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炊き込みご飯で失敗する原因からリメイクまで徹底解説!レシピも紹介

生活
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炊き込みご飯はご飯の硬さや味つけの加減が難しく、私は度々失敗しています。

そこで、炊き込みご飯が失敗する原因や、おいしい味つけにする調味料の黄金比を調査しました。

炊き込みご飯を作るときに水加減は重要ですが、その他にも具材の選び方や炊飯スイッチを押すタイミングなど多くの注意点があり、知らずに作ると失敗する可能性が高くなります!

失敗する原因だけでなく、失敗しない炊き込みご飯のレシピや切り餅で簡単にもちもち食感にする裏技、失敗した炊き込みご飯を救済するリメイク法までご紹介します。

ぜひこの記事を参考に、おいしい炊き込みご飯にチャレンジしてみてください♪

炊き込みご飯で失敗する原因と対策を徹底解説!

あなたは炊き込みご飯でどんな失敗をしたことがありますか?

炊き込みご飯の失敗にはいくつかパターンがあり、どう失敗したのかによって原因がわかります。

炊き込みご飯を炊くときによくある失敗パターンをまとめてみました。

  • ご飯がべちゃべちゃになった
  • ご飯の芯が残っている
  • 味がない、または味が濃い
  • 味にむらができる

私もご飯の炊き具合に失敗したり、味がうまくつかないことがあり、たくさん炊いてしまった時はショックが大きいです。

ご飯の炊き具合がうまくいかないと水加減に失敗したと思うかもしれませんが、実はそれ以外にも原因があるのです。

失敗のパターン別に、原因や失敗しないための対策を解説していきます!

べちゃべちゃになる原因は水を入れる順番と具材の水分

「きちんと水の量を計ったはずなのに、ご飯がべちゃべちゃになってしまった」という経験はありませんか?

そうなってしまうのは、2つの原因が考えられます。

「先に調味料を全て入れ、その次に水を入れる」という順番を守らないと水の入れすぎになり、ご飯がべちゃべちゃする原因となってしまうのです!

例えば、3合の炊き込みご飯を炊くときは『調味料(液体)+水=白米を3合炊くときの水分量』となるように、調味料が加わる分、水を減らしましょう。

水の入れすぎはべちゃべちゃになるだけでなく、味も薄くなってしまいます。

また、きのこ類のように水分の多い具材を入れすぎると、炊いたときに水分が出て全体的に水分量が増えてしまい、べちゃべちゃの原因になります。

きのこたっぷりの炊き込みご飯も食べたい!

きのこ類をたっぷり入れたいときは、フライパンで軽く塩で炒めてから入れると、水分が飛ばせるだけなく、うま味やコクが増しておすすめです。

水分の多い具材を使う場合はレシピの分量を守るか、水の量を減らすことで失敗しにくくなります

文部科学省の食品成分データベースで、食材の水分量について調べてみました。野菜は全般的に水分が多いですが、具材選びや水加減の参考にしてみてください。

水分量の多い具材(水分90%以上)

舞茸、ぶなしめじ、たけのこ、大根、トマト、もやし、白菜、小松菜、しらたき、こんにゃく

水分量の少なめの具材(水分80%台以下)

さつまいも、れんこん、ごぼう、とうもろこし、スイートコーン、枝豆、油揚げ、塩昆布

私は具材から出る水分が炊き上がりに影響するとは思いもしませんでした。

思い返してみると、私がさつまいもご飯を炊くときは、ご飯の炊き上がりに失敗したことがなかったので、失敗しやすい具材があることに納得できました。

ご飯に芯が残る原因は吸水不足や具材の混ぜ込み

ご飯に芯が残る原因は、水加減が少ないだけではありません。

事前にお米に吸水させずに炊くと、調味料の塩分などの影響でお米が吸水しにくくなり、芯が残る原因になります。

私は吸水させずに白米を炊くことが多く、ご飯に芯が残ったことはなかったので炊き込みご飯も吸水せずに炊いたところ、芯が残ってしまいました。

また、お米と具材を混ぜてから炊くと、加熱にむらができてご飯に芯が残る原因となるため、具材は最後に入れて混ぜないようにします。

さらに、ご飯や具材が炊飯器の許容量をオーバーすると、加熱不足になって芯が残る原因になるため、ご飯や具材を入れすぎないようにしましょう。

炊き込みご飯を作る量の目安がわかるといいんだけど…

ご飯と具材を合わせたときの量は、炊飯器の容量の6割程度におさえるようにします。

炊飯器の容量を5合とすると、炊き込みご飯は2~3合で炊くのがおすすめですが、2合までを推奨しているレシピもあるのでご注意ください。

火力など炊飯器の性能による部分もあるので、炊き込みご飯の最大容量は、説明書を確認しておくと安心です。

私は市販の炊き込みご飯の素を使って容量5合の炊飯器で4合を炊いてみましたが、芯が残っているのがわかるくらいの炊き上がりだったので、お米を入れすぎが原因かなと思いました。

また、釜めしの素などを販売している丸美屋食品工業株式会社のサイトには、タイマー機能を使うことによる加熱不足について以下のように説明されています。

(前略)時間をおくことで調味液が釜の底に沈み、この状態で炊飯すると濃度が濃い底部分の炊飯温度だけが速く上昇してしまいます。 そのため炊飯器のセンサーが誤作動を起こして早めに炊飯が終了し、炊飯不充分(加熱不充分)になる可能性があります。 (後略)

丸美屋

炊飯器の誤作動によって炊けないこともあるのですね。

芯が残るどころか、ほとんど炊けていない状態になる可能性もあるので、タイマー機能は使わないようにしましょう。

ご飯に芯が残らないための注意点
  • お米や具材を合わせた量は、内釜の6割以下にする
  • お米を洗った後は、真水に浸して30分程度(冬場は1時間程度)吸水させる
  • 具材は調味料や米と混ぜないように注意し、最後にお米の上に乗せる
  • タイマー機能は使わずに、材料を入れたらすぐに炊く

味が濃かったり味がしない原因は具材の塩分や水分

量は間違っていないのに味付けが濃くなってしまったり、薄くなってしまったりする場合は、具材が影響している可能性があります。

きのこ類や白菜のように水分を多く含む具材を使うと、具材の水分によって炊き込みご飯の味が薄くなってしまうのです。

逆に、味が濃くなってしまう場合は、塩昆布や塩鮭など、塩分の濃い具材による影響が考えられます。

水分や塩分が多い具材を使うときは、水の量や調味料を減らして調整しましょう。

私はレシピを見て作っても、具材の分量などを適当に増やしてしまい、味が決まらないことがあります。

炊き込みご飯で水分や塩分を含む具材を使う場合は、レシピがあれば、できるだけレシピ通りに作ったほうが味つけの失敗も少ないかもしれないと思いました。

味にむらができる原因はかき混ぜ不足やタイマー機能

調味料と水を入れた後に軽くかき混ぜないと、味にむらができる原因になってしまいます。

私は子供に「味があまりしないところがある」と言われて、調味料とお米を混ぜ忘れて炊いてしまったことに気づいた経験があります。

また、タイマー機能を使うときなど、調味料を入れてから炊くまでに時間をおいてしまうと調味料が下に沈み、お米の上下で味にむらができる原因となってしまうのです。

タイマー機能を使うと水分に浸した具材を長時間放置することになり、腐敗したり食中毒の原因になる可能性もあります。

私は味のむらよりも、生の肉や魚を水に浸したまま置いておく危険性の方が気になりました。

味にむらができないコツはある?

こんにゃくなどの味の染み込みにくい具材は薄く切っておくのがおすすめです。具材に味が染み込むと、お米と混ぜた時にも味のむらができにくくなりますよ♪

味にむらを作らないための注意点
  • 調味料と水を入れたらお米と一緒に軽くかき混ぜる
  • 炊飯器に材料を入れたらタイマー機能を使わずにすぐに炊く
  • 味のしみこみにくい具材は薄く切るのがおすすめ

味つけは黄金比を具材によって調整するのがおすすめ

炊き込みご飯に使う味つけには、塩のみ、だしを使う・使わない、醤油の代わりに白だしを使う、など様々なパターンがあります。

自分の好きな具材でオリジナルの炊き込みご飯を炊いたけど味つけがうまくいかなかった、という方もいるのではないでしょうか。

私は炊き込みご飯の味つけに悩んでネットでレシピを検索したところ、調味料の『黄金比』が存在することを知りました。

黄金比とは、味をおいしく決める調味料の比率を表したものです

調味料の黄金比は、醤油:砂糖:みそ=2:1:1というように表します。

私は「黄金比を守れば、料理の苦手な私でもおいしい炊き込みご飯になるに違いない!」と思い、炊き込みご飯の黄金比をネットで探してみました。

同じ調味料でも色々な黄金比がありますが、私が調べた中から1番よく見かけた黄金比をご紹介します。

炊き込みご飯の黄金比

・醤油:料理酒:みりん=1:1:1
お米1合に対して、各大さじ1を入れます。
顆粒だしを使いたい場合は、お米1合につき小さじ1が目安です。

塩昆布やなめたけなど、塩分やだしの出る具材を入れるときは、醤油を減らしたり、だしは使わないなど、具材によって黄金比を調整することをおすすめします。

私はさっそく黄金比で炊き込みご飯を炊いてみましたが、ほとんど味がつきませんでした。入れた具材に対して分量が合わなかったのかもしれません。

私は「黄金比を守れば絶対美味しくなる!」というわけではなく、具材によって調整が必要で、自分好みの加減を見つけるための参考にするくらいがいいと実感しました。

今回、黄金比に使う調味料を調べていて気になったことが2つあります。

醤油と薄口醤油(淡口醤油)では塩分濃度が違いますが、どちらの醤油でも同じ黄金比にしているレシピあり、濃口と淡口で塩分濃度がどれくらい違うのか知りたくなりました。

また、みりんを使わずに醤油と料理酒だけ、または醤油とみりんだけを使うという意見もあり、料理酒とみりんの使い分けについても知りたくなりました。

そこで、濃口醤油と薄口醤油の違いや、料理酒とみりんの使い分けについても調べたので、順にご紹介していきますね。

薄口醤油と醤油の違いは塩分濃度と風味の強さ

濃口醤油と薄口醤油(淡口醤油)の塩分や用途の違いを調べてみました。

濃口醤油と薄口醤油の違い
  • 薄口醤油:塩分濃度18~19%、淡い色味。素材やだしの風味や色をいかす料理に使う
  • 濃口醤油:塩分濃度16~17%、濃い色味。醤油の風味をきかせたい料理に使う

薄口は色が薄い分、塩が多く使われているので、濃口より塩分が高くなっています。

濃口と薄口の塩分濃度は2~3%違いますが、どれくらいの差か実感しづらいですよね。

海水の塩分濃度は約3%なので、真水と海水くらいの違いと考えると、かなりの差があるように思いませんか?

塩を効かせたいときは薄口醤油を使ったり、レシピに薄口醤油と書かれていても濃口醤油しかないときは、塩を足して調整することができます。

私は薄口醤油は使ったことがないので、煮物やお吸い物などのだしを活かす料理に使って、濃口との食べ比べをしてみたくなりました。

本みりんと料理酒の役割は似ている!違いは甘みと塩気

醤油、料理酒、みりんを使った黄金比をご紹介しましたが、料理の得意な友人は「炊き込みご飯に料理酒とみりんは一緒に使わずに使い分けている」といっていました。

私は、みりんと料理酒をどうやって使い分けるのか、それぞれの効果について調べてみました。

ちなみに、みりんには本みりんの他にアルコール度数の低いみりん風調味料などがありますが、炊き込みご飯には、味の染み込みや臭い消しの効果がある本みりんがおすすめです。

本みりん料理酒
アルコール濃度約14%約13%
魚や肉の臭みを消す
うまみやコクを付ける
味を染みやすくする
素材を柔らかくする×
つや、照りを出す×
塩味をつける×
甘みをつける×

みりんと料理酒には同じような効果もあるのですね!

私は炊き込みご飯を炊く際に必要な効果はみりんと料理酒、どちらにもあると知り、友人の「みりんか料理酒のどちらかしか使わない」という話に納得しました。

味に影響する違いは、甘みを付けるか、塩味をつけるかですね。

私は試しに、醤油と料理酒だけで炊き込みご飯(茶飯)を炊いてみましたが、みりんを入れなくてもおいしく炊けました!

本みりんと料理酒の使い分け
  • さつまいもご飯や栗ご飯など、甘みやコクをつけたい場合はみりんがおすすめ
  • 肉や魚を使った炊き込みご飯など、塩味をつけたり具材を柔らかくしたい場合は料理酒がおすすめ
  • 具材によっては本みりんと料理酒を合わせて使う

炊き込みご飯の失敗しないレシピを考えて作ってみた

私は料理をするとき、適当な手順で作ってしまうことも多いですが、おいしい炊き込みご飯を作るには、手順を守ることも重要だと思いました。

そこで、失敗しないための手順やコツを盛り込んだ炊き込みご飯のレシピを考えてみました!

私も実際に作ってみて、ご飯の硬さはちょうどよく炊けたので、失敗しないか不安な方も、ぜひ1度お試しください♪

もう失敗しない!炊き込みご飯のレシピ

炊き込みご飯で失敗しないために、注意点を盛り込んだレシピを考えてみました!

具材や調味料はお好みでアレンジして、ご家庭のオリジナルに挑戦してみてください♪

炊き込みご飯の材料(3合分)

お米 3合
【具材】
にんじん 1/2本
ごぼう 1/2本
舞茸 1/2パック
塩鮭の切り身 2切れ(200g程度)(骨のないもの。水分を拭いておく)
【調味料】
醤油、みりん、料理酒 各大さじ3
顆粒だし 小さじ3
※鮭の塩気によって調味料を加減してください。

【失敗しない!炊き込みご飯の作り方】
  • 1
    お米を洗って30分程度真水で吸水し、ザルにあげてから炊飯器に入れる

    冬場は1時間程度吸水する。あまり長い時間吸水しない。

  • 2
    にんじんは千切り、ごぼうはささがき、舞茸は適度な大きさにちぎる

    味の染み込みにくい具材や火の通りにくい具材を使うときは薄く切る。

    きのこを多く入れたい場合は、フライパンで炒めて水分を出す。

  • 3
    調味料を合わせて炊飯器に入れる
  • 4
    3合の目盛まで水を入れて全体を軽くかき混ぜる

    水の量は『調味料(液体)+水=白米を炊くときの水分量』にする。

  • 5
    具材を全てお米の上に乗せる

    具材とお米は混ぜないようにする。

  • 6
    炊き込みご飯モードで炊く

    具材を入れたらすぐに炊く。
    炊き込みご飯モードがない場合は普段通りに炊きます。

  • 7
    炊き上がったら具材とご飯を混ぜ、ふたをして10分蒸らしてできあがり

私は冷凍の鮭をそのまま入れて炊きましたが、料理酒やみりんを入れたおかげか臭みは全くありませんでした!塩気の甘い鮭だったせいか味はかなり薄かったので塩鮭がおすすめです。

一緒に切り餅を入れて炊くともちもち食感になるという情報を知り、一緒に入れて炊いています。(画像の白い部分はお餅です)

切り餅を使って簡単におこわ風にアレンジできるので、方法をご紹介しますね。

切り餅でもちもち食感のおこわ風にアレンジ!

炊き込みご飯にもち米を使うともちもち食感が楽しめますが、もち米は白米と水加減が違うため、加減が難しそうに感じてしまいます。

JA全農広報部の公式ツイッターで、炊き込みご飯に切り餅を入れて、おこわのようなもちもち食感が味わえるレシピが紹介されていました。

切り餅を一緒に炊飯器に入れるだけでワンランク上の炊き込みご飯にアレンジできておすすめです

切り餅を使ったアレンジ方法
  1. 炊飯器に炊き込みご飯の材料を全て入れる
  2. 切り餅を適当な大きさにカットして具と一緒に米に乗せる
  3. 炊飯する
  4. 炊けたら全体をよく混ぜる
    ※切り餅は米1.5~2合につき1個が目安です

私は、1つの切り餅を4等分くらいに切って入れました。

炊きあがりはお餅が溶けてドロッとした状態になっていたので、これで大丈夫なのかと不安になりましたが、全体的に混ぜれば違和感を感じませんでした。

お餅がお茶碗にくっつきやすく、お茶碗を洗うときに少し苦戦しましたが、もち米を買わなくても手軽にもちもち感を出せて美味しかったです!

私の子供も「モチモチしてるのがわかる!」とうなずきながら食べていました♪

簡単にできるので、ご家庭に切り餅があったらぜひ一度アレンジしてみてください。

失敗した時の救済法やリメイク方法をご紹介

私はだしを入れ忘れてしまったり、調味料の分量を間違えたのではないかと思うことがあり、炊き上がるまでうまく炊けるか毎回ドキドキしてしまいます。

炊き込みご飯はふたを開けるまで状況がわからず、途中で失敗に気づいても手を加えることは難しいですよね。

失敗した時はがっかりするかもしれませんが、救済やリメイクできる場合があります!

失敗したと思えないほどおいしく食べられる可能性もありますよ♪

失敗別に対処法をご紹介しますので、困ったときはお試しください。

味つけが足りないときは塩味のある食材を混ぜ込む

味つけが薄くなってしまったときは、漬物や梅干しなど塩味のあるものと一緒に食べるのが一番簡単な救済法です。

塩昆布やしらす、混ぜ込みご飯用の乾燥わかめ、なめたけ、味付け海苔など、塩味のあるものを混ぜ込んだり、味を足してお茶漬けやチャーハンにリメイクもできます。

失敗ではなくても、小さいお子さんがいるご家庭など、塩分を控えめにしたい場合は薄味で炊いておき、大人の分は後から混ぜ込みで味を足すのもいいですね。

私が味つけに失敗した時は、「この炊き込みご飯、味がほとんどないね…」といいながら子供の方を見ると、すでに納豆かけご飯にして食べていました(笑)

せっかくの炊き込みご飯が…と少し悲しい気持ちになりましたが、色々な具材が入っている分、栄養は取れたのでよしとしました♪

味が濃くなったらお茶漬けや卵かけご飯にする

炊き込みご飯の味が濃くなってしまった場合は、刻みのりやかつお節を混ぜ込むのが簡単な救済法です。

また、醤油をかけずにとろろご飯や卵かけご飯にすることもできます。

少し手間をかけるなら、塩分が入っていないだしを使ってお茶漬けや雑炊、卵を使ったチャーハンにリメイクするのもいいですね♪

味が濃くなってしまっても救済法が色々あることを知り、私は失敗してもリメイクで楽しめそうだと思いました。和風のオムライスにリメイクするのも美味しそうです!

ご飯がべちゃべちゃになったら焼くか雑炊にする

ご飯がべちゃべちゃになってしまったら、レンジで加熱して水分を飛ばすことが可能です。

1人分のご飯を器に入れ、ラップをせずに電子レンジで1分程度加熱します。加熱時間は様子を見て増減してくださいね。

お茶碗に入れるより、平らなお皿に入れたほうが水分がまんべんなく飛びやすくなります。

リメイクするなら、ラップでおにぎりを作ってからフライパンで焼いて焼きおにぎりにしたり、だし汁で煮て雑炊にするのもおすすめです。

私なら、フライパンにバターや油を敷いて、お好み焼きのようにご飯を広げて焼いてみたいです。少し焦がしておこげを作ったら美味しそうだと思いませんか?

ご飯に芯が残ってしまったら電子レンジで再加熱する

ご飯に芯が残ってしまったら水を足して再加熱する方法もありますが、水分の調整が難しく、逆にべちゃべちゃになる可能性があります。

芯が残ったご飯は電子レンジを使うと簡単に救済できますよ!

芯が残ったご飯の復活方法
  1. 1人分のご飯をお皿にたいらに広げる
  2. ご飯に大さじ1程度の水を振りかけて軽くラップをする
  3. 電子レンジで600wで2~3分程度加熱する
  4. ラップをしたまま1分程度蒸らす
    ※加熱時間や水の量は様子を見て加減してみてください

リメイク法としては、鍋にだしを入れて、炊き込みご飯を加えて雑炊にするのもおすすめです。

家族の人数分をレンジで復活させるのは少し手間に感じるので、私だったら大きめの鍋で雑炊にしたり、お鍋のシメの雑炊を炊き込みご飯で作るのもいいかなと思いました。

無洗米を使うときは1カップにつき小さじ1の水を足す

私はたまに無洗米を買ってくることがありますが、最近まで、普通の白米より水加減を多くしないといけないことを知りませんでした。

無洗米は米ぬかが取り除かれている状態になっているので、通常の白米に比べて1カップあたりのお米の量が多くなります。

お米が増える分だけ水を多めに入れないと、炊き上がりが硬くなる原因になってしまいます。

水を多く入れるとその分調味料も薄まるので、量を多く炊くときは注意が必要です。

無洗米を普通の白米用の計量カップで計る場合は、1カップあたり小さじ1杯の水を足し、調味料は必要に応じて増やしましょう。

無洗米を普段からお使いの方には無洗米用の計量カップがおすすめです。

無洗米の目盛で計れば、通常の白米と同じ水加減や調味料でいいのであると重宝しそうですね!普通の白米用の目盛もあり、お手頃な価格も魅力です。

無洗米用の計量カップを扱っている100均もあるようなので、気になった方はチェックしてみてくださいね。

私は無洗米で炊き込みご飯を炊くとき、どれくらい水を増やしていいのかわからず、なんとなくで増やしていたので、芯が残ってしまったり、べちゃべちゃになることがありました。

無洗米専用の計量カップがあることを知らなかったので、私は専用カップを使って普通のお米と同じ調味料で炊いたほうが簡単でいいなと思いました。

炊き込みご飯の保温は4時間が限度!長時間は危険

炊き込みご飯を炊飯器に入れたまま保温したい方もいると思います。

しかし、炊き込みご飯には具材や調味料が入っているため、長時間の保温は炊き込みご飯が腐る原因になるためおすすめできません。

長時間保温すると水分が飛んでパサついてしまい、おいしさも落ちてしまいます。

炊飯器での保温時間は4時間が限界とされていますが、できるだけはやく別の容器に移すかラップなどに小分けし、冷凍や冷蔵で保存して食べる際に温めるようにします。

また、調味料の塩分は内釜の腐食の原因にもなるので、保温時間はできるだけ少なくしましょう。

私は内釜が空っぽになっても、洗うのをつい後回しにしてしまいます。内釜の腐食を考えると、長時間放置しないで、早めに洗うように気をつけようと思いました。

まとめ

  • 炊き込みご飯は、調味料と水を入れる順番を間違ったり、水分の多い具材を多く入れると、ご飯がべちゃべちゃして失敗する原因になる
  • 炊き込みご飯は、炊く前にお米に吸水させなかったり、炊く前に具材とお米を混ぜてしまうと、ご飯に芯が残る原因になる
  • 水分の多い具材や塩分の強い具材を炊き込みご飯に使うと、味つけに失敗する場合がある
  • タイマー機能は味にむらができたり、ご飯に芯が残ったり、食中毒の原因になるので使わないようにする
  • 炊き込みご飯の黄金比は、醤油:みりん:料理酒=1:1:1。米1合につき各大さじ1、さらに顆粒出しを入れる場合は小さじ1入れる
  • 味つけは黄金比を参考に、具材や好みによって使う調味料や量や調整するのがおすすめ
  • 炊き込みご飯に失敗しても、味を足したり、雑炊や焼きおにぎりなどにリメイクすることができる
  • 無洗米を使うときは、1カップにつき水小さじ1を足して炊くとご飯が硬くならない
  • 炊き込みご飯を炊飯器で長時間保温すると腐敗や内釜を傷める原因になる

炊き込みご飯を作るときには、水加減の他にも多くの注意点がありますが、私は、注意点に気を付ければ、お米の炊き具合は失敗しないですみそうだと思いました。

私は具材によって調味料をうまく加減するのは難しいと実感しましたが、具材や調味料を変えたりと、試行錯誤を楽しむいいかもしれませんね!

具材のアレンジも楽しみながら、ご家庭ならではのおいしい炊き込みご飯が炊けるといいですね♪

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