さすぎないことが重要!
パンづくりをするためのオーブンレンジを選ぶ際のもう一つの基準は、庫内サイズが30L以上であることがおすすめです。
小さいサイズのオーブンレンジでパンを焼くと、パン同士がくっついたり、一部が焦げてしまったりと失敗の原因になってしまいます。
私も小さめのオーブントースターでスコーンを作った時は、壁側のスコーンが一部焦げてしまったことがありました。
成功したのは6個中4個だけでした。焦げてしまった2個は失敗作でも喜んで食べてくれる父親にプレゼントしました。
つまり、パンを焼く場合もオーブンの容量が小さいと、温度調整が難しいので焦げてしまうというわけです。
美味しいパンを作りたい方は、オーブンの庫内サイズが大きいものを選ぶのがおすすめですよ!
パンづくりに向いているオーブンレンジ2選
パンづくりにおすすめなオーブンレンジは、250度以上の火力と30L以上の容量、そして発酵機能の3つの機能が付いているものです。
私は一度だけ、パン作りに挑戦したことがあります。
パンには「発酵」という生地を寝かせてガスを発生させる時間があります。
発酵が上手くいけばふっくらとした美味しいパンになるのですが、失敗してしまいホットケーキのようなパンになってしまいました。
(前略)熟成温度が高すぎたときや熟成時間をとりすぎたときは、イーストの栄養分がなくなってしまい、発酵力不足になります。
この場合、生地作りの段階では膨れますが、焼き上げると膨れません。(攻略)
日本ニーダー株式会社
パンづくりの成功への鍵は、発酵も大きく影響しているのです!
発酵機能があれば、簡単にパンを発酵できるので初心者でも美味しいパンが作れますね!
では、パンづくりに向いている機能が全て付いている、おすすめのオーブンレンジを2つ紹介しますね。
石窯ドームは自宅でパンづくりをする方に人気がある
東芝の「石窯ドーム」は自宅でパンを作る方に人気のオーブンレンジです。
100度〜300度の中で細かく温度調節できる上に内側の熱を効率よく循環させるので、綺麗な焼き色のパンが出来上がりますよ!
「石窯ドーム」の大きさや他の特徴などをまとめました。まずは商品情報です。
商品名 | ER-XD3000 |
大きさ(mm) | 498(幅)×399(奥行)×232 (高さ) |
倉庫内容量 | 30L |
加熱方式 | 熱風コンベクション |
価格 | 7万円〜10万円 |
置き場所に困らないのは嬉しいポイントですよね。
コンペクションとは「対流」という意味で、熱風を循環させて加熱する方法のことを言います。
「石窯ドーム」でパンを作れば私のように、端っこのパンだけ焦げているなんてこともなくなりそうです。
価格はやや高いですが、美味しいパンが毎日食べられるのなら、お値段以上の価値になるかもしれませんね!
ヘルシーシェフはオーブンレンジの中でコスパが良い
日立の「ヘルシーシェフ」は、パンづくりには欠かせない性能を持ち合わせながら、4万円台という他のオーブンレンジと比べて安価で購入できます。
私もオーブンレンジは欲しかったのですが、購入するかどうか迷う理由が「値段が高め」なことでした。
しかし、「ヘルシーシェフ」は4万円台で購入できるので、お財布の紐が硬い私でも「これなら良いかも」と迷わず買ってしまいそうです!
「ヘルシーシェフ」の特徴を表にまとめましたので参考にして下さいね。
商品名 | ヘルシーシェフ MRO-S8Y |
大きさ(mm) | 487(幅)×430(奥行)×365(高さ) |
倉庫内容量 | 31L |
加熱方式 | 上下仮面ヒーター式 |
価格 | 4万円〜5万円 |
その他にもパンづくりに向いているオーブンレンジは沢山ありますので、高温・容量・発酵機能がある、あなたに合ったものを探してみて下さいね!
パン作りに必要なグッズは8個!揃えてパンを作ろう
オーブンレンジ以外にも、「これがあるとパンづくりがスムーズ!」になる、欠かせないグッズが8個あります。
私は米粉パンを作ったことがあるのですが、粉と水を混ぜる時に木べらやスプーンで混ぜると、生地がくっついてしまい混ぜにくかったです。
ただ混ぜるだけの簡単な作業だったのですが、のちにトラウマになる程の難しい作業となってしまいました。
生地との戦いで、キッチンは物凄い状態でした。
後から知ったのですが、生地を混ぜる時はシリコン素材のもので混ぜるとくっつかずに簡単に混ぜられるのです。
つまり、パンづくりにも適したグッズがあり、使用することでストレスなく美味しいパンが作れるという訳ですね!
パンづくりに必要な8つのグッズを紹介しますので、まだ持っていないものがあれば購入を検討して下さいね。
- 作業台(ペストリーボード):パンをこねるための木製の板
- スケール(軽量計):材料の分量を測るもの
- 計量カップ:水や液体の分量を測るもの
- ボウル:材料を混ぜ合わせる時に使う入れ物
- 泡立て器(ホイッパー):粉の材料を混ぜ合わせる時にあると便利
- カード(ドレッジ):柄のないヘラ。パン生地の生成に使用
- オーブンミトン:300度まで耐えられるものならより良い
- ステンレスクーラー:パンの予熱をとる時に置く台
以上がパンづくりに必要なグッズになります。こうしてみると、いくつか代用できそうなものもありそうです。
私はパンを作ってみて、難しかった作業などから購入するかどうかを考えてみようと思います。
パンづくりを本格的に楽しみたい方は、必要なグッズを揃えて楽しむのも良いですね!
パンづくりに向いている小麦粉は強力粉!理由を徹底検証!
パンづくりには中力粉、薄力粉に比べて弾力性や粘りが出る強力粉で作る方が、ふっくらとしたパンができますよ。
私は米粉パンを作るのですが、どんなに発酵してもふっくらせず、レシピの写真のようなパンになったことがありません。
最初は成功したくて何度も挑戦しましたが、現在はもう諦めました。味は美味しいので、気にせず食べていますよ。
米粉パンは小麦粉で作るパンよりも難しいと聞いていましたが、実際に作って実感しましたね。
その反面、強力粉は水を加えて混ぜると、弾力が出てくるので、もっちりに仕上げたいパンやピザなどに向いていると言われています。
(前略)今回解説する強力粉は穀粒が硬い硬質小麦を原料とする小麦粉です。硬質小麦は水を加えて練ると弾力性や粘り気が強く出てくるのが特徴。強力粉で作った料理やお菓子はモチモチの食感に仕上がるため、主にパンやピザ生地に使われています。(攻略)
DELISH KITCHEN
つまり、ふっくらとしたパンを作りたい場合は強力粉で作れば、理想のパンに近づくのです!
ふっくらとしたパンが好きな方は、強力粉でパンづくりを極めると良いでしょう。
バターはパンの成功に関わる!無塩バターが良い理由を解説
パンづくりに使うバターは、普段冷蔵庫にある「有塩バター」ではなく「無塩バター」を使うことが美味しいパンが出来上がる鍵になります。
私はバターに種類があることを知りませんでした。
そのため、この事実を知って冷蔵庫の中を物色しましたよ。
「有塩バター」と使っていると思っていたのですが、「無塩バター」を日頃から使っていたのです!
無意識で「無塩バター」を使っていたのは驚きです。これは、パンを作れと神様から言われたようなものですね。
ところで、なぜパンづくりには「無塩バター」が良いの?
生地内の塩分を調節しやすいからです。
大量にバターを使用するクロワッサンなどの「デニッシュ系のパン」に有塩バターを使うと、塩辛くなってしまったり、パン生地がまとまらなくなってしまうのです。
パンづくりにおける「塩」は大切な役割があるので紹介しますね。
塩にも重要な役割があり、分量を間違えると美味しいパンが作れなくなってしまうのです。
つまり、パンづくりでは「無塩バター」を使うことで、塩の分量を調節して美味しいパンが出来上がるという訳ですね!
材料の役割を知ると、考えながら作れるので、楽しく料理ができそうです。
パンづくりを始めたい人におすすめの本3冊紹介!
パンづくり初心者の方は、写真入りの簡単に作れるレシピが載っている本を参考に作るのがおすすめですよ。
なぜなら、様々な作業工程を写真で説明してくれると、初心者でもイメージしながら作れるからです。
また、簡単なレシピだと作りやすいので、苦手意識がなくなりますね。
私は母親からパンづくりを教えてもらったことがあるのですが、説明を上手く理解できず、お互い険悪な空気に発展してしまいました。
母親は何十回も作っているので、当たり前に理解できると思い、細かい説明は省くのです。
しかし、私はあまり料理が得意ではないので、当たり前のことさえ分からず付いていけなくなり、楽しさを感じることはありませんでした。
それ以降、パンづくりを教わることはなくなりましたね。
つまり、パンづくりを始めたい方は、写真などが載っている、わかりやすいレシピ本を参考にして、簡単なパンを作り、美味しく食べることで楽しめるのです!
では、パンづくりにおすすめの本3冊を厳選して紹介しますね。
ざっくりと簡単なのに本格的なパンが作れる本はこれ!
引用 KADOKAWA
「ざっくりだから手軽で簡単。世界一作りやすい本格お家パン」は、初めてパンを作る人でも本格的なパンを作れます。
このレシピ本では、パン生地の作り方を覚えれば、全てのパンに応用できることや難しい作業がないことがおすすめポイントです!
パンづくりは難しいと考えていた私には、ありがたい一冊ですね。
パンを簡単に作って食べたい方には、おすすめのレシピ本ですよ。
たったの1時間でパンが作れる本はこれ!
引用 宝島社
「日本一簡単に家で焼ける 1時間でちぎりパンレシピ」は、パンづくりでは革命レベルの時短レシピを紹介する本です。
付録で型が付いているので、こちらを使えばレシピ本通りのパンを作れる上に、こねる時間や発酵時間も短く、時間をかけずにパンが作れますよ!
面倒ごとがあまり好きではない私にとって、1時間でパンが作れるのはとても魅力的です。
これなら、他の料理を作っている間に同時進行で作れそうですね!
忙しいけれどパンを作りたいと考えている方におすすめの1冊です。
実験のように考えて作りたい理論派にはこれ!
引用 池田書店
「パンづくりに困ったら読む本」は、材料や道具の役割を教えながら、パンづくりの世界へと引き込まれる本です。
美味しく、美しいパンを作るためには、なぜ失敗してしまうのかを理解して作るのが一番の近道ですよね。
私は感覚派なので、回数を重ねて覚えていくのですが、理由を解明できれば失敗回数も少なくて済みます。
この本は、「どうしてなのだろう?」という疑問を中心に解説しているレシピ本なので、勉強しながら作れますよ!
パンづくりを真剣に取り組みたい方におすすめの本です。
まとめ
- パンづくりにおすすめのオーブンは、温度が250度以上の設定ができるものが良い。
- 小さいサイズのオーブンレンジでパンを焼くとパン同士がくっついたり、一部が焦げてしまう為、容量が30L以上がおすすめである。
- 発酵機能付きのオーブンレンジであれば、パンの発酵が簡単にできるので失敗しにくい。
- 東芝の「石窯ドーム」は高温設定や調整も可能で、自宅でパンを作る方に人気のオーブンレンジである。
- 日立の「ヘルシーシェフ」は高温調整可能で容量30L以上、発酵機能が付いて4万円台から購入できる
- パンづくりに必要なグッズはオーブンレンジ以外では8つあるが、中には他の道具で代用できるものもある。
- 強力粉の方が弾力性と粘り気があるため、ふっくらしたパンが作れる
- パンづくりには塩分の調整も大切なので「無塩バター」を使うのがおすすめである。
- パンづくりを始めたい方は、写真が載っている分かりやすくて簡単に作れるレシピ本を参考にすれば、楽しく美味しいパンが作れる
パンづくりにおすすめのオーブンは高温調整ができ、容量30L以上の発酵機能があるものがおすすめです。
パンを買って食べるのも良いですが、自宅で焼き立てパンを食べるのは想像しただけでもよだれが出てきますね。
私もオーブンレンジをゲットしたので、焼き立てパンがいつでも食べられるように、パンづくりに挑戦してみます!
あなたもぜひ、オーブンレンジを使って美味しいパンを作って下さいね。